ZEEBRAとHAB I SCREAM ブラザー・コーン事件の真相を語る

ZEEBRAとHAB I SCREAM ブラザー・コーン事件の真相を語る WREP

SOUL SCREAMのHAB I SCREAMさんがWREP『LUNCHTIME BREAKS』に出演。ZEEBRAさんと20年以上前に起こった六本木のクラブでのブラザー・コーンさんらとのトラブルの真相について話していました。

(ZEEBRA)ということで、本日スペシャルゲスト。HAB I SCREAM in the building!

(HAB I SCREAM)よろしくお願いします。

(ZEEBRA)よろしくお願いします。先週ちょうどね、光嶋(崇)くんが来て『さんぴんCAMP』特集をやった時に『さんぴんCAMP』のセットリストに準じて……。

(HAB I SCREAM)全然覚えてないんだよね、それ。

(ZEEBRA)アップされているんだよ。どこかに。で、それを発見して、「ああ、こういう感じなんだね」ってなって。

(HAB I SCREAM)俺もそれ、人から聞いて。RHYMESTERの後にソウスクが出て……。

(ZEEBRA)で、ギドラがやって。最後に『口から出まかせ』。

(HAB I SCREAM)全然覚えてない(笑)。

(ZEEBRA)全然覚えてないでしょう? 俺も全然覚えてないけど、どうやらそうだったらしくて。「ああ、そう。こういうことだったんだね」ってなって。で、その中に『フリーウェイ』も入っていたんで。俺もちゃんとね。『さんぴん』を見直して。どっちバージョンかな?って。

(HAB I SCREAM)VHS?

(ZEEBRA)YouTubeで。

(HAB I SCREAM)あ、YouTube(笑)。

さんぴんCAMP Soul Scream『Freeway』

(ZEEBRA)そこの部分を。そしたら、『自由街道』って書いてあったんだけどビートは『フリーウェイ』の方だったのね。まだ。アルバムはリリース、あの直後じゃない?

(HAB I SCREAM)そうそう。ちょうどね、いまヤナタケさんからパソコンを置いてもらったんだけど。E.G.G. MANのエイベックスから出たさんぴんのコンピレーションの『化けの皮』から。E.G.G. MANのソロから始まって、途中から俺が出ていって『フリーウェイ』をやって『字幕』をやったんだ、みたいな。

(ZEEBRA)そうみたい(笑)。

(HAB I SCREAM)そういう感じ(笑)。「そうなんだ」みたいな(笑)。

(ZEEBRA)俺も『Freestyle Dungeon』とか書いてあって。「あ、ダンジョンやったんだ」みたいな(笑)。全然そんな感じなんだけどさ。でもまあ、そんなのでね、1組1曲ずついろいろと追いながらかけていって。で、俺的にはほら、『フリーウェイ』はBちゃん(DJ BEAT)にもともと、あれされた時に……。

(HAB I SCREAM)その経緯も先週、話してくれているんだよね。

(ZEEBRA)そうなの、そんなの。その話。だから俺的にはちょうど『The Best of Japanese Hip Hop Vol.2』を作る時に「なんかギドラ、やんない?」みたいなことを、Bちゃんがほら、Ken-Boを通じてすごい仲良くなっていたから話をしてもらって。で、「やりたい、やりたい」って言っていたら、「俺もビートが1個あってさ。誰かやるやつ、いないかな?」みたいな話になって。「それだったらソウスクとかどうなの?」って言ったら、「ああ、全然。紹介して、紹介して」っていうことになって、紹介してあの曲ができたじゃん。

(HAB I SCREAM)そうですね。

(ZEEBRA)そんなのもあったんで、ちょうど『自由街道』じゃなくて『フリーウェイ』をライブしていたんだったらそっちをかけようということで、そっちをかけたんですよ。

(HAB I SCREAM)先週の金曜日にね。

(ZEEBRA)そしたらやっぱり、光嶋くんと話していたら、「そういえばこの曲のあれでバタバタッとしましたよね」ってなって。「ああ、そうだね」って。で、まあ「ま、いっか……(いかんな!)」のラインのところなんですけどね。

