町山智浩『タクシー運転手 約束は海を越えて』を語る

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町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で韓国映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』を紹介していました。

(町山智浩)で、今日ご紹介する映画はですね、すでに4日前に公開されちゃっているんですけども。ちょっと間に合いませんでした。韓国映画で『タクシー運転手 約束は海を越えて』という映画です。これね、主演の人がソン・ガンホという韓国映画界最高の俳優なんですね。そこにポスターの写真があると思うんですが、ちょっとご覧になっていただけますか?

(山里亮太)満面の笑みで。

(赤江珠緒)はい。たしかに見たことがあるような方で。

(町山智浩)いっぱい出ていますね。でも、いい笑顔でしょう? このタクシー運転手のソン・ガンホ。もう、K-POPのアイドルみたいに、少女漫画みたいな美青年じゃないでしょう?

(山里亮太)親しみが込められるというか。コメディアンっていう感じ。

(町山智浩)庶民的でしょう?

(赤江・山里)はい。

(町山智浩)ザ・庶民っていう感じでしょう? イ・ビョンホンみたいなギリシャ彫刻のようなイケメンじゃないでしょう?

(赤江珠緒)ああ、そんな感じじゃないですね。街に溶け込める感じですね。

(町山智浩)そうでしょう。もうそこらにいそうでしょう? 韓国に行くとこういう人がいっぱいいますけど。この人が実は韓国映画界最高の俳優です。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)でも、下町人情ほのぼの喜劇っていうそのまんまなんですけど。日本だったら山田洋次監督の映画に出てきても全然おかしくない人ですね。

(山里亮太)渥美清さん的な?

(町山智浩)渥美清さん的なキャラクターですけども。この人の映画で、たとえば思い出してもらえるかな?って思えるのは『グエムル-漢江の怪物-』っていう映画がありましたね。

(山里亮太)バケモノの。

(町山智浩)そう。怪獣がソウルを襲うやつですけども。

(赤江珠緒)見た、見た! 見ました。はいはい。

(町山智浩)あれの主人公のおっさんですよ。

(赤江珠緒)ああーっ、お父さん。

(町山智浩)お父さん。公園の売店でイカを焼いて売っているおっさんですよ。あれがソン・ガンホ。

(赤江珠緒)ああ、あの方ね。はいはい。

(町山智浩)で、ダメ人間なんですよね。で、かわいい中学生の娘がいて、それを巨大怪獣にさらわれて、それを命がけでなんとか救い出そうとするダメ親父の話でしたね。なんかね、まあこの『タクシー運転手』もそういう話なんですけど。こういうね、ダメパパというかダメ父さんがかわいい娘のために超強力な敵と戦って立派な父親に無理やり成長させられていくっていう物語がね、最近の韓国映画にはすごく多いんですよ。

(赤江珠緒)へー!

(山里亮太)だって、この前の『新感染』もそうですよね。

(町山智浩)そう! そうなんですよ。『新感染ファイナル・エクスプレス』ね。あれはもう仕事ばっかりで家族をほっぽらかしのダメ親父がかわいい娘を守るために北から北朝鮮軍のように迫ってくるゾンビ軍団から逃げていく話でしたね。

(山里亮太)はいはい。

(町山智浩)あとは『哭声/コクソン』はご覧になられました?

(山里亮太)はい。見ました。

(町山智浩)あれもダメ父さんの話でしたね。ダメパパがかわいい娘を守るためにふんどし一丁の國村隼と戦う話でしたよ。

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Posted at 2018.4.24
ナ・ホンジン

(赤江珠緒)アハハハハハッ! そうでした、そうでした。なぜか國村さんが出るというね。

(山里亮太)ふんどし一丁で。めっちゃ怖いんだよ。

(町山智浩)そう。とにかく怪獣とお父さんが娘のために戦うっていう話が韓国映画ではいまトレンドですから。俺がそう考えているだけですけども(笑)。

(山里亮太)けど、たしかに多い。

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ダメなお父さんが娘のために戦う映画

(町山智浩)もうお父さんは泣くんですけど。今回もそういう話で、タクシー運転手の主人公のソン・ガンホはマンソプっていうソウルの貧乏なタクシーの運転手さんなんですよ。で、ものすごく貧乏で、一人娘に苦労をさせているんですね。とにかくお金がなくて、運動靴も大きいのを買ってあげられなくて。成長期なのに。で、娘はちっちゃくなった靴のかかとを踏んで我慢しているような家なんですよ。

