カルロス矢吹さんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。赤江珠緒さん、ずん・飯尾和樹さんに青森県住宅供給公社巨額横領事件のチリ人妻アニータ関連の最新情報を話していました。
(赤江珠緒)さあ、カルロス矢吹さん。世界各国、各地を取材されているフリーライターということですが。その中でも得意ジャンルが野球、サッカー、ボクシング、K-POP、そしてアニータというところがあるんです。
(飯尾和樹)アニータって?
(赤江珠緒)チリ人妻アニータ、覚えてらっしゃいますか?
(飯尾和樹)はい、覚えていますよ!
(赤江珠緒)最新情報があるそうですね?
(カルロス矢吹)まあ最新情報っていうか、僕もネットニュースで知ったんですけども、新潮社が出している雑誌でアニータと結婚をされていた例の青森の男性がいま、出所されて東京で働いていて。ただ、どうもそこでお金を持ち逃げしてモメたっていうニュースが出ていまして。
(赤江珠緒)あらら、そうですか。
(飯尾和樹)若干、懲りていない感じの。
(赤江珠緒)ねえ。本当ですね。で、アニータさんに貢いだとされる事件、ありましたね。
(カルロス矢吹)で、アニータの例の事件、せっかくなんで軽くおさらいをしますと……青森県住宅供給公社巨額横領事件という名前で有名ですけども。当時、青森県の住宅供給公社の経理係だった方が14億5800万円を横領しまして。それは1993年から2001年にかけて横領をして、そのうちの11億円を当時、結婚をしていたチリ人妻アニータ・アルバラードに渡していたという事件なんですけども。それでアニータはチリに8億円の家を建てて。
(赤江珠緒)はー!
(カルロス矢吹)その家は一応、青森県が回収をしたんですけども、回収をしても1600万円にしかならなかったという。
(赤江珠緒)ええっ?
(カルロス矢吹)それが一応、事件のオチになっています。
(赤江珠緒)そのお家を後に回収したんだけれども……っていうことですか? あらららら!
(飯尾和樹)じゃあ、何に?
(カルロス矢吹)で、僕は実は去年、チリに行った時にその8億円の豪邸を見に行ったんですよ。まだあるんですけど、とてもじゃないですけど8億円はしていないと思うんですよ。あれは。
(赤江珠緒)ええっ?
(カルロス矢吹)いまのサンティアゴって結構裕福なので、昔に比べれば……これ、2001年当時のやつなんで、約20年前ですね。20年前はもっと安かったと思うんですよ。
(赤江珠緒)ほー! チリで。
(カルロス矢吹)それで、これはあくまでも仮説なんですけども、この家の売却額1600万円を回収したという。これについては弁護費用がかさんだからこの額になってしまったらしいんですけども、仮にゼロを1個取ると収まりがつくんですよ。「アニータ・アルバラードは11億円じゃなくて1億1000万円をもらっていて8000万円の家を買って、弁護費用を差し引いて1600万円を回収しました」っていう話だと実は収まりがつくんですね。
(赤江珠緒)あれ?
金額のゼロを1個取ると辻褄が合う
(カルロス矢吹)ちょっとね、実はこれ、14億5800万円っていう横領額と1600万円回収できたっていう額以外は全部、これは関係者の言い値でしかないんですよ。証拠がなにもないんです。で、アニータっていうのは話を異常に盛る人なんですよ。
(赤江珠緒)ええっ?
(カルロス矢吹)プロレスラーのトークとかと一緒です。
(赤江珠緒)「たくさんもらった」って自分で言ってしまいすぎている?
(カルロス矢吹)そうです。誰も実は証拠がないんですよ。いくらもらったかっていう。
(赤江珠緒)ええっ?
(カルロス矢吹)なので、わからないですよ。でも、この空白を埋めることというのが僕の次の仕事かな?っていう気は少ししているんですけども。これこそ、「信じるか信じないかはあなた次第です」っていう。
(赤江珠緒)ああ、なるほどね。まあ実際にアニータさんとお会いされたりもしていますから。では、これも後々……。
(カルロス矢吹)で、これは週刊新潮に載っていた記事なんですけども、その記事によると青森県の住宅供給公社の経理担当だった男性は現在61歳。青森県に民事で訴訟もされているんですが、1円も返済していないとのことです。
(赤江珠緒)あらららら……。そうか。
<書き起こしおわり>
2019年5月30日(木)「たまむすび」 おもしろい大人 https://t.co/EdcTm2dBYs
カルロス矢吹・チリ人妻アニータ最新情報と「謎のキューバ美人」、中日アリエル・マルティネスの婚約者、カミーラを語る— みやーんZZ (@miyearnzz) 2019年5月31日