玉袋筋太郎 子供の頃から歌舞伎町に通って学んだことを語る

玉袋筋太郎 子供の頃から歌舞伎町に通って学んだことを語る 大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!

玉袋筋太郎さんが2023年11月1日配信のTBSラジオTBSラジオ『大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!』の中で子供の頃から通っていた新宿・歌舞伎町で学んだことを話していました。

(玉袋筋太郎)新宿ね。新宿の話って言われたんだけど……まあ、幼少期はちょっと話したけれども。そういったね、恵まれた環境というか。あれだけど。やっぱり思春期を越えてくると、今度は歌舞伎町の方に行ったりするんだよね。あそこは、すごいところだったね。今でもすごいんだけど、形を変えて……今、なんかトー横キッズとか、いろいろいるけどさ。あんなの、騒いでるけどさ、あれは形を変えた歌舞伎町だよ。昔もあんなの、いるんだから。

(博多大吉)ですよね。昔からあんな人って、いますもんね。必ず、一定数。

(玉袋筋太郎)いるんだから。そうなのよ。

(博多大吉)昨日、今日じゃないですよね?

昔からトー横キッズみたいな人はいた

(玉袋筋太郎)で、映画を見に行くのも歌舞伎町だし。映画館、いっぱいあったし。シネコンじゃない頃の映画館がたくさんあったし。そういうところを子供の頃、言ってみりゃ思春期もあるんだけど。小学生の頃から歌舞伎町に友達同士で遊び行っちゃってるから。

(博多大吉)だってチャリで行ける距離でしょう?

(玉袋筋太郎)全然行けるよ。それで考えるとね、まあ子供ながらにやっぱり怖い人とか、そういうセンサーがどんどんどんどん発達してくるわけ。「ああ、この人は怖いな」「ああ、この人はラリってるな」とかさ。で、そういう中でずっと育ってきてるから、なんかね、俺は落とし穴に落ちたことはないんだよ。歌舞伎町、落とし穴って絶対あるわけで。たとえばさ、お姉ちゃん目当てで、なんかそういうのに引っかかっちゃってさ。もうあり金を全部取られるとか。ああいうのとか、見ちゃっているから。なんにもそういうのを、ないんだよね。センサーはずっと、今でもそのまんまかな。

(博多大吉)逆に僕とか、あんまり慣れてない人間の方が引っかかりますね。

(玉袋筋太郎)やっぱりやられちゃうでしょう?

(博多大吉)だし、落とし穴なんかにパッと落ちちゃうんですよね。

(玉袋筋太郎)落とし穴だらけだから。うん。

(博多大吉)でも、だからそれはやっぱり大事なことかもしんないですね。人生においては。

(玉袋筋太郎)これは大事だと思う。

(博多大吉)言ったら勉強よりも。だって、もう玉さんぐらいになるとパッと見て「こいつとは付き合わない方がいい」とか、わかるでしょう? すれ違いざまにでも。

(玉袋筋太郎)わかる、わかる。

(博多大吉)こっちは1回、話は聞いてみないとわからないみたいな教育を受けてるから。これはね、声を大にして言いたいですよね。「話せばわかる」なんて、絵空事ですよ。

(玉袋筋太郎)ない! パッと見て、匂い。「これは危ない!」って。危険を察知するっていうこの能力。これをね、やっぱり鍛えないとどんどんどんどん退化していくから。そういうセンサーっていうのは。

鍛えないとセンサーは退化していく

(博多大吉)それでね、ネットの情報とかに踊らされて。ますますますますっていうのは、ちょっと危惧する面ではありますね。

(玉袋筋太郎)言ってみりゃね、そう言いながら俺は30年近く人を見抜けないで迷惑をこうむった隣にいたやつがいるんだけどね。そこはちょっと失敗したな。

(博多大吉)うん? 何のことをおっしゃってるのかがちょっと私……(笑)。いや、でも人生っていう大河ドラマじゃないですか。

(玉袋筋太郎)大河ドラマだねえ。

(博多大吉)なんか、だって、ねえ。船木と藤田が今、NOAHで戦ってるんですよ? とんでもなくないっすか?

(玉袋筋太郎)フハハハハハハハハッ!

(博多大吉)大仁田が今、アジアタッグのチャンピオンやったかな? もう今、取られたかな? なんかね、わかんないっすね。

(玉袋筋太郎)そうでしょう。でもまあ、猪木も死んで……まあ、そんなことはいいか(笑)。新宿、そういうことがねたくさんあってね。

<書き起こしおわり>

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