(赤江珠緒)ああーっ。『じゃりン子チエ』みたいなね。

(町山智浩)『じゃりン子チエ』みたいな。『じゃりン子チエ』のテツはダメ親父なだけですけども(笑)。

(赤江珠緒)そうですね(笑)。でも、テツは靴を買う時が1回だけあるんですよ。

(町山智浩)ああ、そうでしたっけ? どんな時でしたっけ?

(赤江珠緒)運動会のためにね。いつも下駄を履いているチエに……その話はいいですけど(笑)。

(町山智浩)いや、いいですよ。そういう話ですよ、これも。で、ただ家賃が4ヶ月分たまっちゃっているんですよ。10万ウォンとか言っているんですけど、それで追い出されそうなんですね。でもね、これはタクシー運転手がものすごく商売しづらい時代の話なんですよ。

(赤江珠緒)へー。

(町山智浩)これはいまから38年前の1980年が舞台なんです。で、それまでは朴正煕が軍事クーデターを起こした、軍事独裁政権だったんです。韓国は。ところが、KCIAの内輪もめで朴正煕大統領が暗殺をされて。

(赤江珠緒)あの朴槿恵さんのお父さんですよね?

(町山智浩)そうです。前の大統領の朴槿恵さんのお父さんですけども。まあ、お母さんも暗殺されたんですけどね。それで軍事政権が終わるかと思われていたんですね。「ソウルの春」って言われているような民主化運動がバーッと高まったんですけど、それを軍が潰しちゃったんですよ。

(赤江珠緒)ええっ?

(町山智浩)軍のボスだった全斗煥大統領が軍事クーデターを起こして、またもっとひどい軍事政権にしちゃったんですね。で、戒厳令を敷いて徹底的に民主化を弾圧していた時だったんですよ。そうすると、タクシーは儲からないですよ。だって観光客が外国から来ないから。戒厳令だから。で、しかも戒厳令だと外出禁止になるんですよ。だから、タクシーは儲からないですよ。

(赤江珠緒)うんうん。

(町山智浩)で、しかも民主化を求めるデモ隊と機動隊がモメていたりしてデモが続いているから、もう道路も通れないわけです。もうタクシーは絶対に儲からないので、この主人公のタクシー運転手のマンソプは苦労人の労働者だから、そういう時に憎むのは学生なんですよ。

(赤江珠緒)学生の方?

(町山智浩)反体制とかデモをしている人を憎むんですよ。「政権の言うことを聞いていればいいじゃねえか。親の金で大学に行かせてもらってるボンボンが政府に逆らってばっかりで。左翼のどうしようもない北朝鮮のスパイだな!」とかそういう風に見ているんですよ。「国民の敵だ!」とか思っているんですよ。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)これがね、この前にソン・ガンホがやった映画で『大統領の理髪師』という映画がありまして。それがね、朴正煕大統領専門の理髪師の話だったんですよ。だから、(ひげ剃りで)カミソリを喉に当てるから、朴正煕を崇拝している人じゃないと床屋をやらせられなかったんですよ。だからその映画でものすごく尊敬をしている、非常に愛国者の理髪師を演じたのがソン・ガンホだったんですね。

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(赤江珠緒)ふーん!

