吉田豪と絵恋ちゃん 大阪・最前厄介おじさんとの戦いを語る

吉田豪 肩の激痛を語る SHOWROOM

絵恋ちゃんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』にゲスト出演。吉田豪さんと大阪の無銭ライブ現場の最前列に現れる厄介おじさんとの戦いについて話していました。

(吉田豪)(コメントを読む)「大阪の最前おじさん」。そうね。だからあれも相当がんばって、あのどうしようもない状況の中でベストな対応をしたはずなのに、「ああいうのはよくない!」みたいに言う人が出てきたりとか。

(絵恋ちゃん)怒られましたね。

(吉田豪)要は、これも簡単に説明すると大阪の無銭現場に来る名物の、かならず最前で周りがなにをしようがまったく動じない、デーンとしていて誰かオタクがぶつかった瞬間にもめ始めて、何度も警察沙汰になっている有名なヤバい人がいるんですよ。で、毎回EXILEのTシャツを着てたりするような人で。

(絵恋ちゃん)うん。

(吉田豪)オタなのかどうかもわからないんだけど、でもTwitterのアカウントもあって。見ると「○○ちゃん、好き好きー」みたいな、すごいテンションの高いリプライを送りまくっているような人で。で、その人が絵恋ちゃんが出る時に来ちゃったんですよね。

(絵恋ちゃん)来ました。

(吉田豪)だいたいいるんですよ。で、絵恋ちゃんの最前にいて「どうしよう?」ってなった時、絵恋ちゃんがその状況の中でベストな対応はしたと思うんですよ。

(絵恋ちゃん)うん。何を言ったんだっけ? 何かいじったんですよね?

(吉田豪)歌の中でブーケを投げるような……。

(絵恋ちゃん)はい。結婚の曲があるんで、ブーケをいつも吊るして、それをみんなが取ろうとするっていうオタ芸があって。そのブーケを最前のおじさんに当てるような感じで。で、みんながちょっと笑ってくれて……っていう。

(吉田豪)アンタッチャブルな存在をそういうような感じで中和させる、ギリギリの戦いをやって。で、絵恋ちゃんがね、こういうようなメンタルだっていうことをわかっている人間からすると、「絵恋ちゃん、すげーがんばったわ!」ってなるけど、なかなかね、それも……「ああやって厄介おじさんを認めるようなことをしちゃ、ダメだ!」みたいな。

(絵恋ちゃん)そうそう。「お前のせいだ!」まで言われましたからね。あの後に。「こういうやつがいるから……」って。

(吉田豪)うん。「負けないぞ!」って言いながらぶつけていたの、すごい笑った(笑)。いい話なんですよ。

(絵恋ちゃん)フフフ、「負けないぞ」って言っていたっけ?(笑)。心の声が出ちゃっていた(笑)。

「負けないぞ」(心の声が出る)

(吉田豪)フハハハハハハハッ! いい話ですよ。大阪によくいる人です。南波一海さんのトークイベントとかにも来ていたっていうね。

(絵恋ちゃん)へー、そうなんだ。

(吉田豪)無銭なら、とりあえず来るっていう。(コメントを読む)「去年、警察沙汰になってから見ていない」。ええと、今年復帰したっていう話も聞きました。

(絵恋ちゃん)へー。オタクとして復帰?

(吉田豪)現場復帰を。(コメントを読む)「言ってた、言ってた」(笑)。「負けないぞ!」って(笑)。

(絵恋ちゃん)フフフ、ちょっと覚えてないです(笑)。

(吉田豪)心の声は結構漏れるんですか?(笑)。

(絵恋ちゃん)漏れてないと思うんですけど……(笑)。言ってたっけ?

