岡村靖幸と松任谷由実 男女交際の年齢差を語る

岡村靖幸と松任谷由実 男女交際の年齢差を語る ニッポン放送

岡村靖幸さんが2020年7月31日放送のニッポン放送『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』の中で松任谷由実さんと男女交際の年齢差について話していました。

(松任谷由実)次のメール。「彼との交際に踏み切れません。それは私が彼より13歳も年上だからです。男の人ってきっとすぐ若い子の方が良くなるものだと、始まる前から傷つくことを恐れて一歩も前に進めません。彼を信じられない自分にも自己嫌悪です。男の人だと相手の女の人の年齢がすごく下でも好きになるのにそんなにためらいがない気がしますが、どうですか? 私は彼と付き合ってもいいのでしょうか?」。いい悩みだね。

(岡村靖幸)お互いに気持ちがあれば何の問題もないです。それは非常に……問題ないです。人間は結構多義的で、いろんな好みがありますよ。年齢だけとか、若さだけで人を好きになったり嫌いになったり……そんなこともあるでしょうが、そんな簡単には人はくくれないと思っています。

(松任谷由実)このケースで行って、ちょっとしたら若い子に行っちゃったっていう時でも、もうそれまでの男だったっていう……。

(岡村靖幸)そんなこともあるでしょうし、ベタジーニさんみたいな人生もあるでしょうし。いろんな人がいると思います。そんな簡単なことでは……。

25歳差カップル、ペタジーニ夫妻

(松任谷由実)そこのカルチャーってあるよね。たとえばフランスとかだったら、全然すごい年上のマダムとすごい若い子がカフェで親密に話したりしてても全然いやらしくないっていうか、おかしくないけど。それを奇異な目で見るカルチャーっていうのもあるじゃん?

(岡村靖幸)だから相手といると非常に豊かになる。自分の人生を豊かになるし、本当に知的で本当に自分の人生も豊かになるし、生きてて楽しいって思う人と……それが大事だって思う人はそういう人と付き合うと思うんです。年齢は関係なく。

(松任谷由実)それはたまたまそういう年齢だったということでね。

(岡村靖幸)で、その見た目もその趣味も十人十色ですしね。「こうじゃなきゃダメ」なんて全然ないですし。それは男女逆でもそうです。当然そうなんですけども。

(松任谷由実)誰だっけ? 内海桂子師匠だっけ? いいよね、ああいうのも。

(岡村靖幸)そうですね。歳を取れば取るほど、僕が思うことはやっぱりそんな人間の理は簡単じゃないし、やっぱりミステリアスだし。本当に面白いことがたくさんあって、今仰っていたその年齢差があるからどうのこうのなんていうことも、その気持ちも分からないではないですが。

(松任谷由実)女性の方が気にしがちですね。割と男性の方がそういうね、今岡村ちゃんが言ったように自分の人生を豊かにしていく。「学びたい」とかそういうのが強くて。自分がそのレベルの感性とか教養とか。そこにふさわしくなりたいっていう向上心が男性の方が強くて。こういう場合、女性の方が実年齢とか急に気にしだすような気がする。

(岡村靖幸)うーん。それは、なんでしょうね?

女性の方が実年齢を気にしがち?

(松任谷由実)やっぱり子供を作るとか、そういう……もう作れない年齢になったとしても、そういう動物的な構造から来るものなのかもしれないね。

(岡村靖幸)そんなものは乗り越えてほしいですけどね。そんなことは乗り越えたとこに第二、第三、第四の人生のステージがまた来ます。

(松任谷由実)説得力がありますね。

(岡村靖幸)フフフ(笑)。

(松任谷由実)私まで勇気をもらいましたよ(笑)。

(岡村靖幸)ちょっと偉そうですいませんでした(笑)。

<書き起こしおわり>

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