杉作J太郎と宇多丸 後藤真希を語る

杉作J太郎と宇多丸 後藤真希を語る ラジオ

宇多丸さんが南海放送『痛快!杉作J太郎のどっきりナイト7』にゲスト出演。杉作J太郎さんと『ロバート・デ・ニーロになれなかったよ』を聞きつつ、後藤真希さんについて話していました。

(杉作J太郎)宇多丸さんのリクエストをかけましょうよ。ここはよくありがちですけども。やっぱり聞いてみたい曲、ないですか?

(宇多丸)聞いてみたい……そうですね。じゃあ、いいですか。せっかくここに来ているわけだから。僕と杉作さんで曲を1曲、作っているじゃないですか。あれとか、ありなの?

(杉作J太郎)すぐ出るのかな?

(宇多丸)LL COOL J太郎 feat. 宇多丸。ねえ。あれ、タイトルなんでしたっけ? ああ、『ロバート・デ・ニーロになれなかったよ』。

(杉作J太郎)まあ、ならない方がいいですね。

(宇多丸)これ、もしあればお願いしたいですね。懐かしい。あれは2003年とかですか? たしか。

(杉作J太郎)モーニング娘。が『ひょっこりひょうたん島』を歌っている頃ですからね。

(宇多丸)ありますか? 『ロバート・デ・ニーロになれなかったよ』。行けますか?

(杉作J太郎)『ロバート・ヴォーンになれなかったよ』っていうのもいいですけどもね。

(宇多丸)『0011ナポレオン・ソロ』的な感じで。もしくは『タワーリング・インフェルノ』の偉い人みたいに。

(杉作J太郎)ロバート・ヴォーン。『復活の日』もよかったですね。

(宇多丸)ああ、たしかにね。エアポートシリーズ、ジョージ・ケネディと……。

(杉作J太郎)ジョージ・ケネディは南極基地にいたんですよ。

(宇多丸)ああ、これは『復活の日』ね。

(杉作J太郎)あ、いま別の話ですか?

(宇多丸)いや、それでいいです(笑)。もうなんにも伝わっていないんで。じゃあ、曲に行きましょうか。私が曲紹介的なことをやっていいんですか?

(杉作J太郎)お願いします。

(宇多丸)LL COOL J太郎 feat. 宇多丸で『ロバート・デ・ニーロになれなかったよ』!

LL COOL J太郎 feat. 宇多丸『ロバート・デ・ニーロになれなかったよ』

(宇多丸)はい、ということで……。

(杉作J太郎)ここでちょっと普通のおはがきを読んでみましょうか。いま、もうかかりましたからあれですけども。「ライムスター宇多丸さんがゲスト出演……」。まあゲスト出演というか今日は完全に3MC状態でお送りしております。

(なっちゃん)フフフ(笑)。

(宇多丸)ああ、光栄でございます。

(杉作J太郎)それでこういうね、椅子の並びにしたんですよ。

(宇多丸)ああ、横並びでね。『家族ゲーム』スタイルで。

(杉作J太郎)そうです、そうです。「……杉作さん、宇多丸さん、こんばんは。お二人のラジオは初回から欠かさず楽しく拝聴させてもらっています」。

(宇多丸)ああ、「どちらも」っていうことなんですかね?

(杉作J太郎)ああ、そういう意味ですか。「……杉作さん、『どっきりナイトナイトナイト』時代にLL COOL J太郎の曲をリクエストしたのですが、今日こそ聞けると嬉しいです」。

(宇多丸)ああ、初めてかかった? そうですか。これ、ちょっと多少説明がいる曲ですけどね。内容がね。

(杉作J太郎)そうなんです、そうなんです。

(宇多丸)要は僕らがハロプロ大ファンでモーニング娘。が大好きで。特に杉作さんがやっぱり加護ちゃんの様々な苦境に対して非常に怒っていて。

(杉作J太郎)そうなんですよ。

(宇多丸)それで曲を作ってみたというかね。

(杉作J太郎)その話で言いますと、なっちゃんもそこだけはあれなんですよ。後藤真希さんが好きなんですよね?

