RHYMESTER KICK THE CAN CREW 14年ぶりの復活を語る

RHYMESTER JASRACの音楽教室への著作権利用料徴収を語る バラいろダンディ

RHYMESTERの3人がMXテレビ『バラいろダンディ』にゲスト出演。JASRACが音楽教室から著作権利用料を徴収するニュースについて話していました。

(阿部哲子)第3位はこちらです。

(蝶野正洋)第3位、オリコンニュース。「14年ぶりに復活」。

(阿部哲子)人気が再燃しているラップ。そんな中、2000年前後のラップブームの立役者と言えるKICK THE CAN CREWが14年ぶりに復活を果たしました。先週発売した『KICK!』はオリコンアルバムランキング3位と売上好調です。復活についてメンバーは「2017年はグループ結成20年の節目。ちょうどいいんじゃないかという気持ちがあった。このまま3人でライブに出演し続けていったら、『こいつら、曲はもう作らないのかな』と思われるかもしれない。曲、作らなきゃと思った」ということです。

(蝶野正洋)Dさん、このKICK THE CAN CREWっていうのは後輩にあたるわけですか?

(Mummy-D)うん。もうほとんど直系みたいな後輩。

(蝶野正洋)そうなんですか。どうですか? この復活っていうのは?

(Mummy-D)いや、あの……単純にうれしい。そして、うらやましい。

単純にうれしい。そして、うらやましい

(阿部哲子)どういう意味でうらやましいんですか?

(Mummy-D)注目されてて。

(一同)(笑)

(蝶野正洋)いや、RHYMESTERも注目も高いでしょう?

(Mummy-D)僕らも1回、活動を休止して再結成の時はやはり、若干の注目度の高さはあったんですけど……。やっぱり、通常営業になっちゃうとなかなか。

(宇多丸)いつもやっている店みたいになっちゃう。いつでもあると思ってやがるからさ。

(阿部哲子)ありがたみが(笑)。

(Mummy-D)でも、やっぱうれしいよね。なかなか同世代の、古くからやっている連中が1人辞め、2人辞め……っていう中で、現役でまだまだ全然イケてて。メンバーも大好きだし、それぞれが輝いているのはやっぱりうれしいですよね。

(蝶野正洋)ここに協力なんかしていくんですか。RHYMESTERでも。

(Mummy-D)協力っていうか、明日『KICK THE CAN CREW復活祭』っていうのが武道館であって。それに出なきゃいけないんで。

(宇多丸)俺らもね。で、一緒に曲もやるんで。

(阿部哲子)宇多さんはどうですか? この復活について。

(宇多丸)キックは割と本当に日本語ラップの正統派な上手さっていうか。本当にちゃんとしたラップの上手さっていうのをポップに落とし込んでやって、それで普通に売れたグループなんで。実はすごいやっていることがめちゃめちゃ高度だったりするんですよ。ラッパーだったらそのやっていることの難しさとかわかるはずだったりするんで。それが普通にポップに成立させているすごい稀有なグループなんで。彼らが成功するっていうのはとっても、元からよかったし。で、このタイミングでフリースタイルバトル・ブームがあってからの、じゃあこれから作品で勝負っていう時にキックが復活したのは本当にベストタイミング。

(蝶野正洋)はい。

(宇多丸)で、俺らの発売のちょっと前にキックが出て、ワーッ!っと雰囲気が盛り上がっている中で、プロモーションな。俺らもどさくさに紛れてキックと一緒に……。

(一同)(笑)

(Mummy-D)どさくさじゃないよ!(笑)。

(蝶野正洋)後輩がでも、武道館で復活祭ってすごいですね。

(Mummy-D)すごいですよ。やっぱね、一時代を作った人っていうのはすごいなと。

(玉袋筋太郎)かっこいいなー。

(阿部哲子)JINさん、どうですか?

(DJ JIN)そんなKICK THE CAN CREWも最高ですけども、RHYMESTERのアルバム『ダンサブル』の方もよろしくお願いいたします!

(蝶野正洋)そうですよ! 負けてられないですからね。

(DJ JIN)RHYMESTERの話題ももうちょっと、こう。キックもいいですけど、RHYMESTERも。

(蝶野正洋)そうですよね!

<書き起こしおわり>

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