吉田豪と長谷川るみ BUBKAスキャンダル報道を振り返る

吉田豪と長谷川るみ アイドリング!!!時代を振り返る SHOWROOM

(吉田豪)その時期は運気のいい時だったんですね。

(長谷川るみ)うん。ブレイクの時だったと思いますよ。あれは。でも、あれを逃しちゃったからずーっと来なかったんですよね。10年に1回ぐらいしか来なくて。そこからずーっと来なかったんですね。だからいまはちゃんと見てもらって。

(吉田豪)いまだったらもうちょっと上手くやった?

(長谷川るみ)もうちょっと……いまは恋愛禁止ではないですけど。私も。

(吉田豪)まあ、いまあの状況だったとしたら……?

(長谷川るみ)上手くやりましたよね。うん。っていうか、別れていたかもしれないですね。その人と。やっぱり自分が上がりたいんだったら別れたと思う。その方のためにも。もっとグループを引っ張ればよかったなとも思いました。でもあれからどんどんどんどん精神が……もともと気が強いくせにものすごく弱いんですよ。意外と。だから占いとかに行くし、数珠とかにも頼っちゃって。結構弱いから、あれで崩れちゃったっていう。

(吉田豪)スピリチュアル、好きすぎますよね。

(長谷川るみ)うん、そうですね(笑)。霊感もありますし。だから気の強いふりをしているけど、脆いんです。

(吉田豪)ガードを固めるための気の強さみたいな感じなんでしょうね。

(長谷川るみ)はい。そうですね。絶対に多分他のメンバーの子の方が気が強い子がいると思いますよ。

(吉田豪)ソフトそうに見えるけど、実は芯が強そうな人たちが。わかりやすく強そうに見えただけっていう感じですかね?

(長谷川るみ)そうなんです。だから、そういうものに頼る。塩とかね。占いとか数珠とか。たぶん弱さから来ているんですよ。

(吉田豪)初対面で僕、塩かけられたらどうしようって思っていましたよ(笑)。

(長谷川るみ)フフフ(笑)。

(吉田豪)「かける人らしい」って聞いていたから。

(長谷川るみ)そうですね。いま、最近は塩はなくなったんですけど。お家に帰って1回まくぐらいで。

(吉田豪)ちょっと嫌な人と仕事したりしたら、浄めて。

(長谷川るみ)浄めて。嫌な人、最近いないですけどね。

(吉田豪)そうですか?

(長谷川るみ)いないです。ほとんどいい人ばっかり。……はじめてBUBKAのこと言いましたね。

(吉田豪)ああ、そうだったんですね。

(長谷川るみ)吉田さんだとそんなに嫌な感じ、しないですね。それって自分では聞かれたくないことだったりするじゃないですか。

(吉田豪)わかります。

(長谷川るみ)でも、ちゃんと言えるから。さすがだなって思いました。

(吉田豪)別に糾弾するつもりで聞いてないですからね。

(長谷川るみ)引き出し上手ですね。さすが。

(吉田豪)いえいえ。まあでも、やっぱりそういうことがると、運命変わりますよね。

いろいろな本を読んで学ぶ

(長谷川るみ)うんうん。まあ1回、あそこでチーンとなったから、いろいろと勉強したし、人間関係もちゃんとやろうと思ったし。いろんな本を読んで、自分がなにが足りないのか?って分析をしたんで。

(吉田豪)どんな本を読んだんですか?

(長谷川るみ)うーん、心理学ですね。「敵を味方に変える方法」とか。あとは「スポーツ科学の心理学」とか。

(吉田豪)スポーツ科学?

(長谷川るみ)「スポーツから考える脳科学」みたいなものとか。あとは「イチロー式メンタル方法」とか。あとは「香川照之のスピリチュアル朗読」とか。「人間関係の作り方」とか、「人を魅了する方法」とか、「秀吉の人たらしの要因」とか。

(吉田豪)フハハハハハハッ! おおっ!

(長谷川るみ)いろんなのをいま……本だらけですね。小説も読むし。

(吉田豪)そういう何かから学ぼうとして。

(長谷川るみ)はい。そうですね。人間関係とか心理学とか。

(吉田豪)それまで、自分になにか足りない部分があったんですかね?

(長谷川るみ)いや、やっぱり牡羊座っていう星座なので闘争心とか、気が強いとか脆いんですけど、やっぱり負けず嫌いなところは言ってしまったり……気を結構張っているんですよね。それでやっぱり怒ったりすると、相手に逃げ場を与えないようにワーッて怒っちゃったりするから。敵も多くなるわけですよ。

(吉田豪)ですね。

(長谷川るみ)だから、あんまり敵っていらないじゃないですか。別に好かれなくてもいいけど、嫌われたくないから。嫌われないような……毒舌を吐いても、ちゃんと思いやりを持った発言をするとか。あと、フォローをちゃんとするとか。そういうことが足りてなかったなと。ただ自分の思ったことを言って、相手を攻撃しているっていうところは敵が多くなっちゃう性格だなと思ったので。そこをすごくいろんな本から学んで。やっぱり人の痛みがわかる人間でありたいし。人を思いやらなきゃいけないし。その人の状況とかを考えた上で発言しなきゃいけないし。毒舌を言ってもあとでフォローするっていうやり方を学びました。

(吉田豪)真面目な人ですよね(笑)。

(長谷川るみ)そうですかね? 真面目ですか?

(吉田豪)真面目ですよ。うん。

(長谷川るみ)真面目なのかもしれない(笑)。

(吉田豪)たしかに、いわゆる毒舌みたいな芸人さんとかって、基本ケアが上手いんですよね。モメない人間関係の作り方っていうのがあった上で言っているというか。

(長谷川るみ)そうなんですよ。マツコ・デラックスさんとか有吉弘行さんとか、よく番組を見て研究して学んでいるんですよ。それこそ黒柳徹子さんの、なぜ黒柳徹子さんがこれだけ人々を魅了して長年愛され続けるのか?っていうのを調べたりとか。

(吉田豪)調べたんだ(笑)。

(長谷川るみ)で、ちょっと真似てみたりもしていますね。ノートに書いて。

(吉田豪)インタビュアーとしては黒柳徹子さん、絶対に間違っていますよね(笑)。「あなた、○○なんですって?」みたいな「はい」しか言えないような質問の仕方をするとか、絶対にダメなやり方をしているんですけど……。

(長谷川るみ)でも、嫌われないですね。

(吉田豪)人間性で完全にカバーしていますからね。

(長谷川るみ)ねえ。全然嫌われないじゃないですか。だから毒舌を吐いても嫌われない方法っていうのを学んでいますね。いま、携帯に全部入っています。

(吉田豪)いろいろメモしているんですか?

(長谷川るみ)メモとかブックマークしてね。かならず入れているんです。

(吉田豪)ちゃんとした人ですよ。

(長谷川るみ)ありがとうございます。

(吉田豪)「アレな人」っていうイメージばかりが強かったけど。まあ、いまだにたしかに話していても日本語の間違いはすごいあるんですけど(笑)。

(長谷川るみ)フフフ、そうですね。日本語を知らないのかな?(笑)。

(吉田豪)ただ、昔ほどの派手な間違いじゃなくなっているとか。一応まあ、見逃しておこうぐらいの間違いになっている。アイドリング!!!時代よりは間違いがひどくはなくなっていると思いましたね。

(長谷川るみ)ありがとうございます。

<書き起こしおわり>

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