(吉田豪)「辛い……」とか(笑)。

(絵恋ちゃん)言っちゃうんだな(笑)。

(吉田豪)(コメントを読む)「普通にいい話だな」。そうなんですよ。そう思います、うん。

(絵恋ちゃん)怖かった。でも後で、その知らないオタクにTwitterで怒られて。「お前のせいで厄介おじさんが調子に乗っちゃった」って言われた時、「別に絵恋だってやりたくなかったけど、そうするしかなかったから。みんなが『この人、大丈夫かな?』ってなっている空気があったから、それをどうにか笑いに変えたくてそういうことをしたんです」って言ったら、それはそれでまた怒られました。「自分が調子に乗ってやったことなのに、被害者ぶるな」って。

(吉田豪)フフフ、あのね、こっちはなにもできないわけじゃないですか。イベンター側が出禁とかにするような対処をしてもらわない限り、いたらこっちは何かをするしかないっていうか。無視するか、なんとなくいじって場の空気を和らげるか、どっちかしかないじゃないですか。結局。イベントでもあるんですよ。そういう人に限らず、変なタイミングでおかしなことを言い続ける人とか、たまにいるじゃないですか。

(絵恋ちゃん)ああ、いますね。

(吉田豪)無視するか、いじるかしかないんですよ。トークイベントとかでも。

(絵恋ちゃん)そう。どっちかです。うん。その見極めも大事ですよね。「この人は1回拾っちゃうと余計になっちゃう人だな」っていうのもあるから。絵恋が一言いって、みんなが笑っておしまいってなる人だったらいじるし……っていう感じですね。

(吉田豪)トークイベントで話しかけ続ける人とか、たまにいるじゃないですか。杉作さんとのイベントでJさんがそれを拾っちゃったんですよ。で、拾ったがために何度も話しかけ続けちゃって、僕がもう「お前、絶対にしゃべるなよ!」っていう空気、オーラを全開にしながら(笑)。邪魔をするような感じで、あえてそっちに背中を向けるような感じでやって。

(絵恋ちゃん)へー。それで落ち着きました?

(吉田豪)落ち着きましたね。Jさんが「豪ちゃん、怒っちゃったよ!」って(笑)。いや、怒ってはいないんですよ。「お前、いい加減にしろよ」っていうのは出したけど。

(絵恋ちゃん)喜んじゃう人がいるんですよね。

(吉田豪)そう。「いじられた。やったー!」になっちゃう人がたしかにいるんですよ。

(絵恋ちゃん)いろんな人が……お金を払うだけで来れるもんね。

(吉田豪)だから、そこで選別しようがないですからね。よく思うんですよ。AKBとかでそれこそ握手会とかで事件が起きるたびに、そりゃあ人間が集まったら数%はああいう人、まぎれますよっていう。1万分の1だか何万分の1だかわからないけど。それは避けようがないから。うん。

(絵恋ちゃん)そうですね。

(吉田豪)それはもう運営なりが対処してもらわない限り、こっちに責任を負わされても……っていう。

(絵恋ちゃん)電車とかと一緒じゃないですか。

(吉田豪)いますよ、そりゃあ。不思議な人。

(絵恋ちゃん)お金を払ったら誰でも乗れるっていう。

(吉田豪)その中でのベストは尽くしているはずですよ。あれは正解だったはずです。

(絵恋ちゃん)ねえ。怒られたけど、もうやだ。

(吉田豪)「やだ」(笑)。

(絵恋ちゃん)もう怒られたくない。

(吉田豪)怒られること、あるんですか?

(絵恋ちゃん)誰に?

(吉田豪)なんでも。バイト先でも、家でも。

(絵恋ちゃん)怒られること、あるかな? あんまりでも……優しい人が多いから。

(吉田豪)「絵恋ちゃん、しょうがないね」っていう?

(絵恋ちゃん)うん。なるかも。

(吉田豪)仲間とかはそうですよね。お友達とかは、たぶんみんな。「絵恋ちゃんだからしょうがない」っていう。

(絵恋ちゃん)そう。

<書き起こしおわり>

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