星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でDan Hicks and The Hot Licks『Sure Beats Me』とSAKEROCK『殺すな』を紹介していました。
(星野源)次は、これもひさしぶりに見たっていう、20代真ん中から30代ぐらいにかけてアナログレコードをいろいろ買ったり聞いたりしていた時期に手に入れたもので、ダン・ヒックスという人がすごい好きだった時期があって。CDとかレコードとかをよく集めていました。で、男性のミュージシャンなんですけど、ダン・ヒックス&ザ・ホット・リックスというバンドですね。その人の作品を聞いてみたいと思います。この頃は曲をすごく聞いていたんですよね。『Sure Beats Me』という曲です。どうぞ。
Dan Hicks and The Hot Licks『Sure Beats Me』
お送りしたのはダン・ヒックス&ザ・ホット・リックスで『Sure Beats Me』でした。これね、好きなんです。この感じが。
今、これ聴いている…。 Sure Beats Me – Dan Hicks & The Hot Licks(Album:Last Train To Hicksville… The Home Of Happy Feet) #n… pic.twitter.com/cCBLKu7AW7
— 十六夜亭 (@masaki99) 2015年8月13日
で、この感じを聞いて、「好きだな」って思っていた頃に作っていた曲をかけたいと思います。これもSAKEROCKから、自分でもかなりひさしぶりにに聞きますけども。なんかね、そういう曲がいっぱいあるんですよ。
フラットマンドリンという弦が8本あるすごいちっちゃい楽器があって。それがすごく好きで。それの曲……こういうたとえばダン・ヒックスとかいろんな人たちが楽曲の中で使っているのを聞いたりして「かっこいいな」なんて思って。自分でも使ったりしていた曲をかけたいと思います。これ、ひさしぶりに聞くわ。SAKEROCKで『殺すな』。
SAKEROCK『殺すな』
懐かしい! お送りしたのはSAKEROCKで『殺すな』でした。これは僕が作曲してアレンジもしているんですけど。最後の方にパラパラパラッ……って鳴っていたのがフラットマンドリンで。で、フラットマンドリンってたとえばカントリーとかそういう音楽で鳴ったりするような「テンテケテケテケ……」みたいな、単音で鳴らしたりもする楽器なんですけども。このフラットマンドリンを当時ウワーッて重ねると、なんでかわからないけど急に日本的になるというか。
桜吹雪が舞っているような音になって。なんかお琴とか、なぜかそういう日本的な雰囲気がするのがすごく好きで。いまの『殺すな』という曲はダン・ヒックス×パンクかつ日本のなにか着物感みたいな、日本情緒みたいなのを目指して作曲していたのをいま、聞きながら思い出しました。すごい懐かしい……よかったらSAKEROCKも聞いてくださいということで、お送りしたのはSAKEROCKで『殺すな』でした。
<書き起こしおわり>