(町山智浩)だからそのキャラクターとちょっと近いんですけども。で、とにかく家賃10万ウォンをどうしよう?って悩んでいると、儲け話が入ってくるんですよ。ドイツ人のビジネスマンがいる。彼がずーっと西の南の方にある全羅南道にある光州市っていうところがあるんですね。韓国語読みだと「クァンジュ(Gwangju)」って言うんですけど。「光州まで運んで帰ってきてくれれば1回で10万ウォンを出す」と言っているという。「よし、これで家賃が払える! 娘もなんとか楽にできる!」っていうことで、そのヒンツペーターっていうドイツ人を乗せてソウルから光州へとタクシーで目指すっていう話なんですよ。

(赤江珠緒)はー。えっ、そのドイツ人はその現場に行きたいっていうことなんですか?

(町山智浩)ドイツ人はビジネスマンだって言っているんですね。で、それを乗せていくんですけど。そうすると、高速道路をずーっと入っていくと、軍隊が封鎖しちゃっているんですよ。光州に入る道を。で、じゃあ他所を回ろうっていうことで下の道路とか本当に山道まで入っていっても、どこも全部軍隊がふさいでいるんですよ。で、いったい何があったんだろう?っていうことで、地元の人に聞くと「そこから先には行っちゃならねえ! 生きて帰れねえぞ!」って言われるんですよ。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)「光州から出れないし、入ることもできないぞ」って言われるんですよ。で、いったいなにが起こっていたのか?っていうと、その時に実はその光州では大変な内戦状態になっていたんですよ。っていうのは、全斗煥大統領は次々と野党の政治家たちを逮捕していたんですね。反政府ということで。

(赤江珠緒)うん。

内戦状態の光州

(町山智浩)有名なのは金大中さん。その後、大統領になりましたけども。金大中さんが逮捕されていましたよね。反政府ということで。あとは金泳三さん。この方もその後、大統領になりましたけども、その人も反政府勢力っていうことで逮捕されたんですよ。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)これ、面白いですよ。その頃、反政府勢力として逮捕された人の弁護士をやっていたのが、後の盧武鉉大統領になるわけですけども。だから、いまの文在寅大統領ももともとはその時の民主的な人権弁護士だった人です。

(赤江珠緒)ふーん!

(町山智浩)だからその時、反政府、国民の敵とされていた人たちはみんな、その後に国の英雄になるんですよ。

(赤江珠緒)そういうことですね。

(町山智浩)だから、そういうのを野党だということで国民の敵だと決めつけるのは気をつけた方がいいよっていうことなんですけども。ただ、そこでね、その金大中さんの出身地が実はこの光州のあたりなんですね。全羅南道なんですよ。だから、そこに住んでいた人たちが怒ってデモをしていたらそこに対して……まあ、韓国っていうのはすごく地域差別というか地域の対立が激しくてですね。もう、その光州の人に対する政府の人たち……大邸(慶尚道)とかそういう地域差別的なもので弾圧をかけちゃったんですよ。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)で、弾圧をかけたせいで、地域差別的な弾圧ですから、最初は学生だけが反対をしていたのに、学生に対してものすごく中央政府から送った軍隊とかが弾圧をかけたから、地元の人たちは全く政治的にはノンポリだったのに学生側についちゃったんですよ。で、光州市民VS政府っていう戦いになっちゃったんです。

(赤江珠緒)それで内戦になっていった。

(町山智浩)内戦になっちゃった。で、これ最終的にはどうなったか?っていうと、空挺部隊っていうのがあるんですね。各国、どこの軍隊でも空挺部隊っていうのを持っているんですけど、空挺部隊っていうのは最精鋭のエリートのものすごい戦闘力のある人たちなんですよ。日本もそうです。習志野にありますけども。それを送り込んで、討っちゃったんですよ。

(赤江珠緒)えっ、じゃあもう自分の国民を?

(町山智浩)国民を討っちゃったんです。国民を守るべき軍隊が、国民を討っちゃったんです。

(赤江珠緒)えっ、それはその光州っていうエリアで起きていたことで、同じ韓国内でも周りには箝口令が敷かれているから、情報が広がらなかったんですか?

