立川談笑さんが2020年8月29日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』に出演。ナイツのお二人と亡くなった内海桂子師匠、そして立川談志師匠について話していました。
ナイツが内海桂子と「徹子の部屋」で師弟漫才 https://t.co/4zcUUZQfyY pic.twitter.com/FNpBXELk1C
— お笑いナタリー (@owarai_natalie) February 4, 2016
(土屋伸之)ここからは1週間を雑談で振り返る「常連さんに聞いてみよう」のお時間です。今朝は初登場、立川談笑師匠です。よろしくお願いします。
(立川談笑)よろしくお願いしまーす。どうも、ご愁傷さまでーす。
(土屋伸之)フフフ、そのテンションで言う言葉じゃないんですよ(笑)。ちょっとテンションだけ間違ってますね(笑)。
(外山惠理)テンションがね(笑)。フフフ(笑)。
(塙宣之)なんか師匠同士がキスしてましたけどね。
(土屋伸之)ああ、談志師匠と桂子師匠が。
(塙宣之)あれ、なんなんですか? 僕もあれ、知らなかったんですけども。
(立川談笑)ああ、随分ね、お互いにリスペクトしてましたよね。でもね、今もオープニングを聞いていて、「ああ、やっぱりね、芸人の弟子ってそうだよな」と思って。
(立川談笑)だから、ねえ。こういう訃報に当たっても、これはね、笑いにして思い出話をするっていう。これがね、我々の供養と言うかね。だから談志の時もそうでしたよ。談志、75ですよだ? だって桂子師匠はね、22年も長く生きているんですからね。
笑いにして思い出話をする
談志の時もその時、バーッと報せがあった時にね、集まれる間だけ。弟子だけね、銀座の美弥っていうバーがあって。談志が行きつけの。で、マムシさんもよくいらしていたところなんだけど。そこにみんなで集まって、飲みながら思い出話をするんだけど。もう、地下のバーなんだけどね。1階に新聞記者だとかがコメント取りでずっと控えてるわけ。
で、地下で我々が何を話していたか?っていうと、その談志の思い出話でね、大爆笑なの。ドッカーン!って笑って。「バカ! 声が大きいから! 上の新聞記者たちが『談志の弟子が死んで喜んでるぞ』って思うぞ? だからみんな、声を静かにしろ!」っていうぐらいにやっぱりそういうね、面白いエピソードだとか、そういう話をどれだけ持ってるか?っていう。そうなるじゃないですか。
(土屋伸之)なるほどね。思い出を語ると。
(立川談笑)だから今の若い人たちなんかも、本当は桂子師匠なんか知らないような人たちも、ナイツさんを通じて知ってる人たちがどれほどいるか。いや、いい仕事というか。しっかり売れて。もういい弟子を持ったと思いますよね。
(塙宣之)だって桂子師匠、クールポコの臼をゴミ箱だと思ってツバを吐いたことあるんですよ?
(立川談笑)フハハハハハハハハッ!
クールポコの臼にツバを吐く桂子師匠
(塙宣之)もう最高じゃないですか。「カーッ、ペッ!」って。
(土屋伸之)舞台袖のゴミ箱だと思っていたっていう。
(塙宣之)置いてあるゴミ箱だと思って。
(土屋伸之)でも「なーにー?」とは言わなかったよね。
(塙宣之)クールポコも「やっちまったな!」って言わないんですもん。「あ、えっ? ええっ?」って(笑)。
(外山惠理)アハハハハハハハハッ!
(立川談笑)集まったその美弥そこのっていうそのバー。みんな集まったのよ。落語家も集まった。マムシさんも来た。そこのマスターがね、つい10日ぐらい前かな? お亡くなりになって。はるさんっていう。で、今時ってさ、あれなのね。お葬式とかあんまり大々的にやってくれないから。時期が時期だから。だからね、まだ行けないんだよ。本当に。
(土屋伸之)そうですね……。
<書き起こしおわり>