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安住紳一郎・福島暢啓 影響を受けたアナウンサーを語る

安住紳一郎・福島暢啓 『日曜天国』ピンチヒッターを語る ラジオ
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安住紳一郎さんがMBSラジオ『MBSラジオ亥の一番!次は~新福島!猪ベリグ大新年会!』に出演。福島暢啓さんと影響を受けたアナウンサーについて話していました。

(安住紳一郎)ラジオも聞いてました。

(福島暢啓)どんな番組が流れてたんですか?

(安住紳一郎)私は北海道で18歳まで育ったので、北海道だとHBCラジオとSTVラジオと2つの放送局が強いんですけども。HBCに『ベストテンほっかいどう』ってのがあって。ラジオ番組であとはSTではネットで『全日本歌謡選抜』っていうのがあったんですが。これはたぶん全国でもネットで流れてると思いますけど、その2つ。あとはSTVに木村洋二アナウンサーっていう、いま59歳の方がいらっしゃって。その方が地方局なんで、アナウンサーが深夜のラジオ番組をやってたりするんですよね。

で、まあ『パックインミュージック』とか『セイ!ヤング』とかMBSですと『ヤングタウン』ですけども。ああいう感じで北海道で『アタックヤング』っていう絶大な人気を誇る若者向け深夜番組があって。『木村洋二のアタックヤング』っていうのがあったんですが。それをアナウンサーの人が喋っていて面白いなと思って聞いてましたね。

(福島暢啓)その面白さって、どういうジャンルの面白さなんですか?

(安住紳一郎)それはね、木村洋二さんの面白さはね、たぶん私とか福島くんがやってるのと同じことだと思う。

(福島暢啓)えっ? 「私とか福島くんがやってるの」ってどういう面白さですかね?(笑)。

(安住紳一郎)なんか、普段は暗いんだけども、頑張って人前に出て、なんとか面白くしようとしている放送局サラリーマン芸(笑)。

(福島暢啓)ああーっ、なるほど! ああ、そこが源流なんですか? 私は安住さんを通してしかそれを知らなかったものですから。まあこれ、あんまり聞いている人は「はいはい」ってなっているかどうかわかりませんけども。ああ、北海道の放送局のその芸が流れ込んできているんですね。

(安住紳一郎)そうですね。そうかな?

(福島暢啓)はー! その人はどこからだったんだろう? でも、自然とそうなっていったんでしょうね、たぶんね。

(安住紳一郎)そうですね。

(福島暢啓)その方はいま、どうしてらっしゃっているんでしょう?

(安住紳一郎)いま、59歳でSTVにいらっしゃって。北海道ではもう木村洋二さんと言うと、みんな「ああ、木村洋二さん、木村洋二さん」って。大泉洋さんと番組をやってるような、北海道のスターですね。

(福島暢啓)大スター。不勉強で……。ああ、そうですか。へー! その方に影響を受けて。じゃあもう、いまの安住さんのトークの基本は木村洋二さんから?

(安住紳一郎)そうね。木村洋二さんの影響。それから、皆さんご存知の古舘伊知郎さん。あとは弊局の先輩の久米宏。あとは松下賢次。あと、初田啓介。このへんの先輩の影響が強く受けてますね。

(福島暢啓)古舘さんはまず最初の出会いっていうのはどこか、覚えてますか?

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古舘伊知郎との出会い

(安住紳一郎)学生の頃に古舘さんがトークライブをやってましてね。「アナウンサーでトークライブってずいぶん変わったことしてるな」と思って。まあ当時から既に有名だったんですけど。行ったらやっぱり三時間半ぐらいずっと喋ってました。びっくりしましたね。

(福島暢啓)へー! どんなことをしゃべってたんですか?

(安住紳一郎)いや、もう本当に最近気になることから難しいこと、あるいはその仏教に関することとか、人間の脳に関することとか。あとは亡くなってしまったお姉さんのこととか。あるいは、アナウンサーらしいちょっとこう、早口でまくしたてるような、そういう演目があったりとかして。

(福島暢啓)へー! それを学生の時に見に行ったということは、もう既にそういう方向には心は向いてますよね?

(安住紳一郎)そうね。向いているね。もうね。

(福島暢啓)そうですよね。1対他、400人以上に対する喋りというものにすごく意識はもう向いてる感じがしますけど。その古舘さんの影響を受けてるアナウンサーっていま、たぶん全国的にめちゃくちゃ多いと思うんですけど。

(安住紳一郎)いや、もう私たちの世代で古舘さんの影響を受けてないアナウンサーはいないよ。

(福島暢啓)いないですよね?

(安住紳一郎)「古舘さんのようになりたい」「古舘さんのようにはやるまい」っていう両方の影響を含めると、ほぼ全員じゃないですか?

(福島暢啓)そうですよね。古舘さんの実況のスタイルっていうのがいま、スタンダードになっているでしょう?

(安住紳一郎)そう。25年くらい前の古舘さんの実況を思い出すとすごかったなっていう風に思うんだけれど、実際にテープ取り寄せて聞いてみると「えっ、普通の感じがするよな」って思っちゃうんですね。それはなぜかっていうと、いまはもうほとんど古舘さんの真似をしてる人だらけになってるんで。特に25年前の古舘さんの実況を聞いたとしても、新しさを感じないんですよ。それくらい影響力があった。

(福島暢啓)だから本当エポックメイキングっていうか、そのフォーマットを作ったっていうことですよね? はー! 古舘さんのすごさは何だと思いますか?

