吉田豪 米良美一のピュアな素顔を語る

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吉田豪さんがニッポン放送『上柳昌彦・松本秀夫 今夜もオトパラ!』に出演。もののけ姫の主題歌でおなじみの米良美一さんのピュアすぎる素顔について語っていました。

(松本秀夫)さあ、大人の楽しみに精通する達人たちが毎日登場。日刊大人の達人。水曜日の達人はプロインタビュアーの吉田豪さん。今日はもののけ姫の主題歌でおなじみ。世界的なカウンターテナー、米良美一さんの素顔を伺います。

(上柳昌彦)はい。

(吉田豪)はい。そういうわけでね、もののけの米良さん。お会いしたのはあれなんですよ。僕、テレビの仕事がいろいろ増えてきて。それがプラスになることも多くて。一緒の仕事になった瞬間に取材をたのむことがたまにあるんですよ。

(上柳昌彦)あー!

(吉田豪)なかなか取材できなさそうな人の懐に飛ぶこむっていう。米良さんはそのパターンなんですよね。

(上柳昌彦)きっかけは?

(吉田豪)あの、『さんま岡村の日本人なら選びたくなる二択ベスト50!』っていう日本テレビの特番があって。僕、ほとんど発言はできなかったんですけど。

(上柳昌彦)いわゆるひな壇に?

(吉田豪)ひな壇ですね。つまり50人ぐらいいる状況で。

(上柳昌彦)50人でどうしろって言うんでしょうね!?

(吉田豪)本当、どうしろ?なんですよ。

(上柳昌彦)呼べばいいってもんじゃないでしょ?

(吉田豪)途方に暮れてた時に、隣が米良さんだったんですよ(笑)。

(上柳昌彦)また、その順列がわからない!

(吉田豪)いや、僕、『二丁目枠』って呼んでたんですよ(笑)。

(上柳・松本)(笑)

(吉田豪)米良さんが最高な、すごい派手なかわいらしい服を着てて。僕、完全に米良さんにスイッチ入って。VTRの最中とかも、ずっと米良さんと雑談とかしてて(笑)。

(上柳昌彦)米良さんに関する知識等々はいろいろ、もう?

(吉田豪)もちろん本とか読んでて。

(上柳昌彦)あー、やっぱり読んでいる。それが偉いよなー!

(吉田豪)で、『あの本、すごいよかったですよ』みたいな。そこから入って。

(上柳昌彦)それは言われたら米良さん、うれしいですね。

(吉田豪)『めちゃくちゃ面白かったですよ、あれ』って言ったら、『いまなら、もっと書けますよ』って。

(松本秀夫)(笑)

(上柳昌彦)あー、なるほど。

(吉田豪)『二丁目・・・』『あ、二丁目なんですか?どういうところ、行かれてるんですか?僕、最近行けてないんですよね』みたいな話で。ちょっといろいろ仲良くなって。あの、『一緒に写真が撮りたい。とにかくこのファッション最高だから、写真を撮らせてくれ』ってたのんだら、撮影がすごい押しちゃったせいで、撮れなかったんですよ。米良さん先に帰っちゃって。だからそれがすごい申し訳ないと思ったみたいで。インタビュー受けてくれて。その時に、『あの時のお詫びで』みたいな感じでお菓子まで持ってきてくれて。

(上柳昌彦)あー。

(吉田豪)『ずっと申し訳ないと思っていて。謝らないきゃと思っていて、ようやくここで会えました』っていう。

(松本秀夫)義理堅い方なんですね。

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義理堅い米良美一

(吉田豪)義理堅い方ですよ。で、週刊ポストの取材でそういう風になりまして。いや、面白かったですよ。だから、僕のそのウェルカムな感じをすごい受け止めてくれて。

(上柳昌彦)でも、自分の書いた本をね、読んでいてくれて。その内容をちゃんと覚えて、あそこが良かったって、たぶんね、豪さん上手く言ったと思うんですよ。

(吉田豪)だから、取材で会ってそういうことを言うんだったらわかりますけど、共演で隣に座って・・・

(上柳昌彦)そう。そうなの!偶然だからね。

(松本秀夫)たまたまでしょ?

