吉田豪 ゴッドプロデューサーKAZUKIを語る

吉田豪 ゴッドプロデューサーKAZUKIを語る TBSラジオ

吉田豪さんが2008年末から2009年初頭にかけてTBSラジオ『ストリーム』の中でゴッドプロデューサーKAZUKIさんについて話していました。

(松本ともこ)2008年タレント本ベスト10、ベスト3に来ましたね。第3位、お願いします。

(吉田豪)3位、KAZUKI『小室哲哉 50年の軌跡』。

(小西克哉)はい。ということでございますね。KAZUKI?

(吉田豪)これは小室さんの騒動で突然名前が出てきた「ゴッドプロデューサー」という肩書きの人なんですけれども。何者かわかんないじゃないですか。小室さんが一時期、なんかそのトラブルを処理するために作った「イーミュージック」っていう会社があって。そこと契約しているプロデューサー。しかし、小室さんとの面識はないという人が小室さんの本を書いたという。すごいんですよ。それでゴッドプロデューサーということで、「神の声が聞ける」っていう。

(小西克哉)わかんないんだけど……その神の声が聞けるということでゴッドプロデューサー?

神の声が聞こえるゴッドプロデューサー

(吉田豪)そうなんです。で、これは実はある雑誌……マッドマックスっていう雑誌で語っていたんですけども。「この本を出すにあたって神を経由して小室の本当の声を聞こうと試してみたけどダメだった。神は言った。『この本はお前の視点で書け』とね。これを読んだ小室が全部、俺の好きな空想だけど『面白いじゃないか』と思ってくればいいんじゃない?」っていう。空想らしいんですよ(笑)。

(松本ともこ)ええーっ!

(小西克哉)ああ、そうなの? フハハハハハハハハッ!

(吉田豪)これね、今年ナンバーワンにしてもいいぐらいの、本当に事件みたいな本ですよ。すごいのが出た!

(小西克哉)これ、タレント部門トンデモ本コーナーみたいなね。そういう感じだね。

(吉田豪)ちょっと1行目。「はじめに 俺はゴッドプロデューサーKAZUKI」っていう(笑)。自己紹介から始まるんですよ(笑)。

(小西克哉)自己紹介(笑)。まあ、ちょっと低姿勢じゃないの?

(吉田豪)すごいんですよ。で、「本来は歴史小説作家だからこんな畑違いな本は書かないが、出版社の親会社が京都という同じ関西のよしみでやることにした」っていう、えらいざっくりとした接点なんですよ(笑)。で、さらには第一章ですよ。「プロローグ まずは小室の生い立ちからだいたい絶頂期辺りの人生をイーミュージック専属アーティストのSIZUKUに紹介してもらおう。頼んだぜ!」っていう。いきなり人任せにして(笑)。

(小西克哉)振りなの? MCなの、この人は?

いきなり人任せ

(吉田豪)で、SIZUKUさんが「◯◯みたいですね」とか、ずっと伝聞っぽく小室の人生を語るっていう(笑)。

(小西克哉)フハハハハハハハハッ!

(吉田豪)そして……「ここからはSIZUKUに代わってゴッドプロデューサーの俺が話すぞ!」っつって(笑)。

(小西克哉)だから、なんなんですかね? 面白すぎるな。だから口述筆記なんじゃないですかね?

(吉田豪)すごい。すごい本が出た!

(小西克哉)さすが、3位に入るだけのものはありました。

(松本ともこ)KAZUKI(笑)。

(吉田豪)出たばっかりなんですけどね、ヤバいですよ。いきなり、出たばっかりでこの位置はすごいです。

(中略)

(吉田豪)この3位は暴露本かと思ったら違う本だったっていう(笑)。これはいいですよ! で、KAZUKIはさらにヤバいんですよ。もうすぐ出る本の予定が中にあったんですけど。これにも、あれですよ。『小室桂子 家族愛』っていうのが今度、出るらしいですよ(笑)。

(小西克哉)小西桂子さんって、誰?

(吉田豪)夫人ですよ。夫人の本も出るらしいとか、あとはKAZUKI自伝も出るらしいっていう。『俺がゴッドだ』っていうのが出るらしいんですよ(笑)。

(小西克哉)このビジネスモデル、いろいろと作れそうですよね。

(吉田豪)「あの『小室哲哉 50年の軌跡』の著者が放つ『俺がゴッドだ』」っていう。

(松本ともこ)どんな人なんだろう?(笑)。

(小西克哉)じゃあ結構KAZUKIは吉田豪的には来ているみたいですね。

(吉田豪)来てますね!

(松本ともこ)食い込んできた感じですね。

(次の回の放送で……)

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