宇多丸 『ブラスト公論』クルー トークイベント開催を語る

宇多丸 『ブラスト公論』クルー トークイベント開催を語る 宇多丸のウィークエンド・シャッフル

宇多丸さんがTBSラジオ『タマフル』の中で文庫版の発売を記念して開催される『ブラスト公論』クルーによる初のトークショー開催について話していました。

(宇多丸)1月9日には『ブラスト公論 増補文庫版:誰もが豪邸に住みたがっているわけじゃない』というですね、私と向いに座っている古川耕さん。およびあと、サウナ特集でおなじみ前原猛。アコガレ師匠こと高橋芳朗。あと、郷原というこのメンバーでやっている伝説の座談会企画が文庫化ということで。徳間文庫史上最厚の1140ページ。ねえ。徳間文庫40年の歴史上、いちばん厚い。文庫というよりも「箱」というね。まあ鈍器、凶器としても使用できるということです。

文庫というより、箱

価格は1512円。高い!(笑)。文句なしに高いというね、こちらも楽しみにしていただきたいと思います。で、この発売を記念して、来年の1月21日(日)になんと、『ブラスト公論』の公論クルーによるトークイベントとサイン会があります。場所は八重洲ブックセンター8階ギャラリー。参加方法は八重洲ブックセンター1階カウンターにて『ブラスト公論 増補文庫版』をお求めいただくか、電話による予約でできるということでございます。詳しくは徳間書店のトピックページ、もしくは八重洲ブックセンターのイベントページをご覧ください。

これは非常に歴史的なことでございます。っていうのは、『ブラスト公論』。これは向いに古川さんもいらっしゃるから。『ブラスト公論』っていうのは座談会企画で一見、駄話をこうやってダラダラダラダラやっているように見えますけど、実は非常に文、読み物として整えてあの面白さが生じているというね。

(古川耕)ものすごくながーく回したものをギューッと編集してお送りしておりますので。

(宇多丸)今回の新録版あるじゃないですか。文庫用に新しく録りましたよね。この間ね。それ、だいたい何時間ぐらい録ったんでしたっけ?

(古川耕)ええと、時間はちょっと定かではないんですけども、字数は13万字ぐらい行ったと思います。目安で言うと、文庫本2冊ぐらいかもしれません。

(宇多丸)13万字……13万字しゃべった中で使えるところを絞って、何字ぐらいに絞ったんですか?

(古川耕)3万字ぐらいに絞りました。

(宇多丸)それでも3万字あるんだ。ということで、要はこれ、端的に言うとこういうことです。生で聞いても面白くないんですよね(笑)。

(古川耕)フフフ(笑)。エンジンがかかる前に終る可能性が非常に高いです。

(宇多丸)生で、トークショー形式で見てもあんまり面白くない。だから僕らいままで断っていたんですよね。ライブイベントをね。なんだけど、ついにやる羽目になってしまったのでみなさんね、でも生でちゃんたけ(前原猛)を見るチャンスですし。あと、第五の男、郷原紀幸というね、恐ろしい男……。

(古川耕)タチが悪い男ですよ。

(宇多丸)まあ、郷原紀幸の向こうにもう1人、実はラスボスがいるんですけどね。それはちょっとね、置いておきましょうかね。ぜえぜひ、公論クルーを生でね。我々自体揃うのが結構珍しいから。それが一同に会して、なおかつサイン会なんてのはこれ、なかなかないですから。ぜひぜひ、全国に何人いるかわかりませんが、『ブラスト公論』ファンの方は来ていただきたいと思います。ちなみにこの『ブラスト公論』文庫版、帯の推薦コメントをジェーン・スーさんに書いていただいております。

<書き起こしおわり>

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