星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でワールドツアー、ニューヨーク公演後に耳介血腫になった話をしていました。
今夜の #星野源ANN では、先日開催した #PopVirusWorldTour 上海公演・NY公演について、LIVEを終えた感想などをじっくりとお話ししました。
来週はゲストに松重豊さんをお迎えします!
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— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) December 3, 2019
(星野源)私、『星野源 “POP VIRUS” World Tour』というのに出かけておりまして、久しぶりに帰ってきたんですよ。日本に。で、上海とニューヨークに行っていて。上海に行って、ライブして、次の日の早朝に出てニューヨークに行って。そこから数日、ニューヨークにいたんですよ。それで帰ってきたら、なんですか? 世の中がずいぶんと変わってませんか? 「えっ、こんなことが起きていたの?」みたいなことでいっぱいなんですけど。すごいですね、世の中。なんでそんなに結婚したの、みんな? すごいね。びっくりしちゃった。
とんでもない数の人が結婚をしたよね。こんなこと、あったっけ? いい夫婦の日あたりでしょう? みんないい夫婦の日? そんなわけじゃないの? だいたい……そうね。いい夫婦の日って前からあったけど、そんなに結婚したっけ? いままで。あれか。令和元年だからか。それもあるのか。……ミーハーだな(笑)。まあ、そんなわけじゃないか。だから、そういうのっていいタイミングなんだろうね。結婚ってタイミングだとよくみなさん、言うでしょう? だからそのタイミング、令和元年っていうのはそのタイミングのひとつだったんだろうね。いいですね。若林さん、おめでとうございます。
いや、そのあまりの結婚する人の多さ……なんだろうね? なんか浦島太郎みたいな気持ちになるよね。帰ってきたら世の中が変わっていたみたいな。あと、やっぱりいちばん世の中が変わったなと思ったのは、帰ってきて今日、ここへ来てディレクターのヒカルちゃんが金髪だったことですよね。
金髪になったディレクター・ヒカルちゃん
「どうした?」っていう。急に金髪だったんですよ。なんか理由はあるの? ああ、とにかくしてみたという? 「若返りたい」? ああ、いいですね。でもね、すごい似合っているよ。とてもいいと思います。あとね、作家の寺ちゃんとADの野上くんも散髪してたっていうね。それはありますね。あ、あと宮森くんも? えっ、ミキサー大沢さんも? みんな? え、どうしたの、みんな? な、全員散髪してるじゃん。全員散髪したてなの? えっ、なにが起きたの? なんかその、地場が狂ったの? そういう、なんかリニューアルしなきゃみたいな、そういうのが日本であったの?(笑)。びっくりしたよ。面白いね。
あと、アンタッチャブルさんも復活したしさ。もう慌てて録画を見ましたよ。最高でしたね、あれ! 最高でしたね、本当に。僕、お二人がやっていたラジオを聞いていたんで。そう。だから、そこからいろいろあって……っていう。10年ぶりぐらいだっけ? だから感動的でしたけども。あれがやっぱり、本当に……まあ「よく知らないよ」っていう方は調べてみてくださいね。漫才を急にすることになるっていうね。あの……本当に急だったんだなっていうのにあの完成度っていうのは素晴らしかったですよね。いやー、グッと来てしまいましたけども。まあ、本当にいろんなことが変わったんだなって。
それで、さっきインスタライブを僕、やったんですけども。その時にコメントでみなさんから質問があって。僕、いま耳が包帯でグルグル巻きなんですよ。で、「どうしたんですか?」って。みんな心配してくれてありがとうございます。で、1人質問で「ピアスですか?」って言っている人がいて(笑)。ピアスってこんなに包帯でグルグル巻きにしないでしょう?(笑)。
