宇多丸 南海放送『痛快!杉作J太郎』電話出演を語る

宇多丸 南海放送『痛快!杉作J太郎』電話出演を語る アフター6ジャンクション

宇多丸さんがTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中で、杉作J太郎さんのラジオ番組『痛快!杉作J太郎のどっきりナイトナイトナイト』に電話出演した際の模様を話していました。

(宇多丸)あとですね、土曜日に私、とあるラジオ番組に電話出演をしておりまして。他局なんですけども。これ、南海放送さんというところでやっています21時から23時。『痛快!杉作J太郎のどっきりナイトナイトナイト』というね、なんで「ナイト」が3回なのか……(笑)。

(熊崎風斗)ほうほう。

(宇多丸)杉作J太郎さんはこれ、熊崎くんはあんまり?

(熊崎風斗)そうですね。はい。

(宇多丸)この後に登場する吉田豪さんなんかはもうね、一緒にイベントもやってらっしゃいますし。僕ら、本当に古い仲間というか……「仲間」って言っちゃいけない。僕はもともと漫画家とか物書きとしての杉作さんの普通にファンで。2000年代初頭のいわゆるモーオタブーム。モーニング娘。ファン、ハロプロが盛り上がったモーオタブームの時に親しくさせていただいて。

杉作J太郎が語る モーニング娘。にハマッたきっかけ
杉作J太郎さんがTBSラジオ『小林悠たまむすび』に出演。玉袋筋太郎さん、小林悠さんと、モーニング娘。にハマッたきっかけについて話していました。(小林悠)男らしいものが好きなんですか?杉作さんは。(杉作J太郎)以前は、そうだったんですよ。昔は...

(熊崎風斗)はい。

(宇多丸)で、まあ杉作J太郎さんが作った男の墓場プロダクションという映画プロダクションがありまして。こちらの『任侠秘録 人間狩り』という作品で私、セリフはないんですけど、出演したり。主題歌がRHYMESTERの『グレイゾーン』を使っていただいたり。そんな感じで。

(熊崎風斗)うんうん。

(宇多丸)で、その杉作さんがずっとその南海放送で番組をやられていて。そちらに、スタジオになかなか行くことができないので。愛媛県の松山でやっているんでなかなか行けないんですけど、電話で出演というのをしてきまして。こちらに関して、メールも頂いております。「宇多丸さん、熊崎アナ、アトロクスタッフのみなさん、こんばんは。宇多丸さん、先日2月2日(土)、南海放送での杉作J太郎さんのラジオに電話出演をされていましたね。杉作さんのフリージャズのような独特のグルーヴ感を持つトークに対して宇多丸さんが終始気圧され気味で、宇多丸さんの真面目さと杉作さんの怪物っぷりがよく伝わる内容でした。ぜひ今度は杉作さんにアトロクに来ていただき、荒川強啓さんのモノマネを披露していただきたいと……」。

(熊崎風斗)フフフ(笑)。

(宇多丸)杉作さんが突然ね、「僕ね、最近モノマネの練習をしてるんですよ」って。「こんばんは、荒川強啓です」みたいな(笑)。

(熊崎風斗)えっ、絶対に聞きます!

(宇多丸)すごかったんですよね。あと、もう一方。「杉作さんのラジオ、聞きました。杉作さんのマイペース甚だしいトークにあの宇多丸さんがたじたじになっているのがとても新鮮でした」。

(熊崎風斗)へー!

(宇多丸)本当にね。「……噛み合いそうで噛み合わないトーク。話題がスルスルと変わる杉作さん。まさかの荒川強啓さんのモノマネ。まるでバイト先の変な先輩が唯一心を開く気の利く後輩に寂しくなって電話したような駄話がとても耳ざわりがよくて楽しかったです」。ああ、よかったんなら良かったですけどね。ちなみにRHYMESTERの愛媛のライブは8月3日(土)なんで、南海放送は俺ね、ライブが終わった後で間に合うなと思って。

(熊崎風斗)そうかそうか。

(宇多丸)どんぐらい距離があるのかわからないけども。「……私の故郷松山はとても田舎ですが、のんびりした空気が大変心地よい街だと思います。まだ先ではありますが、松山でのライブ、がんばってください」ということで。そう。とにかくね、杉作さんのトークがどれだけデタラメで楽しいかということに関しては吉田さんがいちばんご存知なんですけども。とにかく、一晩とかずっとお話を聞いていてもう腹抱えて死ぬかと思うぐらい笑うんですね。杉作さんのお話で。

(熊崎風斗)へー!

(宇多丸)ただ、なにを話したのかは一切覚えてない。

(熊崎風斗)ただ面白い?

(宇多丸)とにかく無意味すぎて(笑)。あと、話題が横滑りしすぎて(笑)。この間もそうですね。あ、唯一覚えているのはあれだな。「宇多丸さん、これからね、ちょっとビッグスキャンダルを発表することになるんですよ」「ビッグスキャンダルですか? ビッグスキャンダルなんて放送で言っていいんですか?」「ビッグスキャンダルですよ。内田名人が……」って。内田名人っていうのは僕らの知り合いのライター・編集者というか。内田さんっていう人がいて(笑)。

(熊崎風斗)なるほど。

杉作J太郎によるビッグスキャンダル発表

(宇多丸)まあ、言うてもかなり一般寄りの感じなんですけども。「内田名人が、フラれました!」みたいなので、そのフラれた内幕を語るっていうのがありましたよね。内田さん、ちょっとね、そこの時に僕が思わずプッて吹いちゃったんだけど、それは内田さんのことを笑ったんじゃなくて、「そんな話題をラジオで出しますか?」っていう杉作さんに対する呆れ笑いなんで。「これは杉作さんを笑ったんですよ」って言ったら杉作さんが言ったのが「宇多丸さんもなかなか弁が立ちますね!」っていう(笑)。何を言ってるんだ、何なんだ?っていうね(笑)。

(熊崎風斗)気になるなー。南海放送。

(宇多丸)杉作さん、すごい放送をしております。あとはAD? 手伝いに来ている大学生のなっちゃんっていう女子大生のことをすごく推されましたね。すごくいいお嬢さんらしくって。

(熊崎風斗)ほうほうほう。

(宇多丸)っていう……まあ「ほうほうほう」としか言いようがないよね(笑)。

(熊崎風斗)なっちゃんさんを存じ上げてないということろもありますし。

(宇多丸)僕もよくわかんないんですけども。ちゃんと素敵なお嬢さんらしくってね。みたいなね。まあ、とにかくこんな話をしていてもしょうがない感じなんですけども。毎週土曜の21時から23時。みなさんよろしければRadikoなどでお聞きいただいてはいかがでしょうか? 『痛快!杉作J太郎のどっきりナイトナイトナイト』でございます。8月3日には私、出演を……だからなんとかできるように、そこは調整しようかなと思っている次第です。

<書き起こしおわり>

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