能町みね子さんが2020年10月17日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』に出演。光浦靖子さんが文藝春秋で発表した「49歳になりまして」というコラムについて話していました。
(能町みね子)あと光浦さんのコラムですかね。よかったのが。これ、光浦さんのコラム、本当に本音で語っていたんですけども。たぶん周りの方にはこの話、していて。私も実は聞いたことがあって。
(土屋伸之)僕も聞いたことはあります。留学をする予定だったっていう。
本当は留学をする予定だった
光浦靖子「49歳になりまして」芸歴28年・もう一つの人生も回収したい
「文藝春秋」11月号「巻頭随筆」より #光浦靖子 #文春オンラインhttps://t.co/Gibpzef1Wj— 文春オンライン (@bunshun_online) October 15, 2020
(能町みね子)本当は留学をする予定だったっていう。たぶん素人目には光浦さんなんてもうめちゃめちゃ売れっ子だし。「もう何もしないでも安定でしょう」みたいな気持ちになるんですけども。やっぱり本人の中では本当にいろいろ思うことがあって。よく仰っていたのが……あんまり全て言うのもなんですけど。「やっぱり自分は芸がないっていうことは結構コンプレックスだった」っていう話もされていて。
なんとなく、テレビが盛り上がってる時期に面白い人だっていうんでヌルッと出てきちゃったけども。別に漫才とかコントで評価されたわけでもないし。最初、大久保さんは出なかったりしたし……っていうことで、ずっとなんとなくやってきたから逆にものすごく調和能力が高い方だなと思うんですよね。
(塙宣之)なるほどね。
(土屋伸之)たしかに。
(能町みね子)だからこそ、ああいう風にいろんなお仕事をされて人気があってきたんでしょうけども。たぶん本人の中では「一芸に秀でた」みたいなところがないことにどうしてもコンプレックスがあったのかなと思って。すごい、なんかいい文章を書いてくださったなと思いましたね。
本人が抱えていたコンプレックス
(土屋伸之)飄々としながらも、やっぱりそういうところをずっと考えていらっしゃったのかなっていうか、悩んでらっしゃったというか。
(能町みね子)そうですね。
(土屋伸之)どんな人でもそういうのを思っているのかもしれないですね。
(能町みね子)そうですね。売れてる人でもなんかあるんでしょうね。
(土屋伸之)第二の人生みたいなことですかね。
<書き起こしおわり>