(HAB I SCREAM)ちょっとひとつ、付け足しておくとE.G.G. MANのところ。僕じゃないんですけど(笑)。

(ZEEBRA)そうですよ、もちろん(笑)。E.G.G. MANのラインのところね。

(HAB I SCREAM)僕のマイメンでございます(笑)。

(ZEEBRA)そこにピンピンピンと……(話に)尾ひれがついたので。あと最近ね、YOU THE ROCK★の何かのインタビューで。

(HAB I SCREAM)『SWITCH』ね。

(ZEEBRA)『SWITCH』か。で、ちょっとね、俺もあれマーヤン(G.K.MARYAN)と読んでいて「あれ、これなんか違くね?」みたいな話にもなっていたわけ。だからまあ、そこらへんのことはハブが直接話してくれた方が確実なんじゃないかなということで。今日はしっかり話していただこうと。

(HAB I SCREAM)ありがとうございます。

(ZEEBRA)と、思ってはいるんですけども。せっかくだからいろいろとハブの曲なんかもかけながら楽しくやれたらいいかなと思っておりますので。まずは、自分の名前をアルバム・タイトルにした『HAB I SCREAM』から。

(HAB I SCREAM)2015年の作品です。

(ZEEBRA)あの時はね、GM SHOWなんかでもライブしていただいたりとかね。いろいろありがとうございました。ということで、曲紹介をお願いしてもいいですか?

(HAB I SCREAM)ありがとうございます。82、街中に……『82BARS』!

HAB I SCREAM『82BARS』

(ZEEBRA)WREP『LUNCHTIME BREAKS』、お聞きいただいたのは本日のゲストHAB I SCREAMで『82BARS』でした。ということでこれはもう82小節ラップしっぱなし?

(HAB I SCREAM)うん。そうそう。ちなみにパンチインとかはしていません。

(ZEEBRA)おおーっ、男らしい(笑)。

(HAB I SCREAM)基本僕、やらないタイプです(笑)。

(ZEEBRA)「ヒップホップ愛あふれる曲だな」っていうつぶやき、ありました。ということで、いろいろとお話をと思うんですが。じゃあさっそくその話をしようよ。もともとは、95年? 96年?

(HAB I SCREAM)いや、96年っていうことはないんじゃないかな? たぶんね、時系列的にはちょっと俺も微妙なんだけど。RHYMESTERが『EGOTOPIA』のマスタリングでニューヨークに行っているというタイミングで当時、SOUL SCREAMを結成して1年ぐらいのタイミングでNEXT LEVELの岡田麻起子さんが「SOUL SCREAMもどう? やらない?」ってなって。その一声が俺、すっげーうれしくって。「やった!」って。それまでにも下積み時代じゃないけど、SOUL SCREAMの前にE.G.G. MANと俺とALGでPower Rice Crewっていうのをやっていたから。コンピレーションとかオムニバスみたいな形で作品を世の中に出したというのはあったんだけど。まあ、SOUL SCREAM名義でというのがようやく出せる!って、テンションが正直、上がって。

(ZEEBRA)はいはい。

(HAB I SCREAM)そういうのもあって、そんな時期でした。だから95年なんじゃないかな?

(ZEEBRA)たぶんそんなもんだよね。時期的には年末?

(HAB I SCREAM)いや、覚えていないな。

(ZEEBRA)アルバム『EGOTOPIA』が出たのが……『EGOTOPIA』は95年のはじめの方だった気がする。春とか夏。早め。(※ 1995年6月リリース)。

(HAB I SCREAM)かな? 『口から出まかせ』が入った『EGOTOPIA』なんですが。

(ZEEBRA)で、その後にマスタリングに行っているわけでしょう? それはたぶん『EGOTOPIA』じゃなくて、なんかその後に出したやつのなんじゃないのかな? 『PLUS ALPHA』とか。

(HAB I SCREAM)たぶん『EGOTOPIA』なんじゃないのかな? ごめんなさい。そこもちょっと俺、微妙なんだけど。いまヤナタケさんが調べてくれているんだけど。

(ZEEBRA)『PLUS ALPHA』がね、12月28日に出ているんだよ。もしかするとそれのマスタリングで年末に行っていたとかの可能性があるんじゃない? だって『EGOTOPIA』のマスタリングに行くとしたら、5月ぐらいじゃない?

