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星野源 好きな勝新太郎のエピソードを語る

星野源 好きな勝新太郎のエピソードを語る 星野源のオールナイトニッポン
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星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』内の箱番組、『寺坂直毅の駆け込み寺っくす!』の中で寺坂直毅さんがリスナーの悩みに答えた回答についてトーク。寺坂さんの回答と関連させて勝新太郎さんの『座頭市』でのエピソードを紹介していました。

(寺坂直毅)続いて、石川県の方からのメッセージです。「僕には12歳離れた姉がいます。今回のお盆で久しぶりに姉と会うのですが、声変わりをしたことを気づかれると恥ずかしいのです。たくさん話したいことがあるのに話せないから変な声を出してしまいます。どうしたらいいのか、教えて下さい」。これはですね、部屋中にちん毛をばらまけばいいんじゃないでしょうかね。

(星野源)えええ~? 怖……。

(寺坂直毅)そしたら「俺、すごい大人になったよ」っていうことがバレて。「ああ、ちん毛も生えたってことは……」って……僕、何言ってるんでしょうね?

(星野源)フハハハハハハッ!

(寺坂直毅)「大人になったな、この子は」って思われますので。そういうアピールもいいんじゃないでしょうか?

(中略)

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趣味でやっている『寺坂直毅の駆け込み寺っくす!』

(星野源)ここ(『寺坂直毅の駆け込み寺っくす!』)は僕が趣味をやっている時間です(笑)。あの、基本的には置いてきぼりにする時間です(笑)。でも、してないと思うんだけどね。みんな、たぶんこのコーナーを……メールとかも読んでますけど、相当気に入っているみたいなので。大丈夫ですよ。僕の趣味的にも最高なんで。

(星野源)しかし、ちょっとどういうことなんですか? ちん毛をばらまくっていうのは?

(寺坂直毅)これは……僕がやっていたことで……(笑)。

(星野源)フハハハハハハッ! 嘘だろ!? リアルエピソード?

(寺坂直毅)いや、中学の頃に……なんか、人間衝動があるじゃないですか。

(星野源)フハハハハハハッ! でも、そのアピールをしたかったっていうことね。「大人になったよ」っていう?

(寺坂直毅)というか、そういう行為ですよね。「剃ってみて、ばらまいてみたらどうかな?」って。

(星野源)剃ったのね?

(寺坂直毅)あの、ハサミで。はい。そういう時期もありますよね。

(星野源)いや、全然わからない(笑)。ハサミで切ってみて、バラまく? それはどういう……衝動? 言葉にはできない衝動?

(寺坂直毅)衝動ですね(笑)。

(星野源)いや、これはちょっと画期的な番組ですよ。そういういわゆるさ、性衝動でさ、中学生とか小学校高学年の時とかにわけのわからないことをしてしまう時ってあるじゃない? そういうのを心の中に抱えて、人に話せず……まあ次第に忘れていったりとか。なんかちょっと悩んで。「自分は変なのかな?」みたいな風に思って気に病む人がいると思うんですよ。やっぱりラジオを聞いていても。それはたぶん男女はあまり関係なくあると思うんだよね。その中で、それを堂々と言う寺坂直毅……カリスマ性を感じますね!

(寺坂直毅)フフフ、ないですよ(笑)。そういうことをやっていたなってこのメールを見て思いまして。まあ、アピールとはまた違いますけども。ただなんか、楽しかったです。「大人になった!」っていう感じがしたんです(笑)。

(星野源)フハハハハハハッ! ばらまいている時に?

(寺坂直毅)「俺も生えた!」みたいな(笑)。部屋じゅうに(笑)。

(星野源)お相撲取りの方が塩をまくみたいな感じで。「大人になったぞー!」みたいな?