(上柳昌彦)日本テレビも、なにを考えて隣り合わせを?って本当に思うんだけど。そこでそう言われたらもうね、グッとハート、わし掴みですよね。はー。

(吉田豪)で、その結果ですよ、米良さんから言われましたよ。『いま、僕、吉田さんとラブなんです』って言われましたよ(笑)。

(松本秀夫)(笑)

(上柳昌彦)そりゃあ良ござんした。

(吉田豪)2人で手で『ラブ』作って写真撮ったりとかして(笑)。

(松本秀夫)(笑)

(吉田豪)アイドルとか、チェキでよくやるやつですよね(笑)。

(上柳昌彦)そこだよね。吉田豪のすごいところは。

(吉田豪)でも、米良さんが本当、えらい僕のことをなんか評価してくれるっていうか、えらい受け入れてくれて。なんでか?と思ったら、理由が途中でわかって。米良さん、ある東洋医学の先生を人生の師匠とあおいで。いろいろアドバイスとか受けたりしていて。その先生が変わり者らしいんですよ。実はその人のところに行くと、本棚に僕の本とか並んでいるらしくて。

(上柳昌彦)あー!そこか、やっぱ。

(吉田豪)『人間コク宝』とかが並んでいるような東洋医学の先生で。で、そういうのが好きだから、『あなたはこういう本に出ないとダメだ』って話をしたらしいんですよ。

(上柳昌彦)ああー、その先生が。

(吉田豪)そう。だから『吉田さんの取材を受けなきゃダメだよ!』みたいな。

(上柳昌彦)『吉田豪、知らないでしょ?この人にインタビューされなきゃダメよ、米良さん』って言われれて。『そうなんだ』と。

(吉田豪)そうそう(笑)。

(松本秀夫)東洋医学の先生が。

(吉田豪)そう(笑)。ありがたいことが。

(上柳昌彦)すごいなー!

(吉田豪)でも、たまにあるんですよ。こういうパターン。知らない人がサポートしてることっていうのがたまにあって。えらいこの人、なんでも話してくれるなと思ったら、知らないうちに誰かが説得してくれていたみたいな。

(上柳昌彦)『吉田豪に会わなきゃダメだ』と。

(吉田豪)『吉田豪に会うんだったら、全部言わなきゃダメだよ!』みたいな。後押ししてくれる人がたまにいるんですよ。

(松本秀夫)全く関係のない人が。吉田豪さんとは縁もゆかりもない方が。

(上柳昌彦)すごいなー。

(吉田豪)予め下準備で、覚悟してきてくれるんですよ。すごい(笑)。『わかりました。今日はスキャンダルのことから何から、全部話します!』っていう(笑)。

(上柳昌彦)『吉田豪さんの前に座るっていうことは、そういう気持ちで来てますから!』みたいな。

(吉田豪)そうですよ(笑)。

(上柳昌彦)はー!すごいね。

(吉田豪)ありがたいですよね。

(上柳昌彦)ねえ。

(松本秀夫)じゃあもう、米良さんも、腹をくくってっていうか、そういうことなんだなって。

(吉田豪)お互いがもう、ありがたい気持ちで取材した結果、しかもその後で、『今度一緒にお食事でもどうですか?』というお誘いまで入って。僕、基本取材後の付き合いってあまりしないタイプなんですけど。

(松本秀夫)おっしゃってますよね。

(上柳昌彦)割りとね、そうなんですよね。あっさりしてるんですよ。会うとね。

(吉田豪)あの、さとう珠緒さんから食事誘われても逃げたぐらいの人間ですからね(笑)。

(上柳昌彦)『スタッフになってくれ』とか、なんかいろいろ言われたとかね、たしか言ってましたよね。

(吉田豪)それ逃げたのに、米良さんの誘いには乗るっていうね(笑)。

(上柳昌彦)一応、選ぶんだよ。吉田豪も選ぶんだよ。これはいいかな?ってね。

(吉田豪)さとう珠緒さんのそれに乗ったら、怖いじゃないですか。単純に。米良さんは面白いじゃないですか。

(松本秀夫)ご本に書いてありましたけど、いろんな人にそういうこうね、『スタッフになってほしい』って・・・

(吉田豪)基本そういうのは逃げますけどね。米良さんの食事会なんてね、最高じゃないですか(笑)。

(松本秀夫)ちょっと想像もつかないですけど。

(上柳昌彦)米良さん、いったいどんなお店で、どんなセレクトをするのか?吉田豪さんのためにっていうね。

(吉田豪)その時はさらに心を開いてくれたんですが、さすがに言えないような話が山ほど聞いたんですが。でも、米良さんはピュアだってこともわかりましたよ。みなさん、いろいろ誤解してますけどっていう。

(上柳昌彦)ピュアなんですよね。

(吉田豪)すんごいピュアですよ。あの、そう。言っていいレベルで言うと、あの人、童貞ですよ。ぜったい。

(上柳昌彦)あ、そうですか?