(安住紳一郎)やっぱり知識と勉強の量と、あとはその自分に酔いながらも話を、実況をまとめていく感じ。あの能力はやっぱり突出していると思いますね。

(福島暢啓)安住さんもそういうところは真似しようとしたりしますか?

(安住紳一郎)いやー、古舘さんの真似はできないですし、うーん……でもなるべく、良いところは盗みたいなっていう風に思ってますね。

(福島暢啓)そうですか。立川談志さんがね、あの人が自分がいいと思う芸人をまとめた本っていうのがあるんですけど。100人ぐらいだったかな? まとめている本があって。そこに古舘伊知郎さんの名前が出てきて。「この人は新しい芸を確立するはずだ」っていうようなことを言っていて。「ああ、まさにいま、そういう状況だな」っていう風には思うんですけど。ご自身もいま、放送をやる中で「あ、いま古舘さんになったな」って思う時っていうのはどこかであったりするんですか?

(安住紳一郎)やっぱり決められた時間の中でまくし立てていって、スピードを弱から強に上げて弱に落として時間きっちり収める感じはやっぱり古舘さんの影響だなと思って。そこはやっぱり、うん。なんか「あっ!」みたいな。自分の中の古舘さんが出たなっていう風には思う時がありますが。あんまりいまはやらないですけどね。

(福島暢啓)うっかり出ちゃうんですかね?

(安住紳一郎)うっかり出る時はありますけれど、でもあんまり評判よくないから、やらないようにはしているけど(笑)。

(福島暢啓)評判、よくないんですか?(笑)。

(安住紳一郎)評判、よくないね。私の早口っていうのはあまり良くない。

(福島暢啓)そうですか。へー! 安住さんってどちらかというと、間を取るけど早口っていう印象なんですよね。

(安住紳一郎)そう。私は、そう。だから古舘さんに敵わないなと思ったんで、自分はもう間を取るしかないなと思ったんで。変な間をよく取る癖がありますね。

(福島暢啓)久米さんなんかはどうですか?

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久米宏のスタイル

(安住紳一郎)久米さんはやっぱり東京のアナウンサーの良さで、東京のちょっとそのなんて言うか、軽妙洒脱でありながらも、ちょっと斜に構えたお茶目な感じの早口が久米さんの特徴なんですよね。だから古舘さんとはまた違う。

(福島暢啓)なるほど。久米さんの影響もあるということでしたよね? それはどういうところですか?

(安住紳一郎)久米さんの影響があるのは、久米さんはちょっとやっぱりね、質問に対してまっすぐ答えない。ちょっと斜めに入った切り口でザッと進んでいって、それでちょっと最後に意地悪な質問を投げ返すというやり方はTBSのアナウンサーは比較的、久米さんの影響を受けてると思います。

(福島暢啓)はー、そうですか! あれ、久米さんなんですね。TBSのアナウンサーの皆さんがロケなんかの進め方とか、インタビューの仕方なんかを見ていると、なんていうかちょっとね。

(安住紳一郎)そう。ちょっとね、意地悪にまとめないと落ち着かないっていう(笑)。

(福島暢啓)みんな体を斜めにして喋るじゃないですか。正対したりとか、あまりしないから。あれはなんだろうな?って思ったんだけど、久米さんがその元祖なんですね。

(安住紳一郎)そうね。久米さんの影響が大きいと思いますね。

(福島暢啓)はー、そうですか。そういう先輩方のいろんな芸というのかどうかわかりませんけど、その技術っていうのはやはり常に観察して、自発的に勉強していったっていう感じですか?

(安住紳一郎)そう。結局、優秀な先輩がいるとね、周りの人がその先輩のことを褒めたりするし。「あのようにできませんか?」っていう、そういう注文の仕方があるから、どうしてもそうなっていくよね。

(福島暢啓)なにかメモを取ったりとか?

(安住紳一郎)いやー、そこまで「勉強」っていう感じじゃないけど、やっぱり体感的なものと、まあ現場で気に入られようとするその必死さからどうしても、そういう風になっちゃうよね(笑)。

(福島暢啓)フフフ、そうですか。なんかやっぱりね、放送を見てて東京のアナウンサーの人たちってすごくこう、大変そうだなって思いながら見るんですよ。

(安住紳一郎)そう?

(福島暢啓)そんなこと、ないですか?

(安住紳一郎)いやいやいや、MBSのアナウンサーとかも大変でしょう?

(福島暢啓)いやいや、そんなことないですよ。

(安住紳一郎)本当?

(福島暢啓)はいはい。ぼんやりしていたらそれなりに生きていけるんですけども。だから東京のアナウンサーの人たちってなんか、殺し合いそうな勢いを感じるんですけど。それは遠くから見てるからそう思うだけなんですかね?

(安住紳一郎)まあ実際、殺し合ってるかな?(笑)。

(福島暢啓)フフフ、刺し合ってるんですか、多少は?

(安住紳一郎)わかんない。どうだろう?

(福島暢啓)お互いの仕事を取り合うとか、そういうのがあるのかな?って。

(安住紳一郎)あと、フリーランスの方もたくさんいるしね。うん。

(福島暢啓)はー。それはどう思っているんですか? たとえば、地方から出てきてフリーランスになって来る人たちってやっぱり脅威というか、恐怖みたいなのがあるんですか?

(安住紳一郎)まあ人にはよるけどね(笑)。

(福島暢啓)みんながみんなじゃないけど(笑)。

<書き起こしおわり>

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