(寺坂直毅)そういう、成長を自分で喜んでいたんです。たぶん。

(星野源)そういう儀式みたいなの、ちょっとおもしろいですね。

(寺坂直毅)ただ、ちゃんとガムテープで掃除はしました。

(星野源)フハハハハハハッ! あの、輪っかを作って、手のところにはめて、パチパチパチ……って。バババババッてやったんだね。

(寺坂直毅)はい。親にばれないように。1本ぐらいだったらいんじゃないでしょうか?っていうアドバイスです。

(星野源)なるほどね。わかりました(笑)。僕、勝新太郎さんの本……『俺、勝新太郎』っていう本がすごく好きで。たしかその中に書いてあったと思うんだけども。

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すごく好きな本・『俺、勝新太郎』

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(星野源)それだったか、川勝さんの本だったかどっちかにあったエピソードで、『座頭市』の中で、勝さんが演じる市が好きだった相手といろいろとあって離れなくちゃいけなくなった時、市が「髪の毛を1本、ください」って言ってそれを胸に忍ばせて1人で戦いに行く。その女性をおいてっていうシーンがあって。そういう切ないシーンなんだけども、勝さんは「いや、いまから死にに行く時に髪の毛なんかほしいか?」っていう風に考えて。「ここは、下の毛だろ!」っていうことで「下の毛をください」っていう話に変えたというエピソードが俺はすっごい好きなんですよ!

(寺坂直毅)おお、なるほど!

(星野源)いや、本当にそうだっていうか……まあ、髪の毛でも別にいいとは思うけど。やっぱりそれって、本当にマジで死ぬかもしれないっていう戦いに行く人としての質量の重さとしては、たしかにいわゆる下の毛の方が重いよなっていう風に思って。それはすごく好きな話なんですよ。なので、なぜかそれをいま思い出しました(笑)。全然違うけどね。全然、素敵さが違うんだけども(笑)。

(寺坂直毅)通ずるものがあるという(笑)。

(星野源)通ずるものが……フハハハハハハッ! めちゃくちゃうなずいているけど。寺ちゃん、めちゃくちゃうなずいて。自分の中に勝新太郎さんを感じました?

(寺坂直毅)うまくまとめていただいたなって……。私のわけのわからない回答を星野さんにうまくまとめていただいたなっていう(笑)。

(星野源)フハハハハハハッ! 僕は、なんていうんだろう? 人が人を引かせた後にフォローをするのが本当にうまいんで(笑)。

(寺坂直毅)ありがとうございます(笑)。あ、ドン引きでしたか? すいません(笑)。

(星野源)でも、ドン引きした人もいるかもしれないけど、それは真理ですよっていう話です。ドン引きしない方がおもしろいと思うよっていう。人間はそんなもんですっていうね。そう。人間なんてきれいなもんじゃないですから、いいんですよ。

(中略)

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リスナーからの反響

(星野源)北海道の16歳の方からメッセージです。「仲間です。女ですが一度、自分の下の毛を部屋にばらまきました。そして私もガムテープを丸めて毛を回収しました。お気持ち、察します」。仲間がいたよ! しかも、16歳です。

(寺坂直毅)素晴らしいですね。

(星野源)素晴らしいですね。フフフ、いや、素晴らしいですよ。そういうのがあるんだね。俺はなかったけども。だから全国にいっぱいいるっていうことだよ。

(寺坂直毅)それがわかったっていうことが素晴らしいですね。

(星野源)そうなんですよ。だから、なんて言えばいいんでしょうね? メディアのよさっていうか……特に深夜ラジオというもののよさは、当たり前だけどさ。こういう話ってテレビではないじゃん? フハハハハハハッ! 当たり前だけど。まあ、「なんでないのかな? 別にあってもいいじゃん」とは思うんだけど、ないじゃん? で、こういう話が出た時になにが救われるって、たとえばそういうところで悩んでいる人だったりそれが言えないっていうような世の中というのは、その時点で自分が認められていないんですよ。

その部分の自分っていうものは世の中で認められていないんだけど、それをこういう風に大きな電波っていうか、全国で流れるような大きいメディアの場所で「僕はこうです」って言うことによって、全国に点在している、バラバラといるそういう人たちの存在証明になるんですよ。その人が1人、言うだけで。「ああ、自分はいていいんだ」っていう。そういう大きな役割をいま、寺ちゃんが果たしたので。そうすると、こういう風にメールが来るじゃん?

それはね、「ドン引き」みたいなことを割と言いがちじゃない? いまの日本人って。「ドン引き」って言ったり、「なにそれ?」って上から……たとえばつっこんだり。「気持ち悪い」って言ったり、バカにしたりする。でもそれは、そういう仕組みで笑いを生むためにこの業界の人たちはやっているけども。でもそうじゃなくて、その存在を認めて。その上で楽しむのであるっていう気持ちを忘れない方が生きやすくなるし、面白いと思いますよ。だからなんか……その、とてもいい話だと思います。これはフォローとかじゃなくて、本当にそう思っているから。さっきの話でもそうだけども。とてもいいと思います。ありがとう。

<書き起こしおわり>

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