東京03・飯塚と佐久間宣行 お笑い第七世代を語る

東京03・飯塚と佐久間宣行 お笑い第七世代を語る 佐久間宣行のオールナイトニッポン0

東京03の飯塚悟志さんがニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』に出演。お笑い第七世代について話していました。

(佐久間宣行)あ、すいません。1個メールが来てます。「最新の抜けるコント男優を教えてもらっていいですか?」。ああ……たぶんですよ? 翻訳しますけど……「気になる若手芸人」ってことだと思います。フハハハハハハハハッ!

(飯塚悟志)スッとそうやって言え!

(佐久間宣行)コントの若手芸人っていうことだと思いますよ。飯塚さん、最近第七世代の子たちと結構仲がいいじゃないですか。

(飯塚悟志)そうですね。一緒にこの前、単独ライブの追加公演は毎回、追加企画っていうことで。本編とはまた別の催し物というか企画をやるですけど。それはね、今回は第七世代と一緒にコントということで。3日間あったんですけど日替わりで。初日がハナコで2日目がかが屋で3日目が空気階段っていう。で、オークラがコントを書いてくれて、それぞれやったんですけど。三組ともまあ面白かったですね。

(佐久間宣行)僕、その話で1個だけ聞いた話があるんで、言ってもいいですか?

(飯塚悟志)うん。なに?

(佐久間宣行)かが屋とハナコと空気階段で追加公演のコント30分ぐらいやるって聞いた時に、最初はあれなでしょう? 本当はひとつのコントで役柄だけを変えて3日間やる予定だったんでしょう? それをオークラさんが悩んで悩んで。飯塚さんに「飯塚さん、ごめん。やっぱりキャラが違いすぎて。ハナコとかが屋と空気階段が。だから、全部違うネタにしていい?」っつったんだって。それ、オークラさんもすごいんだけど。20分から30分のネタを3本、書き下ろすのよ。

で、ただいちばん大変なのは03でさ。単独を2時間やった後でさ、毎回違うネタを覚えなきゃいけない。それを飯塚さんに「悪いな」と思ってオークラさんが言ったんだって。これ、オークラさんから一昨日、聞いたんだけど。そしたら飯塚さんが「いやいや、やるよ、オークラ」って。即決した後、飯塚さんがオークラさんに言ったセリフね。「あのさ、オークラ。俺たちみんなが『できない』、みんなが『無理だ』っていうことをさ、ちょっとずつやってきたからいまの俺たちがあるのよ。だから俺たち、これからもやってこうぜ」って飯塚さんが言って、オークラさんが泣いたんだって(笑)。

(飯塚悟志)フハハハハハハハハッ!

(佐久間宣行)「泣いたんだよ、佐久間さーん!」って(笑)。

泣いたオークラ

(飯塚悟志)そんな言い方、したっけな?(笑)。まあまあ、似たようなことを言ったけども……(笑)。

(佐久間宣行)青春。まだ青春ね(笑)。

(飯塚悟志)そうっすね、うん(笑)。

(佐久間宣行)あと、だからもう1個、俺の好きな話は前回の単独ライブの最後のネタが30分、あるんだけども。そのオークラさん、ちょっといろいろご親戚に不幸とかがあって、書けなかったんだよね。ネタをね。で、前日かなんかに30分のネタを台本で送るしかなくて。立ち会えないっていう。で、「飯塚さん、ごめん!」ってメールを送ったら飯塚さんからメールが帰ってきて。「何を言ってんだよ。30分、コントを覚えるだけだろ?」って返ってきたんだって。で、オークラさん、また泣いたって。フハハハハハハハハッ!

(飯塚悟志)アハハハハハハハハッ! そのオークラが泣くオチ(笑)。

(佐久間宣行)青春コントクソ野郎だよ(笑)。

(飯塚悟志)「クソ」はいらねえだろ?(笑)。なんで「クソ」をつけたんだよ! まあね、ちょっとお恥ずかしい。そうですよね(笑)。

(佐久間宣行)やっぱりでも、飯塚さんはそういうコントの熱さがあるけど。結構いまの第七世代ってみんなそのぐらいの熱さがあって。「コント好きです!」っていう感じで飯塚さんと対峙してくる若手、結構いますよね。

(飯塚悟志)純粋。なんか本当に純粋にお笑い好き、コント好きっていう人が多いですよね。

(佐久間宣行)いま、仲がいいっていうか、よくそういう話をしたことあるのって、だからハナコでしょう。かが屋でしょう。空気階段。あとはゾフィーとかですか? あとはザ・マミィ?

(飯塚悟志)ですね。それが多いかな?

(佐久間宣行)みんな、面白い?

