吉川友さんが『猫舌SHOWROOM』火曜日に出演。吉田豪さんと2ちゃんねる、狼板の思い出について話していました。
豪さんありがとうございました、ゴウさん、たのしかった。ゴウさん、ゴウさん。#猫舌 #SHOWROOM配信 #吉田豪 pic.twitter.com/WBB95i3SwL
— 吉川友 (@kikkawa_you) 2018年7月24日
(吉田豪)まあ、ソロとしてちゃんと大人として扱われるようになって、ちょっと考え方とかも1ランク上がって?
(吉川友)まあ23、5ぐらいになった時から、アイドルっていうのがちょっと辛くなってきたなっていう時期があって。
(吉田豪)なにがあったんですか?
(吉川友)いや、それこそ若い子が多かったりとか。それこそ、まあライブを見た方だったり、歌番組を見た人が「ちょっとキツくないか?」みたいな。わかります? 「この年齢でアイドルとして言うのはどうなんだ?」みたいな。
(吉田豪)ああ、「アイドルです」って言うのは。そういうのに私はちょっと無理がないか、みたいな?
(吉川友)そうです。本当に。私、2ちゃんらーだったんで。昔。
(吉田豪)言えてないですよ!(笑)。「2ちゃんねらー」。2ちゃんらーって。フハハハハハッ!
(吉川友)2ちゃんらー(笑)。2ちゃんを見てたタイプだったんで。
(吉田豪)見ていたんすか? 自分のスレを?
(吉川友)見てましたよ! それこそ、はじめて2ちゃんを見たのは14才の頃。
(吉田豪)へー! 要は狼板とかを見ていたってことですか?
(吉川友)見てました。それこそ、いちばんはじめにテレビに出て、ハロプロのオーディション番組で。で、ネットの評価みたいなのがその2ちゃんの狼のスレだったんで。そこから、結構見て……。
(吉田豪)そうか。まだ全然素人の時に自分がどうジャッジされているかを見て?
(吉川友)見ました。で、いろいろと落ち込むことも書いてあれば、「いい」っていうコメントもたくさんあったんで。それでなんか二次、三次と「がんばろう!」って思いながら行ってました。
(吉田豪)へー! 狼板で勇気をもらって?(笑)。
(吉川友)いや、本当ですよ。あの節はありがとうございます!(笑)。いや、みんな見ますよね。あの時代の人たちは。
(吉田豪)基本ね、あんまりみんな「見た」とは言わないようにはしているけど、それこそTwitterのエゴサからなにから、みんなしているじゃないですか。
(吉川友)してますよ。
アイドルたちのエゴサ事情
(吉田豪)僕が面白いなと思ったのが、たしかハロコンに行って、アプガが出た時かな? 「アプガ、すごいよかった」みたいなことをつぶやいたら、終演後の挨拶で「見ました!」とかって。瞬間エゴサしてるんですよ、もう。
(吉川友)いやいや、やっぱり気になりますよ。
(吉田豪)みんなだからおおっぴらには言っていないけど、当然Twitterは山ほど見ているし、2ちゃんも見ているし。
(吉川友)見てます、見てます。だいたいの人は見ていたと思いますよ。私は見て、「ありがとう」っていうタイプでした。まあ、落ち込みますけどね。
(吉田豪)まあね。嫌なことも言われたりするだろうけど。
(吉川友)たしか最終オーディションが合宿だったんですけど……合宿の時だったかな? その時にうちの従兄弟がその2ちゃんのいいことだけをコピーした用紙をこういう分厚い用紙を私に渡してきて。
(吉田豪)いいところだけを集めて(笑)。
(吉川友)いいところだけを集めた用紙集みたいなのを渡してきて。それを見ながら行きましたもん。そう。行きましたね。
(吉田豪)「みんな、褒めているよ!」って?
(吉川友)いや、本当に。すごい懐かしいです。やさしさ。
(吉田豪)僕の2ちゃんの好きな話があって。当時狼でそれこそ加護ちゃんとか後藤さんとかが叩かれていた時に杉作J太郎さんっていう僕の仲のいい人がいまして。杉作さんが「これはよくない! なんとかしなきゃ!」って思って、ずーっと一時期反論をしていたらしいんですよ。「そんなことないぞ! いいぞ!」って。で、1人じゃ無理だから何人か友達にもたのんで……。
(吉川友)アハハハハハッ!
(吉田豪)「加護ちゃん、いいぞ!」「後藤さん、いいぞ!」とかずーっとやっていたんだけど、たのんでいた人がもうギブアップして。「ダメです! いくら書いてももう無理です! 相手がどんどん湧いてきます!」みたいな。
(吉川友)フハハハハハッ!
