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星野源『ここにいないあなたへ』を語る

星野源 新曲『ドラえもん』ジャケットデザインと歌詞を語る 星野源のオールナイトニッポン
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星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で、ニューシングル『ドラえもん』に収録されている『ここにいないあなたへ』について話していました。


星野源『ドラえもん』

(星野源)それでは、2曲目の『のび太の宝島』の挿入歌になってます、『ここにいないあなたへ』。これを聞いていただきたいと思います。まず聞いてもらいましょうかね。まず聞いていただいて、ちょっとなんかその話をしたりしようかなと思います。それでは明日、2月28日(水)リリース。もうフラゲできる状態なんで、「今日リリース」と言ってもいいでしょう。星野源11枚目のシングル『ドラえもん』の中のカップリング収録曲ですね。『映画ドラえもん のび太の宝島』の挿入歌です。星野源で『ここにいないあなたへ』。

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星野源『ここにいないあなたへ』

(星野源)はい。星野源の新曲『ドラえもん』。シングル『ドラえもん』のカップリングに入ってる『ここにいないあなたへ』を聞いていただきました。いかがだったでしょうか? じゃあちょっと、何となく曲の話をしてから感想メールを読もうかな? 今回、「『映画ドラえもん のび太の宝島』の挿入歌、そして主題歌を書いてもらえないでしょうか?」っていうオファーを頂いたのがですね、だいたい1年半ぐらい前。2年までは行ってないですね。それぐらい前だったんですけども。台本をいただいたのがたしか、去年の夏ぐらい。夏前ぐらいだったんですけど、そこから曲を作り始めて。最初にこの『ここにいないあなたへ』の方がすぐできたんです。「脚本の中のこのシーンのあたりで流したいんです」っということだったので、なんとなくその場面を読んで。そこが海のシーンだったので、海を想像しながら。そして映画にとても寄り添った気持ちで曲を書きたいなということで作曲したら、すぐに曲ができまして。

それでレコーディングをしようと思って、そのバンドアレンジ考えてたんですけど、なんとなく2011年とか2010年とか、僕のファーストアルバム『ばかのうた』。そしてセカンドアルバム『エピソード』のあたりのアレンジが合いそうだなと思ったんですよね。でも、僕がいまやっている音楽性っていうものとは、ちょっと違うなという風に思って。僕はあんまり、いまはもうやらなくなった楽曲のアプローチっていうを「もう一度やろう」っていう風に思うことがあんまり好きじゃなくて。なぜかというと、その昔の楽曲自体が嫌いなんじゃなくて。昔の楽曲自体はとっても好きで、とっても大事なんですけど。だから、割とよく聞く、アーティストの方が「昔の曲なんてダメだ!」っていう人もいるけど、全然僕はそうじゃなくて。

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2011年ごろのアレンジ

すごい好きなんですけど、ただいま、全然違う音楽性なのに、前にやっていたことをもう1回やろうっていうのが、なんかすごく未来に背中を向けてるような感じがしちゃって。そのアプローチをやろうとする気持ちっていうものが、あんまり好きじゃないというか。昔の大事な思いというものもありますし。それを掘り返すというのがあまり好きではなくて。なんですけど……だから普通、いつもの感じだったら「これはやめよう」と思って、曲自体もいつもの感じだとやめているんです。で、「いつかまたこの音楽性にうまく戻ったりした時にやろう」みたいな感じで取っておいたりするんだけど。

でも、「ちょっと待てよ?」と思って。「今回は、ドラえもんがいる。ドラえもんがいるということは、タイムマシーンに乗せてもらえるな」と思ったんです。なんで、その2011年ぐらいの僕に、ドラえもんにたのんでタイムマシン乗せてもらって会いに行って、「こういう映画があって、この場面で曲を書きたいんだ」っていう風に2011年の僕にオファーをするという設定だったらできるなって思ったんですよね。それは、未来に背中を向けてるっていうことじゃなくて、今回その『ドラえもん』っていううシングルを作る時に、1曲目から4曲目まで「ドラえもん」という、いわゆるパッケージシングルというか。なんか、そこに振り切ってみるっていう遊びというか、僕の中での実験と遊びっていう面があるので。「面白いこと」として、このアレンジのアプローチがチャレンジできるって思ったんですよね。

なんで「昔の音楽性をもう1回やろう」って、あんまりいいきっかけじゃなかったりするわけじゃないですか。なんか、「売れなくなってしまった」とか「最近、人気がなくなっちゃったから昔の曲をやろう」とか。そういうのはあまり好きじゃないので。そうじゃなくて、今回は『ドラえもん』の主題歌をやらせてもらって、その挿入歌で。ということは、ドラえもんと一緒に過去の僕にオファーができるっていうのは、すごく前向きな面白いアイデアなんじゃないかと思って。で、メンバーもその頃の……まあ、いまももちろん一緒にやってますけど。メンバーに来てもらって、アレンジもその2011年の僕ぐらいがなんかしそうな(笑)。する感じっていうのを思い描きながら曲を作って。ただ、ちょっとドラムのリズムの取り方みたいなものが、さすがに他の楽曲とちょっと違いすぎる気がしたので。ドラムのリズムに関しては、いまの気持ちで作ったので、ちょっと混ってはいるんですけど。

なんとなくそんな気持ちで作りました。で、すごく映画の中に、とっても大事なシーンで流れる曲で。その映画もね、さっきもドラちゃんと話した時も言ったけど、すごくいい映画なんですよ。なんで、是非劇場でこれ見ていただきたいのと、あとはもう『ドラえもん』のシングルも発売してますから。ぜひぜひ皆さんに手に取っていただきたい。CDには解説とかもしっかり書かれてるし。で、「いますぐに聞きたいわ!」っていう人には是非、配信も始まってますから。みなさん、よろしくお願いします。 3841

(中略)

(星野源)今回、間奏でオンド・マルトノっていう機械を使ってて。間奏すごい独特の音色でメロディーを奏でている楽器なんですけど。このオンド・マルトノっていう機械は本当に面白くて。いま、作ってる人が本当にいないんですよ。1人くらいしか。元々作っていたやり方を独自に研究して、1人で作ってるおじいさんみたいな人がいるらしくて。その人から本澤(尚之)さんという、僕がよくお世話になってるプレイヤーの方が直接買ってきてっていう、そういう楽器で。本澤さんという方に弾いてもらったんですけど。僕はあの音がすごい好きで。で、鍵盤がついてるんですけど、その鍵盤でも音が出るんですけど、その鍵盤の下に糸が1本、ピーンと張ってあって。そこに指を入れる……何ていうんだろうね? 指を入れる紙みたいなのがついていて。それを入れると糸が……なんだかうまく説明できないけど、何て言えばいいんだろうね(笑)。

細長い紙が1枚あって、それを半分に折り曲げて、そこに糸を通すじゃない。そうすると、指が入るじゃない。指がちょうど円で、指が入る隙間ができるじゃない。そこを、指を移動して、その糸を伝いながら右・左すると音程が変わるっていう。それで音程が変わって、鍵盤で弾くと音程がパキッと変わるんだけど、指を動かしてると音階がなく、どんどん音が変わっていくっていう、そういう楽器で。すごく面白い楽器なんですよ。

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オンド・マルトノの演奏


で、それをずっと使いたいなと思っていて、今回使わせていただきました。ぜひね、シングルを聞いていただいて、じっくりその音も楽しんでいただきたいと思います。

<書き起こしおわり>

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