宇多丸さんとAKLOさんがTBSラジオ『アフター6ジャンクション』のDJ YANATAKE DJ MIXの中でかかったDJ RYOW feat. SOCKSの『YouTuber』を絶賛していました。
(DJ YANATAKE DJ MIXが終わって……)
(宇多丸)あの、山本さんとかも流れでいまのトレンドの感じってつかめたと思いますけども。
(山本匠晃)ええ。歌詞がいろいろと。
(宇多丸)面白い曲がいっぱいありましたよね。
(DJ YANATAKE)さっきのYouTuberの曲、どうですか?
(宇多丸)SOCKSという、僕も知っている名古屋のラッパーなんだけど。こんな面白い曲を作っているとは……。いま、トラップ時代になって、たぶんいまの若い子のラップを書く感覚がもっとさらにメモ感覚というか。テーマ取りとかも僕らの頃とはまた違っていて。「YouTuberを見ているだけ」っていうので曲ができちゃう感じ。それが新しいっていうかいまっぽい感じがしました。すごい面白い曲を作ったなって。
YouTuberを見ているだけでも曲になる
今日も観てる@djryow 10th Album「NEW X CLASSIC」
YouTuber feat. SOCKS
Produced by DJ RYOW
Beats by Space Dust Club#YouTuber pic.twitter.com/rbqnDstams— SOCKS (@sox_dsb) 2018年4月1日
(山本匠晃)身近な歌詞で耳から離れないです。
(宇多丸)スクーターの曲(DJ TY-KOH『Scooter REMIX ft. Merry Delo & KOWICHI』)とかもすげーな!って思って。
(DJ YANATAKE)フフフ(笑)。「Skrrt, Skrrt, Skrrt♪」って。
(宇多丸)やっぱり聞いていて笑っちゃったりする感じとかが前の世代よりも歌詞の内容に反応する率が増えている感じがする。それがすごいいいことだと思っています。
(DJ YANATAKE)こういう感じで最先端の日本のヒップホップをかけれたと思うんですごくうれしかったんですけども。最先端といえばこの人ということで。
(宇多丸)その最先端モードをこの男なら1ランク上の表現しちゃいますよっていう。殺しにかかってきているんですよ。
(DJ YANATAKE)急な誘いにも来てくれたんで。ありがとうございます。AKLOさん。
(AKLO)いえいえ。まだ今日発売だから。そんなプレッシャーをかけられても(笑)。
(宇多丸)僕はそのぐらいだと思っています。
(AKLO)がんばりたいと思います。じゃあさっそくみなさん、聞いてください。AKLOで『Dirty Work』。
AKLO『Dirty Work』
(AKLOスタジオライブおわり)
(宇多丸)といったあたりでみなさん、最先端ヒップホップのモードをわかってもらえましたでしょうか?
(山本匠晃)しびれました。
(宇多丸)YouTubeを見ているだけでも曲になるっていうところがね。
(AKLO)あれ、ヤバいっすよね(笑)。
(DJ YANATAKE)アハハハハハッ!
(宇多丸)あれ、すごいよね!
(AKLO)あれはめちゃくちゃいい!
(宇多丸)でもさ、歌詞一発で聞いて、なんか「面白い!」ってなるじゃん?
(山本匠晃)もう忘れられないですね!
(宇多丸)そう。これこそがやっぱりラップの醍醐味だから。
(山本匠晃)あれ、もうサビですもんね。「YouTuberがやっているゲームを見てる♪」って。
(宇多丸)そうそう(笑)。しかも、それを通じてお前は何を言いたいんだ?っていうね。あれが最高ですよね。
(山本匠晃)フフフ、でも親近感みたいな。
(宇多丸)SOCKSくん、めちゃめちゃおもしろいんで。ということで改めましてDJ YANATAKE、そしてAKLO、ありがとうございました!
(DJ YANATAKE・AKLO)ありがとうございました!
<書き起こしおわり>
TBSラジオ「ライムスター宇多丸 アフター6ジャンクション」ありがとうございました!
AKLO渾身のライブ凄かったし、1曲でスタジオの温度あがったなー!本日配信開始の「Dirty Work」最高なんでよろしくです!
こちら本日の日本語ラップ・プレイリストです!#utamaru pic.twitter.com/3gjXraHOI3
— yanatake (@yanatake) 2018年5月25日