(吉田豪)そんなわけでね、大森さんですよ。大森さんがどこまで関わっていたのかってあんまり知られていないじゃないですか。
(西井万理那)靖子ちゃんはたぶん全部知っている。実は生ハムと焼うどんのラストライブ。
(吉田豪)あれ、主催は大森さんですよね。大森さんが会場を抑えたんですよね。
(西井万理那)私が言ったの。「靖子ちゃんがやって。靖子ちゃんに私はやってほしい」って私がお願いしたら靖子ちゃん、「いいよ」って言ってくれて。靖子ちゃんが全部やってくれた。お金のこととかも。
(吉田豪)だから帰り、なぜか大森さんが出口に……みたいな。生うどん2人がまず握手みたいな感じで並んで大森さんがその後ろでポストカードを配っていてね。
(西井万理那)ああ、そうだ。みんな気づいて、結構びっくりしていたよね。食いしん坊が。「あっ、大森さんがやっている!」みたいな。
(吉田豪)まあ、チケットに「主催:大森靖子」って書いてあるっていうね。
生うどんのラストライブ
『企画:大森靖子』 pic.twitter.com/GhL6O4ZHZ3— 泥酔天使?ナナ人目のれに推し (@mon00938) 2017年3月15日
(西井万理那)えっ、それ超レアじゃない? そのチケット持っている人。それでやってくれて。全部やってくれた。本当に。で、まあDVDとかは出していないんだけど。でも撮ってあるんだよ。DVDも。
(吉田豪)ねえ。大森さんがだって、生うどんのために会社を作ったり……本気で作ろうと動いていたみたいな。
(西井万理那)ああ、そうだ。そうだ! 靖子ちゃんが生うどんのためだけに会社を作ろうとしていたんだ。最初に。
(吉田豪)ちょっと尋常じゃない関わり方をしていたんですよね。
(西井万理那)そう。でも本当にね、みんな生うどんが続くように続くように、がんばっていたのよ。
(吉田豪)がんばりました。
(西井万理那)私もがんばっていたのよ。
(吉田豪)みんながんばったよ。
(西井万理那)そう。マジでみんなそれぞれが。
(吉田豪)それぞれが違う方向でね。
(西井万理那)私もマジでがんばった。続けられるように。だけどやっぱり無理だったのよ。どうしてもね。しょうがないね。がんばったのに無理だった。しょうがないよね。正直。
(吉田豪)たしかにね、大森さんのコラボで『YABATAN伝説』っていうのが出たけど、あれもいま思えばあのタイミングであの組み合わせでメジャーで出せたのも、ねえ。
『YABATAN伝説』
(西井万理那)すごいよね。
(吉田豪)すごいというか、感謝っていう感じだなって。
(西井万理那)感謝っていう感じ。で、私が靖子ちゃんと私と生うどんで話し合った時に、私はすごい泣ちゃっていたの。で、置いてある……ルノアールで泣いていたんだけど(笑)。
(吉田豪)ルノアールで(笑)。話し合い、ルノアールだったんだね(笑)。
(西井万理那)そう(笑)。ルノアールにハーブの匂いのふきんが置いてあるのよ。で、あれでみんな、顔を拭かない方がいいよ。私、あれで目を拭いていたら次の日、目がパンパンになっていて。本当に岩が入ったみたいにパンパンになっちゃって。あれでマジでおじさんとか、頭拭かない方がいい。絶対に。あれはヤバい。で、そしたらね、「なんかちょっと悲しい」って言っていたら靖子ちゃんが「にっちゃん、じゃあ焼肉食べに行こう」って言ってくれて。で、「これからどうしよう?」って言ったの。そしたら靖子ちゃんが「いいよ。また私がアイドル作るから、それを一緒にやればいいじゃん」って言ってくれて、それがZOCなんだよ。
(吉田豪)ちゃんと有言実行したわけね。
(西井万理那)そうよ。「また一緒にやろう。それで、がんばろう」って言ったのがZOCだもん。
(吉田豪)いい話じゃん。
(西井万理那)えっ、いい話。泣けてきた! 泣きそう、どうしよう!?(笑)。
(吉田豪)フハハハハハッ!
