オードリー春日 おすすめ漫画を語る

オードリー春日 おすすめ漫画を語る オードリーのオールナイトニッポン

(春日俊彰)今、やっているやつでしょう? なんだろうな……うーん。面白いの。だから、始まったばっかりのがいいんじゃない? 若林さん。結構出ちゃっていると、もう1から読むのが大変だったりするでしょう?

(若林正恭)そうかな?

(春日俊彰)だって40巻とか出ちゃっているやつを1からまたさ、読むのは結構大変だよ。

(若林正恭)ハマりたいけどね。ただ、そのぐらい。

(春日俊彰)なるへそ。まあ、『刃牙』も面白いけどね。

おすすめ漫画『バキ道』

(若林正恭)いや、お前さ、変わってないじゃん? お前、同じ答えをしていたよ。高校生の時も。

(春日俊彰)刃牙は今、力士軍と……大相撲の力士5人と地下闘技場の戦士5人とで5対5ぐらのやつで戦っているのよ。

(若林正恭)まあ、そうか。いや、もちろんいいんだけど。春日はそれで、手塚治虫も読むもんね。

(春日俊彰)手塚先生のもそうね。全部は読み切れていないね。手塚先生のも読ませていただいてますよ。

(若林正恭)なんかさ、不思議なんだけど。ラジオも本当、中学の時からすごい聞くじゃん。

(春日俊彰)聞く!

(若林正恭)で、テレビもめちゃ見るし、漫画もめちゃくちゃ読むけどさ、何でそんな感じなの?

(春日俊彰)どういうことだ、それは?

(若林正恭)いや、お前の頭の中でもう本当、佐久間さんぐらいエンタメが詰まってるんだよ。でもさ、なんか佐久間さんはインプットもするけど、アウトプットもしてるじゃん? お前、インプットばっかりして破裂するはずなんだよ、本当は。アウトプットしていなかったら。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!

(若林正恭)アウトプットをしちゃうと思うのよ。それだけ詰まっていたら。

(春日俊彰)ああ、なるほどね。自然とね。

(若林正恭)もう本当、「マッチョでトゥース」だけでしょう? だって自分でアウトプットしてるの。

(春日俊彰)マチョトゥもね、もうだいぶ……6、7年やってるからね。連載をね。

春日のアウトプット「マッチョでトゥース」

(若林正恭)うん。

(春日俊彰)ただ、同じような話ばっかりしているから。ずっと、毎月(笑)。

(若林正恭)それは、許されるの?(笑)。

(春日俊彰)許されるっていうか、まあまあ、連載をさせてもらっているからね。

(若林正恭)それで俺さ、今、西村瑞樹さんのエッセイを読んでるんだけど。俺ね、本当に冒頭の最初のあいさつみたいなところで、「もう苦痛で普通で仕方なかった。2週間に1回、エッセイの締め切りがくるのが」って書いてあるのよ(笑)。で、この間、西村さんに会った時に「西村さん、あれめっちゃ面白いっすよ」って言ったら「やめてよ」「あれ、書いていましたけど、エッセイを書くの、キツかったですか?」「もうキツすぎて絶叫しながら書いていたよ!」っつって。フハハハハハハハハッ!

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!

(若林正恭)そんな……エッセイってさ、自分で書いていてなんだけど。なんか「私を見て。そしてキスして」だと思うのよ。

(春日俊彰)はいはいはい。

(若林正恭)だいたいもう承認欲求の塊が書くに決まってるんだと思ってて。だからペンが進むわけじゃない?

(春日俊彰)まあ、知ってもらいたいこととかね。

(若林正恭)それで読んでいてね、いろんなことを考えるわ。こんなに「知ってもらいたい」という気持ちがないエッセイって面白いなと思って(笑)。

(春日俊彰)なるほどね。ああ、新しいのかもしれんな。

「知ってもらいたい」という気持ちがないエッセイ

(若林正恭)いや、すごい面白いんだよね。書いてあることが(笑)。

(春日俊彰)たしかにね、西村瑞樹さんも、なさそうだしね。やっぱりね。「知ってもらいたい」っていうことがね。

(若林正恭)それが一切、感じられないもん。本当にエッセイの最後の一文が胸に残んなかったりするからね。決めに来てるのに。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! それ、よくやっているな。すごいよ。

(若林正恭)でも、それがいいんだよね。

(春日俊彰)なるへそ。何も考えさせられることもないし。

(若林正恭)ないし。

(春日俊彰)ただ単に「苦痛だ」ということだけが伝わってくるエッセイ?

(若林正恭)そうなの(笑)。

<書き起こしおわり>

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