でも、ピアスを開けておけばよかったってちょっと思ったの。だってここに来たらみんな散髪したり、金髪にしたり、いわゆるリニューアルをしたから。俺もなんかちょっとね、夏休み明けの高校生みたいな感じでピアスを開けたりしているのもよかったかなって思ったけども、違うんです。あの……僕、初めてなったんですよ。耳介血腫っていうのをやりまして。耳介血腫ってわかります? よく柔道をやられる方とか、ラグビーとか。ボクサーの方もなったりしていますけども。耳が腫れるやつ。
なんか「餃子耳」みたいな言い方もあるみたいなんですけども、それに急になったんですよ。帰ってくる飛行機の中で。で、最初は虫に刺されたのかな、みたいな感じで、ちょっとぷっくりふくれていて。でも「この感じ、はじめてだな。かゆいみたいな感じもないし……でもちょっと痛い」っていう。それで、耳の中っていうか内側が腫れちゃっていて。「あれ、ちょっと待てよ? イヤモニが入らないじゃん」と思って。僕が普段、ライブでやっているイヤーモニターっていう耳に入れるやつ。楽器の音とか自分の声を返すもの。
耳が腫れてイヤモニが入らない
で、ライブをする時にライブハウスだったりアリーナ、そしてこの間のドームもそうですけど、音って跳ね返るんですよね。だからスピーカーからボンッてお客さんに向かって音を出すと、壁に当たって跳ね返ってこっちに聞こえてくるんですよ。だから、すごいディレイなんですよね。だからスネアを「タンッ!」って叩くと「ターン、ターンッ!」って返ってくるっていう。で、それを普通に耳を開けたまま聞いてると、もうごちゃごちゃになって聞こえにくいので、耳を塞いだ状態で音のモニターができるっていう。
ハマ・オカモト ドーム会場での演奏を語る https://t.co/sNvfS4esRQ
(DJ松永)本当に大きい会場だとね、足元のモニターだと音が回っちゃって。音像がぼやけちゃって音が取れないんだよね。(ハマ・オカモト)札幌ドームは卓球みたいだったよ。自分たちの音が。ラリーぐらいのテンポで返ってくる。
— みやーんZZ (@miyearnzz) December 4, 2019
なので耳型を取って、それに合わせてイヤーモニターを作るんですけども、腫れてふくれちゃっているからイヤーモニターが痛くて入らないんですよ。そう思うと、次のライブまでにどうにかしなきゃと思って今日、病院に行って。それで「どうしますか? 薬を使って治るのを待つか、いまここで注射器で吸いますか?」って。フフフ(笑)。「えっ?」って言って。「耳の中に血もしくは水のようなもの……体液が溜まってるような状態なんで、それを注射器で吸い取ります。ただ、吸い取る用の注射器なんで、太いです」って言われて。
で、「麻酔するにしても、麻酔する時も注射をやるし、吸い取る時も注射をやって、どっちも痛いんで。麻酔なしでやります。どっちがいいですか? 2回やるのもなんなんで、麻酔なしで……」って言われて。「ああ……ええっ? どっちがいいっすかね? ええっ、どうしよう?」みたいな。その場で迷うみたいな。でも、ただ水が溜まってるだけの可能性もあるから、いわゆるここから進行しないでずっとそのままの可能性もある。もしくは水がどんどんと溜まっていったりする可能性のあるので、薬で本当に治るのかな?っていう。炎症ならね、薬で治るかもしれないけど。
麻酔なしの注射
「うーん……じゃあ、抜いてください……」って言って「はい。じゃあ、抜きます」っていうことで。麻酔なしで耳に太い注射を刺されて。「痛い、痛い、痛いっ!」って言いながら(笑)。「痛い、痛い。痛いですね。ああ、これは痛い。これは痛いっ!」って言いながら。そしたらあの、「ビュルッ」って耳の中で音がして。きれいに液体が抜けました。そしたら透明の液体だったんですけど。「これ、何ですか?」って言ったら、「血の赤血球がない状態の液体です」って言われて。「ああ、なるほど」みたいな。
でも、これから……なんだっけな? 軟骨と肌の組織の間に水が溜まっちゃうっていう症状なんで、1回なると癖になるらしくて。「またなるかもしれないんで、またなったら来てくださいね」みたいな。で、「一応、明日の朝までこれをつけておいてくださいね」っていうことで包帯でいま、ぐるぐる巻きにしておるという。そういうわけでございました。ねえ。だから僕もちょっとリニューアル状態です、一応。変化はありました。
<書き起こしおわり>