(西井万理那)泣きそう! だから靖子ちゃんは本当に優しい人なの。
(吉田豪)だからね、多少そこを誤解されていたりもするじゃないですか。大森さんが……あの人も正直に書いちゃう人だから。
(西井万理那)書いちゃうね。
(吉田豪)テレビブロスでかなり踏み込んだことを書いたりもして。
(西井万理那)いや、でも私はあれ、普通に読んだけど。まあでも「うーん。だよなあ」みたいな。
(吉田豪)僕がだから両サイドと交流する道を選び。「どっち派なんだ?」って言われるたびに「2人がいつか、また一緒にやれるようになってほしい派です」っていう言い方をしていて。
(西井万理那)うん。全然いいよ。あるよ。いいのよ、それで。
(吉田豪)なんかね、だからあまりにも西井さんの愛され力がすごいとはよく言っているんだけど。だからこそ……あと、そういう事情も含めて。
(西井万理那)いや、でも私も結構嫌われているよ。
(吉田豪)そんなことないよー。
(西井万理那)えっ、嫌われているよ。SNSで私が出るといっぱい叩かれるもん。「西井、いらない」「西井、いらね」っていっぱい書かれるもん。
(吉田豪)それはね、1回矢口さんの『火曜The Nighe』で……。
(西井万理那)それ以外でもだよ。割と。
東&西井の絶妙な組み合わせ
(吉田豪)『火曜The Night』に僕が呼んだ時にちょっと実感したのは、やっぱり生うどんがよくできていたのは基本、東が暴走するから西井さんがすごいいいポジションになっていたのよ。
(西井万理那)ああ、たしかに。それはそう(笑)。
(吉田豪)フハハハハハッ! いいところを取れていたのね。かわいげな感じとか。一緒になって暴走はするんだけど、向こうの方がやりすぎているから。
(西井万理那)そう。そうなの(笑)。私ね、暴走してるように見えて意外としていないのよ。していたけど、別にそこまで、実際はしていないの。
(吉田豪)そう。超得するポジションで。
(西井万理那)それはそう(笑)。
(吉田豪)だからいなくなって、なんか責任感を感じているのか、西井さんが暴走すると、西井さんがちょっと悪目立ちちちゃうんだよね。
(西井万理那)だって豪さんがさ、「今日呼んだんで。よろしくお願いしますね」って言うからさ、「あ、ちょっと暴れないとダメかな?」って。
(吉田豪)全然、全然。
(西井万理那)でもあれはいいんだよ。あれはあれで「暴れた」っていうかは、やりたいからやっただけ。別に。楽しかったね、『火曜The Night』。
(吉田豪)あれはあれでね。
(西井万理那)あの後に私、また出た。『火曜The Night』。電話で。
(吉田豪)見た見た。
(西井万理那)電話出演で。もうスタジオには呼んでもらえなかった。
(吉田豪)ベランダからの電話を。見た見た。
(西井万理那)あ、見た? うれしい。犬も出した。一緒に住んでいる(笑)。あれ、よかったよね。
(吉田豪)だから本当にね、生うどんという組み合わせのバランスの良さはね、実感することがすごい多くて。
(西井万理那)いや、わかるよ。たぶんそれはね、お互いに実感している。
(吉田豪)そうなんですよ。東さんとイベントをやっても実感して。東さんが兄弟でユニットを組むって発表して。まだ動いてはいないんだけど、その発表イベントみたいなのを僕が司会で出た時に、基本だから東さんはいろんなことを無茶振りする、発想力の人じゃないですか。
(西井万理那)ああ、そうね。頭の回転が速いのよね。
(吉田豪)でも、無茶振りしてもみんな兄弟は基本シャイだから全くなにもしない、できない。もうその場でも言ったんだけど、「こういう時に本当に西井さんがいたらよかったって思いますよね」っていうね。
(西井万理那)ああ、そう。言ったの?
(吉田豪)言いましたよ。
(西井万理那)ウケる(笑)。
(吉田豪)もちろん、向こうもしみじみと(笑)。やっぱりその、発想力と行動力の組み合わせだったから。無茶振りに全て応えるだけの反応速度が西井さんにはあって。
(西井万理那)それな。
(吉田豪)そうなんですよ。
(西井万理那)まあ、あのコンビはよかったよね。それはそう。
(中略)
(吉田豪)ただね、でも両サイドとやり取りしていて思うのは、どちらも生うどんを惜しんでいる感じ。
(西井万理那)ああ、まあそれはね、私も正直惜しんでいるもん。だから、こんなことを言ったらちょっとあれだけど、生うどんをみんあ惜しんでいるから、私はもっと……生うどんも自分の中で忘れていないの。全然わすれていないの。だからプロフィールにも「生ハムと焼うどん」と書いているし。別に「元」じゃないし。
(吉田豪)黒歴史じゃないし。
(西井万理那)そう。黒歴史じゃない。あれがあってよかったんだけど、それがあってよかったなって思える未来にしたいの。生ハムと焼うどんがね。だから、いまZOCでがんばるの。
(吉田豪)うん。
(西井万理那)超感動じゃない? 泣けてきた……(笑)。
(吉田豪)フハハハハハッ!
(西井万理那)(スタッフの方を指差して)泣いてる、泣いてるーっ!(笑)。
(吉田豪)泣いてないよ。泣いてないからね(笑)。
(西井万理那)フフフ(笑)。
(吉田豪)なんかね、お互いとやり取りをしていて感慨深いのはいろいろとあるんですよ。
(西井万理那)それなー。(コメントを読む)「ちょっと大人発言」だって。それな。
(吉田豪)あえて東に西井さんの報告をしたりとかね。僕。
(西井万理那)ああ、そう? してるの?
(吉田豪)西井さんに東さんの報告をしたりとかね。あえてやっている部分があって。
(西井万理那)あえてやってたんだ。
(吉田豪)あえてやってましたね。
(西井万理那)かわいいなー(笑)。
(吉田豪)フフフ、なんかね、切れないようにというか。報告だけはしておこうっていう。
(西井万理那)うん。それな。まあ、お互いにがんばってるよね。