カルロス矢吹さんが2020年1月23日放送のTBSラジオ『たまむすび』に出演。赤江珠緒さん、土屋伸之さんに韓国取材で発見した韓国式回転寿司について話していました。
(赤江珠緒)ちなみに最近、韓国に取材に行った際に矢吹さん。韓国の回転寿司の事情について発見があったとか。
(カルロス矢吹)そうなんです。韓国ね、毎年行ってるんですけど、去年の年末に行って。去年、明らかに変化があったのが、韓国式の回転寿司っていうのは出てて。しかもすごい人気があるんですよ。
(赤江珠緒)もともとはやっぱり日本発祥ですよね。
(カルロス矢吹)まあこの10年ぐらいってもう本当に和食、特に寿司ブームだったので世界中どこに行ってもお寿司って食べれるようになったんですけど。韓国はあんまりどうも日本式のものが流行らなかったみたいなんですね。それで代わりに韓国式の回転寿司っていうのが出てきて。
(赤江珠緒)「韓国式」っていうと軍艦とかが韓国海苔で……とか?
(土屋礼央)フフフ、安易ですね(笑)。
(カルロス矢吹)いや、ヒラメのお寿司の上にキムチが一枚乗っていたりとか。
(赤江珠緒)ああ、そういうこと!
韓国の人が美味しいと思うように独自アレンジ
(カルロス矢吹)それとか、あっちにもいなり寿司ってあるんですけど、いなり寿司の上にネギトロが乗っていたりとか。韓国人が美味しいと思うように、韓国人が独自のアレンジや解釈を加えたお寿司っていうのがどんどん出始めていて。で、そっちの方が人気が出てきたんですよ。一応、日本式のお寿司を出してる店とかもあるんですけど。たとえばロッテデパートの地下に二軒、並んでいたりするんですね。それで韓国式の方は人がいっぱいなのに日本式の方がガラガラだったりするんですよ。
みやーんさん、よろしければ写真御使用ください! #tama954 https://t.co/hxfZjxNual pic.twitter.com/9uYLFnLoaW
— カルロス矢吹@「アフター1964東京オリンピック」&「ドアラドリル」発売中 (@yabukih) January 25, 2020
(赤江珠緒)ああ、そう!
(カルロス矢吹)で、来ているお客さんもみんな韓国人なんですよ。
(赤江珠緒)へー!
(土屋礼央)まあ、舌に慣れているからね。俺、レッドブルも韓国で飲んだらちょっとキムチの味がしたよ?
(赤江珠緒)それは気のせいじゃなくて?(笑)。
(土屋礼央)いや、国によって成分が違うんだって。だからそういうのもあると思うよ。
(赤江珠緒)ああ、そう? 矢吹くんがそこに行って食べるとどうなんですか? 日本人からしたら。美味しいんですか?
完全に別物として美味しい
(カルロス矢吹)あのね、美味しいんですけど、もう完全に別物ですね。で、そもそも韓国って、どうしてもソウルに皆さん、一番行かれるので焼き肉とかのイメージの方が強いと思うんですけども。でも、シーフードをかなり食べられる国で。特にフエって言って白身魚をサムギョプサルみたいにして巻いて食べるのとかすごい……ソウルは海に面してないからあんまりないんですけど、海岸沿いの町には絶対にあって。すごいポピュラーなんですよ。だからもともと海鮮にすごい一家言ある国民性というか。みんなちゃんと舌になじみがあるので。だからそれに合わせて作られたものが人気が出ているんだと思いますね。
(赤江珠緒)じゃあ、観光で旅行に行った時にお寿司の別物として日本人も行けるという?
(カルロス矢吹)行けると思います。で、昔カリフォルニアロールが出てきた時って絶対日本人から見たらすごく奇妙に見えたと思うんですよ。
(赤江珠緒)邪道というかね。
(土屋礼央)「寿司じゃないぞ」っていうね。
(カルロス矢吹)だけど、今はもう日本の結構な名店でも普通に出してたりするのんで。もしかしたら10年後、20年後の世界的なスタンダードになっているかもしれないですね。韓国風の寿司が。
(土屋礼央)いいな。ちょっと食べてみたいな。
<書き起こしおわり>