宇多丸 名著『ブラスト公論』文庫版刊行を語る

宇多丸 名著『ブラスト公論』文庫版刊行を語る 宇多丸のウィークエンド・シャッフル

宇多丸さんがTBSラジオ『タマフル』の中で、名著『ブラスト公論』の増補文庫版刊行について話していました。

ブラスト公論 増補文庫版 : 誰もが豪邸に住みたがってるわけじゃない (徳間文庫)

(宇多丸)で、(宇多丸シネマランキング2017に)メールを送ってくれた方の中からさらに、予想が当たらなくても抽選で……何名にします?

(古川耕)10名!

(宇多丸)抽選で10名の方に、みなさん、ここも実はお知らせになっております。情報解禁です。10名の方に、私どもが出す新たな本をプレゼントいたします。それはなにか? といいますと、『ブラスト公論』という本がございましてね。この本、もともとは2006年に……もともとはずっと2000年から『ブラスト』というヒップホップ専門誌で連載をしていた座談会企画です。私、宇多丸。そして向いにおります構成作家の古川さん。当時はまだ音楽・アニメ系ライターでした。

(古川耕)フフフ、そうでした。

(宇多丸)そしてTBSでもおなじみ、高橋芳朗さん。カメラマンの前原猛さん。サウナ特集で登場していただきました。そして第五の男、郷原紀幸。この5人でやっている座談会企画だったわけですね。で、それは非常に当時から人気の連載で、2006年にいったん単行本化され。それが絶版になり、非常にプレミアが付き。で、2009年にもう1回、増補・改訂版ということでもう1回、単行本を出し直し。それも非常に評判がよく、版を重ねて。そしてこの度みなさん、ついになんと徳間書店より文庫化が決定いたしました。徳間書店より、これが1100ページ! 文庫ですよ? だから、事実上形は「箱」ですね。

(古川耕)フフフ、箱(笑)。

(宇多丸)箱。徳間書店の徳間文庫ができて40年ぐらいたつらしいんですけど、徳間文庫史上もっとも分厚い本だそうです。

(古川耕)フハハハハッ!

(宇多丸)1100ページ以上。お値段は税込み1512円。高え(笑)。「高っ!」っていう。で、文庫版描き下ろしの公論同窓会。前回からずいぶんたっていますからね。

公論同窓会

とか、最新版の「3枚のカード」。お見合いで自分の売りのポイントを3枚ぶら下げて歩くなら、なにをぶら下げる? というね、3枚のカードも入っておりますし。あと、帯コメントはジェーン・スーさんにいただいております。

帯コメントはジェーン・スー

ブラスト公論 増補文庫版 : 誰もが豪邸に住みたがってるわけじゃない (徳間文庫)
Posted with Amakuri
宇多丸, 前原 猛, 高橋芳朗, 古川 耕, 郷原紀幸
徳間書店
販売価格 ¥1,512(2018年3月25日8時56分時点の価格)

ということでこちらが出るんですけども、来年の1月9日に発売になるんですが。『ブラスト公論 増補文庫版』。こちらを10名様にプレゼント。私と古川さんのサインでもつけてプレゼントということですかね。サインはいらないという方は、そちらも書いて……っておかしいだろ、だからそれは!

(古川耕)フハハハハッ!

(宇多丸)そんなやつはさ。ねえ。ということで、サインを勝手につけて送りますので、そちらもプレゼントいたします。すいませんね。シネマランキングのお知らせです。来週ですよ!

<書き起こしおわり>

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