(吉田豪)そうなんですよ。あの、ピュアなオネエですよ。

(上柳昌彦)へー。あ、まあまあ、そういうことなのか・・・

(吉田豪)ああいう事件もありましたけど。そこまで行ってない的な話ですよ。

(松本秀夫)そのへん、じゃあかなり微に入り細に渡り話してくださるわけですね。

(吉田豪)まあね、でもね、そうやってね、あの・・・(笑)。ね。だから僕、結局ヒット・アンド・アウェイじゃないですか。そうやってね、米良さんとのその後のデートはないですけどね(笑)。

(松本秀夫)1回だけで。

(上柳昌彦)そこはそこでということですか。

(吉田豪)まあ、でも面白いですよ。面白い。うん。自分が本当、いかに暴君なのか?みたいな話をずっとしてくれたんですよ。

(上柳昌彦)暴君?まあ、でも芸術家だから、やっぱり音楽に関しては相当、いわゆる暴君みたいになるんだろうし。

(吉田豪)もともとは、その体の問題とかもあって。それで、わがままに育てられて。で、どんどんどんどん・・・『暴君メーラ』とか言ってましたけど。暴君メーラがどんどんどんどんひどいことになっていって。だからああいう風になった、バチが当たったみたいな感じなんですよ。

(上柳昌彦)ああ、そうかそうか。

(松本秀夫)まあ、周りの人がいろいろとこう、言うことを聞いて、スポイルされて育ったってことをおっしゃるんですかね?

(上柳昌彦)でもね、突然、本当もののけ姫で米良さんの存在をね、僕らは知って。僕もインタビューして。ある種、社会現象みたいになりましたもんね。自分の環境がずいぶん大きく変わって、びっくりしたんじゃないですかね。あの頃ね。

(吉田豪)あの状態で、本当だから、ねえ。どういじっていいのかわかんない存在だったと思うんですけど。で、本でも書いていたんですけど、コンサートホールで客席から『もののけ!』っていう言葉が飛んできた時、普通それ、『もののけ姫』だから言っているだけのことなのに・・・

(松本秀夫)自分が・・・

(吉田豪)自分が言われてるって思ったどころか、『バレた』と思ったとか(笑)。

(上柳昌彦)ああー!

(吉田豪)自分の内面が、みたいな。

(上柳昌彦)なるほど、なるほど。

(吉田豪)ちょっと考え過ぎたタイプで。で、でもそれはもう、いまは本当、あそこまでいじっていい人になるとは思わなかったじゃないですか。

(上柳昌彦)本当、そう思いますよ。

(吉田豪)ここまでやるんですか!?って驚くレベルで。

(上柳昌彦)もうファッションからなにから、本当に変わりましたからね。

(吉田豪)完璧ですよね。

(上柳昌彦)まあ、ある種そのきっかけみたいな人ですよね。吉田豪っていう人はね。

(吉田豪)まあ、本人がどんどんそっちに行った果てに僕がいた感じですけどね。この場合はね(笑)。

(上柳昌彦)しかし、よくまあそのね、タレントさんの本を読み、内容まで結構覚えているもんですね。

(吉田豪)このもののけ発言のこととか、当然そういうのすぐ出るじゃないですか。『あの、あそこがすごい印象的で』みたいな(笑)。あの本でも書いてましたけどね、松田聖子が好きで・・・みたいな感じで。ススッと入っていくポイント、あるじゃないですか(笑)。

(上柳昌彦)やっぱりね、ゲストでいらっしゃる、取材するだと、まあ一応前も読んだけど、内容覚えてないから一応さらうみたいなね、ことをして。ちょっと当てるみたいなことをやるんですけど。吉田豪さんのすごいところは、頭の中に入ってるんだよね。ある種ね。

(吉田豪)だからタレント本を死ぬほど読んだプラスはそこですよね。テレビで誰が共演するか分かんないで、『うわっ、あの人いる!本、持ってくればよかった』みたいな感じで。『あなたの本、全部持っています』みたいな感じの(笑)。言えるじゃないですか。

(松本秀夫)じゃあもう、誰が来ても、本さえ出していれば、ほぼ目は通しているってことですね。

(上柳昌彦)ここ読んでいてくれたのかっていういいエピソードを覚えていて、それをね、『あそこが良かったですよね』って言えばね、そりゃあ相手はね、胸襟を開きますよ。

(吉田豪)また読んでなくても、タイトルと版元ぐらいは覚えてたりしますからね(笑)。

(上柳昌彦)版元(笑)。版元大事ですね。

(吉田豪)『日本文芸社から新書出したんですよね?』みたな感じで(笑)。

(松本秀夫)テクニックなんですね、これ。

(上柳昌彦)ということで、今日はね、吉田豪さん。米良さんにお会いになったお話でございます。じゃあ、もののけ姫、久しぶりにちゃんと聞いてみますかね。はい。ということで、吉田豪さんでした。どうも、ありがとうございました。

(松本秀夫)ありがとうございました。

<書き起こしおわり>

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