(なっちゃん)ああ、そうです。

(宇多丸)僕もごっちんファンですよ。

(杉作J太郎)だからそこだけは話がわかるという。

(なっちゃん)フフフ、そこだけは(笑)。

(宇多丸)ああ、そうですか。でもなっちゃんの世代からしたら後藤さんなんてもう引退した後なんじゃないんですか? ほとんど。

(なっちゃん)そうですね。でも、ちょっと前の映像とかってテレビでよく流れるじゃないですか。その時に「あ、この人かわいいな」って思って。

(宇多丸)やっぱり彼女はね。そのたまに出てきても、出てきた時、すごいですよね。なんなんですかね、あれ?

(杉作J太郎)たまに出てきた時に東京ドームの屋根が飛ぶぐらいのホームランを打ちますからね!

たまに出てきてホームランを放つ

(宇多丸)フハハハハハハッ! そうそう! 本当に本当に。その場でいきなりやるんですよね。彼女の本なんかを読むと、そういう意味ではストイックに準備なんかもしているみたいなんですけどね。

(杉作J太郎)それでそれが終わったらまた静かにしているでしょう?

(宇多丸)あと、静かにしているかと思ったら、ものすごくゲットーな事件を起こしますよね? すんごいストリートな事件を起こしたり。

(杉作J太郎)でも、その「ストリートな事件」っていうのはまさにいま宇多丸さんが「ストリート」って言ったように、本当に地に足がついた事件というか。

(宇多丸)そういうこと、そういうこと! 地に足がついている。僕ら、やっぱり彼女の人となりをファンとして知る身としては、「ああ、らしいな」っていうね。

(杉作J太郎)そうです、そうです。

(宇多丸)あれ? 杉作さんでしたっけ? 彼女の結婚をする前のインタビューでさ、「私は結婚に向いてないと思う」って言っていたって。吉田さんから聞いたんだけど。「私、結婚に向いていないと思います。1人で満足できるわけがない」っていう……(笑)。

(杉作J太郎)ああ、あれね。あれは能地さんの本じゃないですか? 「5人ぐらい亭主がほしい」っていう。

(宇多丸)だからね、正直1個も嘘をついていないし。なのに偉ぶっているわけでもないんですよ。別にそのへんのラブホとか行ってるんだから。大したもんですよ。本当に。

(杉作J太郎)僕は本当に高山選手にも早く元気になってもらいたいです。

(宇多丸)ああ、もちろん。なんで高山さん?

(杉作J太郎)まあ、突然でしたけども。「5人、亭主がいたらどうする?」っていう時にいつも僕の想像の中では、その中の1人が高山善廣だったんですよ。

(宇多丸)ああ、入ってくるであろうと。ごっちんの? まあ、たしかに高山さん……。

(杉作J太郎)ああいうのも1人ぐらいはいるだろうなって。でも、いまは病気でね。もう一度、あの5人の中に入っていた頃の高山選手に戻ってほしいなと。

(宇多丸)高山さん、前に焼き鳥屋をやられていて。そこで昼に出していたラーメンが超好評でラーメン屋もやられて……って。だからよく、僕の家の近所を歩いていて。もちろん、知り合いじゃないんですよ。だけど、その昼のラーメンが美味すぎて。それで別の場所に移っちゃったから「あのラーメン、どうしたんですか?」って聞いたら「いや、あれだけ移したんだよね」って。すごいそうやって普通に話してくださる感じで。素晴らしかったですね。

(杉作J太郎)ねえ。早くお元気に。

(宇多丸)お元気に。お祈りしております。というね……。

(杉作J太郎)じゃあ、ここでもう1曲ぐらい聞いてみますか?

(宇多丸)フフフ、いやいや、早いでしょう?(笑)。俺、いるのにその間が持ってない感じ、出さないでくださいよ?

(杉作J太郎)あ、いらないですか?

(宇多丸)「もう話すことが尽きた」みたいな……あるでしょう? 別に。

(杉作J太郎)そうですね(笑)。

(宇多丸)何年ぶりで話しているんですか?

(杉作J太郎)いや、まあそういう意味ではね、感無量なんですよ。

(宇多丸)さっきから「感無量」っていうワードを……(笑)。まあ、僕も感無量ですよ。それはね。ありがとうございます。

<書き起こしおわり>

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