(町山智浩)完全に封鎖していただけじゃなくて、電話もなにもかも回線を切っちゃって全く完全に断絶した状態にしていたので、周りはわからなかったんですよ。

(赤江珠緒)へー! それが1980年?

(町山智浩)80年です。全く出られないようにして。で、まあ最終的にどうなったか?っていうと、韓国は北朝鮮が攻めてきた時のために、男の人は全員軍隊に入るじゃないですか。

(赤江珠緒)はい。徴兵制ですね。

(町山智浩)徴兵制があるから。だから全員、銃が扱えるんで。それと、北朝鮮の軍隊が入ってきた時のために各街に武器庫があるんですよ。市民が武器を取って北朝鮮と戦えるように。その武器庫から市民が銃を持ち出して空挺部隊と銃撃戦になりました。

(赤江珠緒)ええっ!

(町山智浩)で、普通の人たちもみんな素人じゃないですから。みんな軍事訓練を受けていますから。で、死者だけで175人という大惨事になりましたね。で、ただそれは起こっている最中は全く報道されていなくて、誰にもわからなかったんですよ。完全に封鎖していたから。

(赤江珠緒)へー! 1980年なのに、まだ?

(町山智浩)80年で。そこに全くわけがわかっていない、呑気なタクシー運転手が入っちゃったんですよ!

(赤江珠緒)ええっ?

(町山智浩)なんだかわかってないんですよ。報道されていないから仕方がないんですけど。で、彼自身は政府を信じているから。で、わかんないでそこに入っちゃったんですよ。その地獄の内戦状態に。ソン・ガンホ扮するタクシーの運ちゃんが。

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)で、そのドイツ人・ヒンツペーターに「いったいなんでこんなところに入ってきたんだ? お前は俺を騙したのか?」って聞くと、「実は私はジャーナリストなんだ」と。彼もね、特ダネだけを考えているような人なんですよ。その時にね。で、「誰も入れないって聞いたんで、ここで一発!っていうことでジャーナリストという身分を隠して撮影しに来たんだ」っていう。でも、気がついた時にはもう遅いんですよ。

(山里亮太)なるほど!

(町山智浩)入ってみたら街中血みどろなんですよ。で、もう戦車みたいなのがガーガー動いているし、ものすごい射撃の上手い空挺部隊が殺しまくっているという状況だったという話がこの『タクシー運転手』なんですよ。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)最初は下町人情喜劇として始まるんですよ。この映画(笑)。

(赤江珠緒)ちょっとポスターを見てもほのぼのした感じが伝わってくるような……。

(町山智浩)ほのぼのしてるんです。これ、光州に行く途中も「こんなところには行けないから、金よこせ!」とか「やらねえよ!」とか、そういうコメディーとしてずっと続いていくんですが、ここからが地獄になっていくんですよ。

(赤江珠緒)ええっ!

(町山智浩)着いてからが。すっごい映画でしたよ、これ。あ、これ言うの忘れたけど、実話ですからね。

(赤江珠緒)そうなんですよね。1980年の韓国の歴史がそういうことなんですね。

(町山智浩)はい。で、これが当時もすごくこれに関してはいろんな報道管制みたいなものがあって。で、日本は同盟国でしたから、これに関しては非常に微妙な立場だったんですよ。だから、白竜さんという方がいるんですね。韓国・朝鮮系の日本の……まあ、いまやVシネマの帝王ですけども。白竜さんと言えば。

(山里亮太)『アウトレイジ』とかでおね。

(町山智浩)『アウトレイジ』だけじゃないですね。もうすごいですよ。Vシネマといえば白竜さんですけども。この人はもともとは美青年ロッカーだったんですよ。

(赤江・山里)ええっ?

(町山智浩)全然知らない? デビュー当時は超美形ロックンローラーとして出てきた人なんですよ。

(山里亮太)へー! クールな強面っていう感じで。

(町山智浩)いや、最初は単に顔のいい人だったんですけど(笑)。で、彼がそのデビューアルバムで歌った歌が、『光州City』っていう曲だったんですけど。ちょっと聞いていただけますか?

