吉田豪と西井万理那 アイドルの自己肯定感を語る

吉田豪と西井万理那 生ハムと焼うどん活動休止までの経緯を語る SHOWROOM

西井万理那さんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。吉田豪さんと実は自己肯定感が低い子が多いアイドル界について話していました。

(吉田豪)でも、本当に思いますよ。西井さんのこの愛され力の高さっていうのは……。

(西井万理那)愛されているかな?

(吉田豪)親にちゃんと褒められて育っている気がするんですよ。

(西井万理那)ああ、褒められてるよ。

(吉田豪)でしょう?

(西井万理那)でも私、すっごい……なんかこれは話しだすと沼になるんだけど。自己肯定感が超低いの。

(吉田豪)嘘? そうなの?

(西井万理那)超低いよ!

(吉田豪)褒められて育つと肯定感が高くなるような気がするけど……。

(西井万理那)褒められて育ったの。でも、肯定感は低いの。それが超不思議。

(吉田豪)へー。ミスiDとかに来るような子は基本、みんな異常に自己肯定感が低くて。で、だいたいみんな家庭に問題を抱えていたりとか、親に褒められていない人たちが多くて。家庭環境って大きいなと思っていたんだけど、褒められていてもダメなの?

(西井万理那)私ね、気づいちゃったの。自己肯定感って……褒められているか褒められていないかっていうのはその子が孤独を感じるか、感じないかの違いにしか左右されないっていうことに気づいたの。だから自分が自信を持つかっていうことはたしかに自己肯定感に関係があるかもしれないけど、私はそうでもないから。たぶん関係ないと思うの。ただ、親に褒められていない子って孤独になりたがらないの。だから私って1人が大好きなの。家とかでもずっと、誰も帰ってきてほしくないし。ずっと1人でいたいの。

(吉田豪)へー。

(西井万理那)で、人とワイワイするのも好きだけど、1人でいるのもすごく好きなの。だけどZOCのメンバーってマジで1人になりたくない子ばっかりなの。

(吉田豪)わかる。それがミスiDです(笑)。

(西井万理那)だからトイレに行く時とかも「にっちゃん、ついてきて」みたいな感じなの。「1人で行きなよ」みたいな感じのタイプなの。みんな。だからそこで気づいたの。関係ないんだなって。自分に自身があるとかないとかじゃなくて、孤独になりたいか、なりたくないかの違いじゃないかと思った。

(吉田豪)その強さが持てたのは、褒められて育ったからでもあるのかな、みたいな感じかな?

褒められて育っても自己肯定感は高くならない

(西井万理那)そう。だから1人になりたくない人……私の友達もそうなんだけど。すごい孤独を感じやすい子って結構親に褒められていないタイプなの。だからそこに直結しているだけで、自分の自信に対しては直結していないんだろうなって思った。

(吉田豪)そうなんだ。自己肯定感、低くは全然見えなかったけど。

(西井万理那)うん。だから、鼻も削ったし。

(吉田豪)あったねー。おもしろニュース(笑)。

(西井万理那)私ね、鼻を削ったんだよ。あのね、鼻が高かったの。ちょっとここの鼻が高いのが嫌で。ちょっと鼻の骨を削ってみたの。そしたら意外とみんな「ああ、鼻の骨、削ったんだねー」みたいな感じだった。

(吉田豪)あの、整形報告を普通にしていたじゃん? あの……おもしろかったね(笑)。

(西井万理那)だってさ、鼻がこんなパンパンに腫れるのよ(笑)。バレるよー!

(吉田豪)「言わなきゃ!」って?(笑)。

(西井万理那)言わなきゃバレるよ。しかも、高くしたわけじゃなくて、鼻を低くしたの(笑)。ウケるよねー(笑)。

(吉田豪)珍しいパターンですよね。

(西井万理那)でもね、またやりたい。今度は鼻をこうしたいの。

(吉田豪)あれ、言っちゃいけないやつなんだっけ? オペってずっとメンテナンスしないとダメで……みたいなやつ。

(西井万理那)ああ、メンテナンスなんかいらないよ。

(吉田豪)そうなの?

(西井万理那)勘違いしている人が結構多いんだけど、整形ってメンテナンスなんかいらないから。それは安く済ませた人。メンテナンスがいるのは。たとえばヒアルロン酸とかボトックスとか。そういうのはメンテナンスがもちろんいるよ。だってそんなのさ、5秒ぐらいで施術が終わるんだから。

(吉田豪)なるほどね。まあだから、アイドルやっている子って自己肯定感、みんな低いよね。

(西井万理那)なんでだろうね?

(吉田豪)だから、なにかをこれで取り戻そうとしているんだろうなって思うんだけど。でも、みんなに褒められてもなかなかそれって別に自分を肯定できるようになるわけでもなくて。

(西井万理那)いや、でも私はちょっと肯定できているよ。

(吉田豪)ああ、なった? 変わった? ファンのおかげ?

(西井万理那)うん。ファンのおかげ。やっぱりなんかね、「いまのままじゃダメだ」っていう気持ちが強いと思うの。自己肯定感が低いのって。だから、ちょっとはがんばろうかなって思って。それがTwitterとかで数字に出るじゃん。やっぱり数字を見た時になんか「ああ、1年前よりもいいねの数が増えたな」とか「1年前よりもフォロワーが増えたな」とかって思うと、ちょっと上がる。豪さんは? 低い? 高い? どっち? 高そう。

(吉田豪)フフフ(笑)。

(西井万理那)でも、高いよね。やっぱり。人の話をそんなに冷静に聞けるんだもん。高くないと。

(吉田豪)そうなの? これ、高いっていうことなの?

(西井万理那)だってそんな髪の色をしてるぐらいだよ? 高くないと……。

(吉田豪)フハハハハハッ! いい歳して?(笑)。なのかな?(笑)。

(西井万理那)フフフ、でも高い方がいいよ。うん。高いにこしたことはないよ。

(吉田豪)低いと生きづらそうだなっていうのはすごく思う。

(西井万理那)低いと生きづらいし、そうね。やっぱり高いにこしたことはないよ。やっぱり。

(吉田豪)だから、本当に思うんですよ。よく「かわいければ悩みなんてなくなるのに」なんて言うけど、そんなの嘘じゃん?っていうさ。ものすごいかわいいアイドルが自己肯定感が死ぬほど低くて悩んでいるのを見ると……あのちゃんがあれだけ悩んでいるのとかを見ると、思うわけですよ。ビジュアル関係ないわっていう。

(西井万理那)うん。なんでだろうね? なんかやっぱり……なにがそうさせているんだろうね。でも自己肯定感が低い人って上に上に行きたがるから、それはそれでいいんだよ。だっていまの自分に満足をしていないっていうことだよ。だから、それはそれで……。

(吉田豪)まあね。「なんとかしなきゃ」っていう思いは出るから。

(西井万理那)そうそう。プラスに考えるとね。うん。(コメントを読む)「自己肯定感が高くなければ『プロインタビュアー』なんて名乗らない」。フハハハハハッ!

(吉田豪)まあ、ネタですからね(笑)。

<書き起こしおわり>

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