(吉田豪)で、「このままじゃいけない!」って思って杉作さんが「あまりにもタイトルがよくないからネガティブな書き込みが増えるんだ」って思って。たしか「やっぱり後藤さんの笑顔が最高!」だったかな? そういうタイトルのスレッドを立てれば、みんないいことを書くだろうみたいな。Jさん、実は人生で1回だけ2ちゃんでスレッドを立てているんですよ(笑)。
(吉川友)フハハハハハッ! すっごーい! 面白いですね。いやー、本当に。2ちゃんの人たちはすごいなって思いますね。あの頃から感心しています、私。
(吉田豪)その後もソロをやったら、当然ソロでのスレッドも立って。
(吉川友)あれ? ありました、まだ? 私、でも見ていないですよ。当分見ていないです。
(吉田豪)その時期ぐらい?
(吉川友)その時期ぐらいです。ハロプロエッグで……デビューしてからはそんなに見ていなかった気がするけど。覚えていないですね。
(吉田豪)なるほど、なるほど。僕が印象に残っているのは、全然関係ない話をしますね。バニラビーンズのレナさんとイベントをやった時、「私、毎日悪夢を見るんです。本当に怖い夢ばっかり見ていて……」って言っていて。で、イベントだったんで寝る直前の写真っていうのを出したら、ずーっと寝る直前まで携帯で2ちゃんを見ていて。「それですよ! それが悪夢の原因です!」っていう(笑)。
(吉川友)いや、本当ですよ(笑)。
(吉田豪)「寝る前、もうちょっといいものを見てください!」っていう。
(吉川友)いや、本当ですよ。(コメントを読む)「いまも吉川友のソロスレがある」って。
(吉田豪)へー!
(吉川友)あ、そうなんだ。いま見ていないです。えっ、いまもみなさん、カッカしてるんですか? カッカっていうか……なんていうの、あれ?
(吉田豪)どういう表現?
(吉川友)「いまもわいているんですか?」っていう意味。
(吉田豪)だいぶ一時よりは人口は減ったみたいですね。
(吉川友)そうなんですね。へー!
(吉田豪)いま、5ちゃんだしね。
(吉川友)ええっ?
(吉田豪)(コメントを読む)「俺が維持してるよ」。
(吉川友)俺が維持してんの?
(吉田豪)(コメントを見て)そんなの、あるんだ。「きっか乳輪ちっちゃいスレ」っていうのがあるんだ(笑)。
(吉川友)おい、見てねえだろ、お前ら!
(吉田豪)フハハハハハッ!
(吉川友)この野郎! (コメントを読む)「ゆるーく続いている」だって。「人間の悪意の塊だからね」だって。あ、「永遠のアイドル吉川友ちゃんを応援するのだ」。これ、見ていたよ。ありがとう、みんな。
(吉田豪)でもなんか、そうやってプラスにもなるっていうのはいい話ですね。
(吉川友)いや、助けられた人、いっぱいいると思いますよ。私だけじゃなくて、本気で。うん。
ローリー VS 2ちゃんねる
(吉田豪)2ちゃんで僕があと、印象的な話として、ミュージシャンのローリーさんっているじゃないですか。ローリーさんが1回、自分の批判を見ちゃって。なんとかしないとって思って反論したらしいんですよ。そしたら「御本人乙」って書かれて「ヤバい、バレた!」って思ったらしくて。
(吉川友)ええっ、なんでバレるんですか?
(吉田豪)フフフ、いや、バレてはいないはずなんですよ。なんとなくカマをかけているだけなはずなんですけど。
(吉川友)すごいですね。
(吉田豪)そういう人はやっぱり多いですよ。
(吉川友)えっ、2ちゃんってそんなに自分で即スレを立てられるものなんですか?
(吉田豪)スレ立てのなんか、あるんですよね。
(吉川友)立ててみたいですけどね。
(吉田豪)僕もわかんないですけど。よくウィキペディアも直すのには権限がいるとかあるじゃないですか。
(吉川友)ああー、あれ更新してほしいわー、ウィキペディア。
(吉田豪)自分でやればいいんですよ。掟ポルシェとか、自分でやっていますよ。
(吉川友)へー!
(吉田豪)自分の不本意なものが書き込まれると、自分で削除するっていう(笑)。
(吉川友)へー、素敵、素敵! いい!(笑)。
(吉田豪)自分でやっていいんだっていう(笑)。(コメントを読む)「スレ立て余裕だよ。1時間に1回かな」だって。
(吉川友)ああ、そうなんだー。
(吉田豪)へー、このSHOWROOMの実況スレもあるんだ。
(吉川友)ええっ、みんないいこと書いてよ!
(吉田豪)知らなかった。(コメントを読む)「ウィキペディア更新サボってる」「豪さん、狼の宿敵」。そうなんだ。
(吉川友)そうなんだー。
<書き起こしおわり>