白竜『光州City』

(町山智浩)はい。これがその白竜さんの当時歌われた『光州City』っていう歌なんですけど。これは当時、日本では放送禁止でしたよ。

(赤江珠緒)そうなんですか!

(町山智浩)放送禁止になったんです。放送できなかったんですよ。つまり、光州で起こったことに関して政治的に判断できない状態だったんです。日本も。

(赤江珠緒)ええっ!

(町山智浩)で、韓国でもずっと長い間これに関しては、たとえば政府側は……なんでこんな虐殺が可能だったか?っていうと、地域差別もあったんですけども、もうひとつは「学生たちとか市民たちが北朝鮮に先導された左翼革命戦士だった」と言われたんですよね。で、「彼らは国民の敵だから殺してもいい」っていう意識だったんですよ。空挺部隊は。そういう風に言われていたから。だからいくらでも撃っていたんですよ。

(赤江珠緒)そういう理由で?

(町山智浩)でも、実際はそうじゃなくて、最初にひどい弾圧があったので、普通の市民たちが学生の味方になったんですね。たとえばタクシーの運転手さんとかは負傷した人たちを病院に自分たちで連れて行くために、タダでボランティアで命がけで病院に連れて行ったんですけど、その中で兵士たちと対立しちゃったんですね。だからただのタクシー運転手さんなんで。だから全然政治的には全く左翼だったりもしないんですよ。反政府ですらないんですよ。ただ、やられたからそういう風になったんですよ。

(赤江珠緒)でもそれは本当に、市民だとしたらっていう目線で考えるとリアルなことですよね。なぜ内戦が起きているのかもわからないし。でも、始まってみたらこういう状況になっていて……とか。

(町山智浩)そうそう。いきなり軍隊が来てそこらへんの人を殺せば、こっちもおかしいじゃないか?って思いますよね。それなのに左翼の革命分子っていう風にレッテルを貼られて撃たれたということがあったりして。まあ、こういう非常にいまも論争の問題になっているんですけども。ただ、これ、この映画は実話で。このドイツのジャーナリストの撮った映像によって世界がはじめてその光州で起こったことを知ったんですね。で、このタクシーの運転手さんも実在します。

(赤江珠緒)ああ、そうですか!

(町山智浩)はい。で、この映画ね、いちばん最後のところで……そこのところは言えないんですけど、ものすごく泣かせるんですよ。で、ただですね、それだけの映画じゃないんですよ。この映画はひとつ、大きな嘘があります。で、その嘘がものすごくいいんですよ。この映画!

(赤江珠緒)なんだろう?

(町山智浩)『マッドマックス 怒りのデス・ロード』な嘘なんですよ。

(赤江珠緒)と、言いますと?

(町山智浩)もう最高ですよ。そこが。

(山里亮太)ええっ?

(町山智浩)もう嘘だとわかっているけど、「いいよ、それで! この嘘、買った!」っていうやつですよ。

(赤江珠緒)車を使って……?

2018年町山ベスト入り映画

(町山智浩)言いませんよ! マッドマックス! ですよ。そういうね……「うわーっ!」って感じでしたよ。これ、もう僕は今年のベストに入りますね。

(赤江珠緒)おっ、すごい。町山さんのベスト。太鼓判が出ました。

(町山智浩)はい。ということで、敵はなんていったってエリートの空挺部隊ですからね。ゾンビよりもね、國村隼よりも強いです!

(赤江珠緒)フフフ(笑)。そうですね。この映画はもうすでに公開されていますので見ることができます。『タクシー運転手』です。

(町山智浩)タイトルとポスターからは内容が全く想像できないと思いますけども(笑)。

(赤江珠緒)そうですね。『タクシー運転手』をご紹介いただいました。町山さん、ありがとうございました。

(山里亮太)ありがとうございました。

(町山智浩)どうもでした。

<書き起こしおわり>



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