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宇多丸 映画『彼らは生きていた』を語る

宇多丸 映画『彼らは生きていた』を語る アフター6ジャンクション
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宇多丸さんが2020年3月4日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中で映画『彼らは生きていた』について話していました。

(宇多丸)なので、すいませんね。僕、仕事だっていうのもありますけども。今日、ここに来る前に映画を1本、見てきたりとかしてきましたね。今週の映画評が、サム・メンデス監督の『1917 命をかけた伝令』なんですけども。第一次世界大戦物っていうことでちょうどこのタイミングで……ガチャにもずっと入っていたんですけども。これも見ておかないわけにはいかないだろうっていうことで。『彼らは生きていた』。ピーター・ジャクソンが監督でドキュメンタリーですね。第一次世界大戦の記録映像といろんな方の証言インタビューみたいなものを組み合わせて。なおかつ、その記録映像にもう完全に今の映像としか思えないカラー処理を……。

(日比麻音子)これ、私ははじめに宣伝を見た時に「えっ? リメイクかな?」って思ったぐらいです。

(宇多丸)そうそう。新たに映像を撮ったのかな?って思うぐらいでしょう? これはその当時の本当の映像にデジタル的に色を付けているんですよ。

(日比麻音子)すごいですよね。これ、それで画質もよくなっていますもんね。

(宇多丸)そう。すごかったです。まあ98分と見やすいし。僕はイメージフォーラムで見てきましたけども。まだ回数もいっぱいやっていたりして。なので、まあ『1917 命をかけた伝令』に備えて見てきました。まあ評の中でも触れると思います。でもこれは先に言っておきますけども。この『彼らは生きていた』自体はガチャからは外れちゃったんで言っておきますが、もうめっちゃおすすめです!

(日比麻音子)ええっ、行かなきゃ!

「めっちゃおすすめです!」(宇多丸)

(宇多丸)戦争映画……これは多田遠志さんがおっしゃっていたのかな? 戦争映画全般が、もうこれは本物だから。で、あまりにも映像のクリアさと、あとは構成とかも非常に巧みなので。結構大抵の戦争映画はやっぱり作り物だから。なんかもう、これの前には……っていう感じがするぐらい。で、なおかつやっぱり兵士たちの本当に人間的な側面であったりとか。もちろん、まあ第一次世界大戦ですからね。本当に人類が初めて遭遇する地獄の極みのような戦場の様子というのも生々しいし。

その裏表としての本当に生きていた兵士たちが生き生きと……たとえば、イギリス兵側の視点で描かれているんですが、敵であるところのドイツ兵。これ、『1917』だとドイツ兵との関係は割と突き放した関係で描かれていますけども。実際にはイギリス兵とドイツ兵、どういう感じだったのか、とか。それもすごく「ああ、やっぱり戦争って……」って。もちろん戦争、結論としては「戦争、最悪」っていうことなんだけども。やっぱり1個1個の兵士たちはやっぱり人間なんだなっていうね。

(日比麻音子)「生きていたんだ」っていう。

(宇多丸)そう。本当に『彼らは生きていた』っていう。ちなみに原題のタイトルは『THEY SHALL NOT GROW OLD』。「彼らはもう歳を取らない」っていうね。これは要するに、兵士たちがめっちゃ若いんですよ。一応18が基準ってなっていたんだけども、17で入っている子もいたり。

(日比麻音子)そうか。健康で勢いのある、志願をした人たちがまず行っているわけですもんね。

ピーター・ジャクソンの最高傑作のひとつ

(宇多丸)で、やっぱり近代的な戦争のあり方というものをまだみんな知らないので。第一次世界大戦は。だから我々が知るこの悲惨な戦争の現実というものもみんな知らない状態ということも含めて。まあ、とにかくいろんな意味で、それがたった98分に詰め込まれていて。間違いなくピーター・ジャクソンの最高傑作のひとつだと思いますね。

(日比麻音子)ああー、見たい!

(宇多丸)ということで『1917』の参考作品として『彼らは生きていた』も見てきたりしました。

<書き起こしおわり>

町山智浩『1917 命をかけた伝令』『彼らは生きていた』を語る
町山智浩さんが2020年1月14日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中で第一次世界大戦の西部戦線の戦いを描いた映画『1917 命をかけた伝令』と『彼らは生きていた』を紹介していました。
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