星野源 ラジオディレクター野上くんの行動力を語る

星野源と寺坂直毅 ラジオ業界への入り方を語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2022年9月28日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でディレクター野上くんの行動力について話していました。

(星野源)静岡県の方。「源さん、ラジオ業界の話、とても興味深かったです。人気が高まるミックスゾーンですが、有名な『フワちゃんのオールナイトニッポン0』の放送で野上さんがあの世界的女優のアン・ハサウェイさんにジングルをもらうべく、ご本人のインスタに直接DMをしたとのこと。今のラジオ業界にはここまでの行動力と気概が必要なんですね」。ああ、すごいね! 返事はあったの? あ、返事はない。まあ、そうか。そうだよね(笑)。

でも、そうそう。そうだよね。石田ゆり子さんがね、この番組にゲストで来てくださった時も、やっぱり「いや、でも難しいんじゃないかな?」って言ってたのを野上くんが「ちょっと1回、1回行ってみましょう」みたいな。やっぱりそういうのはすごい必要だよね。それで、めっちゃ出てほしいけど自分では「ちょっと深夜だし、難しいんじゃないか?」って思ってたのを「行きましょう」って言ってくれてね。

だからそういうのはちょっと必要かもしれないですね。なんか、うん。最後の生き残りかもね。野上くんって。なんかちょっと、なんだろうな? バブルの匂いがするじゃないけども。なんていうの? その、イケイケドンドンな感じが、バブルっていうか……なんていうんだろうね? ちょっとガハハ系っていうかさ。力でガッと持っていくみたいな。

イケイケドンドン、力でガッと持っていくタイプ

(星野源)今、あんまりそういうのって若い人では少ないような感じが僕はしてるんで。ねえ。あと、野上くんもディレクターになるまで、大変だったみたいだよ。最初、ディレクターじゃない部署から始まって。「ディレクターをやりたい」っていうのをアピールしたりとか、いろいろ頑張ってここにいるみたいな。だからなんか本当に、そうやって考えるとさ、厳しいんですね。厳しい道のりなんですね。どこもね。

だからもう、ありがたいですね。こういう場所でこういう風に話をさせてもらうのもね。ここまで来るのも厳しい道でしたけど。非常に厳しい道ではありましたけど。僕もだって、最初はオーディションですからね。ド頭のオールナイトニッポンクリエイターズナイトの時はね。何にも言われずに、オーディションでこのブースに入れられて。「話して」みたいな。「わかりました」っつって長めに10分ぐらい話すみたいな。作家さんも誰もいないみたいな状態で。

そこからね、こういう風にやらせてもらってるので。あと、さっき寺ちゃんが言ってたけど。昔は「ラジオが好きだ」って言う人少なかったよねっていうね。

(寺坂直毅)そうですね。

(星野源)そうそう。「たしかに!」と思って。俺はコサキンも好きだったし、『岸谷五朗の東京RADIO CLUB』も好きだったし、アニラジも聞いてたから。でも、たしかに「ラジオ、好きです」っていうのをすごい頑張って言ってた記憶がある。なんかむかつくから。みんなそういうのを言わないから、みたいな。だからちょっと、なんかね、言っても話が広がらないみたいなのは前はあったよね。今はもう、全然違うと思うけど。

それこそ、特定の芸人さんとか。超有名なラジオとかの話はするかもしれないけど。やっぱり、あれだね。Radikoの存在は大きいよね。本当に。それこそ、お金を払えば自分がいるあの場所じゃないところの地方のラジオも聞けるし、とか。あとはいろいろグレーだろうけど。YouTubeもあるよね。いろいろね。すっげえ昔のとかも上がってたりするじゃん? なんかそういう風にして、新しい若い人が昔のラジオに触れて。「こんな面白いんだ!」みたいな。

だってYouTube、僕が若い頃って、たとえばたけしさんのオールナイトニッポンとか、聞けなかったから。噂で「とんでもないラジオがある」みたいな、なんかそういう噂だけで、妄想が半端ないみたいな。あと、本で読むね。本で読んだね。そうそう。ラジオ本、ありましたね。だから今、いろんな触れ方があっていいなと思いますよ、本当に。ありがとうございます。

続いて、千葉県の方。「僕は就活では全くエンタメ業界を目指しませんでした。理由はひとつで、好きなものを仕事にしたくなかったからです。仕事にすることで良い面だけでなく、悪い面も見えるようになるのが怖かったのでやめました」っていう。それもね、いい判断だと思いますよ。

「好きなことを仕事にしない」という選択

(星野源)でもね、もちろん悪い面ってさ、でもどこでもあるじゃん? 本当だよね。だから、どんな場所でも悪い面はあるから。エンタメ業界もそれは悪い面はありますよね。だからもう、しょんぼりみたいな時もめっちゃ全然あるけど。僕は本当にありがたいことに、やりたいことをやれるような状況にあるので。

それはなんか、しょうがないっていうと、あれだけど。悪い面って、本当にどこにでもさ、いい人もいれば、悪い人もいてさ。なんかもう、いい人のことだけ考えたいんだけど、悪い人ってもう目立つから、うんざりみたいな。なんかそういうのはあるけど。

結局、それってどこでもあるよねとは思うんで。でも、これはね、いいよね。本当に俺もそう。「俺もそう」っていうか、趣味をね、仕事にできたので。趣味がなかなか持てないっていうのはちょっとありますよね。それも……自分が好きなエンタメで、自分が普通に好きで見てたとしても、なんかその裏側を想像しちゃったりね。そういうのはありますよね。

<書き起こしおわり>

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