(飯塚悟志)みんな、面白い! 本当にみんな……。

(佐久間宣行)フフフ……(笑)。

(飯塚悟志)バカにしてるでしょう? なに、いまの感じ。「みんな、面白い」ってニヤニヤしながら……。

(佐久間宣行)いや、違うのよ。ハナコの単独とかに行くと、俺がいるのとかディレクターがいるのはわかるじゃん? 毎回いるんだから(笑)。全部、若手の単独に(笑)。

(飯塚悟志)まあね。やっぱり見たいですよね。面白いですね、でも本当に。なんか、みんなそれぞれ自分たちの色をちゃんと考えて。かぶらないように。なんか、うん。みんな面白いっす。なんか昔はもっと、俺らの世代って「モテたい」とか、なんかそういう願望でこの芸人の世界に入ってきてる人がほとんどだった気がするの。

(佐久間宣行)僕もそう思います。

(飯塚悟志)ですよね? いまの若い子たちって純粋にコントが好きで。コントやりたいとか漫才やりたいとかって入ってきている人の方が多い気がする。

純粋なお笑い好きが多い

(佐久間宣行)いや、そう思う。俺、この間ね、Abemaの番組の『日村がゆく』で賞レース対策会議みたいなのを若手のコント芸人が話していた時に、俺はゾフィーの上田くんが言っていることで感動しちゃったのが、「時々、キングオブコントに出て、7位とか8位、最下位だったような芸人さんがライブに戻ってきた時、『出るんじゃなかった。出て損しましたよ』って言う。そうした方がウケるから。その方が傷つかないし。でも俺、絶対にそういうことは言わない。じゃないと、大好きなコントが守れなくなる!」って言っていて(笑)。

(飯塚悟志)フハハハハハハハハッ! ああ、うん!

(佐久間宣行)「おお、わかるぞ!」っていう。それこそ、最下位とかになってそういうことを言っちゃう芸人さんも別にわかるじゃないですか。

(飯塚悟志)うん。わかりますよ。

(佐久間宣行)それで笑いを取るのもわかるけど(笑)。

(飯塚悟志)上田くんはたしかに結構、コント愛が強いっすね。いや、話していて楽しいですもん、だって。

(佐久間宣行)だってザ・マミィの林田くんとかと、もうお酒とかじゃないんだって。お茶とケーキでコントの話を2時間するんだから、この人は(笑)。

(飯塚悟志)そうですね(笑)。お酒、最近あんまり飲めなくなってきちゃって。まあ、そうですね。でも、みんな純粋だから楽しいですね。

(佐久間宣行)若手とどんな話をするんですか?

(飯塚悟志)それこそ、「誰に影響を受けてこの世界に入ってきたの?」とか(笑)。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(飯塚悟志)いや、世代が違うじゃないですか。やっぱり……(笑)。

(佐久間宣行)ちょっと待って? お笑いナタリーの人じゃん(笑)。

(飯塚悟志)たしかに俺もいま、改めて言ってみてそうですね。何か気持ち悪いな……。それこそ、見ているものが違うから。「なにに影響を受けて、どういうことでいま、コントを作ってるのかな?」とか、そういうのが興味あるんですよね。で、やっぱり『笑う犬』とかが多いみたい。あの世代は。

(佐久間宣行)ああ、そうか。『笑う犬』が多いんだ。じゃあ、だから陽性のコントが多いんですね。ネガティブなコントじゃなくて。

(飯塚悟志)ああ、そうかも。そうかもしれないですね。

(佐久間宣行)あの子たちのコントって、なんかネガティブな感じに行かないじゃないですか。その1個上の世代、かもめんたるとか、あのへんとかって結構ネガを笑いにしているのも結構あるけど。

(飯塚悟志)うん。いまの子たちはたしかにちょっとこう、いい方向に。なんだろうな? 悪い方向にオチが行かなかったりとか。なんか愛がありますよね、なんかね。人間愛じゃないけど。

ハッピーなオチでも終われる

(佐久間宣行)あるある。「ああ、結構ハッピーなオチで終われる勇気ってすごいな!」っていう。ねえ。ちょっとカッコつけてなっちゃったりするし。その1個前の世代だと、なんか急に人を殺して終わったりするコントとか、単独だとあったりしましたもんね。いまはないですよね。

(飯塚悟志)たしかに。で、そういうところを結構でも、学んでる気がする。

(佐久間宣行)ああ、若手から? ああ、なるほど。その自分たちのネタもちょっとずつ明るくなったりとか?

(飯塚悟志)そう。なんかそっちの方向に展開させてみたりとか。迷ったらそっちに行ってみようかなとかっていうのは最近はありますね。

(佐久間宣行)へー。若手からも勉強してるんですか?(笑)。

(飯塚悟志)いや、恥ずかしいな。なんか……そんな言い方をされると恥ずかしいんだけど。

(佐久間宣行)青春コント塾、この後も続きます!(笑)。

(飯塚悟志)いやいや、やめてやめて(笑)。超ダセえじゃん!(笑)。

<書き起こしおわり>

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