(HAB I SCREAM)はいはい。だから俺も時系列的には『口から出まかせ』が前なのか後ろなのか、微妙に覚えてなくて。ごめんね。

(ZEEBRA)うんうん。まあでも、そのぐらいの頃ですね。

(HAB I SCREAM)そのぐらいの頃。94、5の頃ですわ。当時ね、コーン(Bro.Korn)さんのイベントにファイルレコードのバリー佐藤さんから「RHYMESTERが出れない代わりにSOUL SCREAM、出てくれないか?」と直々にファイルの事務所でオファーがあって。断る理由もないし。「ライブをやってくれ」っていうことだから、引き受けてやりました。ということで、そこでいろいろと。場所は六本木のジャングルベース。いまはないですけど。

(ZEEBRA)うん。いまで言うと、ミッドタウン付近ですね。

(HAB I SCREAM)そうですね。そこでいろいろとあったわけなんだけども。俺もできたら正直、張本人としてはあんまり話したくもないし。

(ZEEBRA)もう、いまさらだしね。

(HAB I SCREAM)そういうことなの。だけど、その現場にいなかった人らがワイワイワイワイ、ちょっと騒ぎすぎで。ちょっと歪曲されて、盛りすぎで。さっきの『SWITCH』の話もそうなんだけど。Twitterでエゴサとかをしていると、「来週『SWITCH』っていう雑誌が出て、当時の事件のことがトピックとして載っているんだ」っていうことを知って。「あ、そうなんだ」ってなって。「それって誰が書いているの?」って直接『SWITCH』の編集部に直で電話して。「誰だろう?」って聞いたわけですよね。

(ZEEBRA)うん。

(HAB I SCREAM)そしたら、当時……今日、Twitterにも上がっていたりしたんだけど、UAが表紙の……当時のことでインタビューをされていて。それこそZEEBRAも載っているし、俺らもそれに対して当時のアンサー的なことを述べているインタビューが載っているんだけども。そこのやってくれたインタビュアーが時を超えて今年のはじめですかね? 『SWITCH』のヒップホップ特集でYOUちゃんとECDの対談でやっているということを知りまして。

(ZEEBRA)うんうん。

(HAB I SCREAM)でも、「俺の知らないところで、それを話されるのはちょっと本意ではない」ということを話したところで、もうその雑誌を止められるわけでもないし。「致し方ないな……」というところで俺はずっと口をつぐんでこの半年間ぐらいいたんだけども、なんかちょっと気持ち悪いなというのが正直なところですよ。

(ZEEBRA)うんうん。まあだったら、自分から話すのがいちばん話が早いから。だから、間違いないのはさ、やったこととか出したことっていうのはもうどうしたって独り歩きしちゃうし。俺もあのMTVをディスったYouTubeは一生残っているし。消しても消してもね。だからまあ、そういうもんでしょうがないなとは思うんだけど、結局は自分がいちばん大きな声で本当のことを言うのが話が早い。

(HAB I SCREAM)そうなの。だから、昨日俺から電話して。「ちょっと、こうなんだ。気持ち悪いから張本人の声を電波に乗せるなり、なにかしたいんだ」っていうのが今回の経緯ですわな。

(ZEEBRA)そういうことですね。なので、どうしましょうか? 全然もう話を、たぶん言いたいだけ話した方がいいと思うんだよね。

(HAB I SCREAM)うん。当時、『フリーウェイ』っていう曲をDJ BEAT feat. SOUL SCREAMっていう名義で『THE BEST OF JAPANESE HIP HOP vol.2』っていうコンピレーションアルバムに……SOUL SCREAM名義としては初の音源が当時。あれは95年ぐらいなのかな?

(ZEEBRA)そんなもん。95年の頭とか94年のケツとか、そんなぐらいだね。

(HAB I SCREAM)それが出まして。それで、さっき言ったイベントで、当時僕らは曲が片手で数えるぐらいしか正直なくって。言ってみたら、世の中ではSOUL SCREAMで知っている曲っつったら『フリーウェイ』ぐらいしか正直なくて。それをやらないっていうのはちょっとよくわかんないし。そのイベントの当日にそれこそ、いまでも覚えているんだけどRIP SLYMEのRYO-Zが「ハブさん、今日はちょっと『フリーウェイ』は止めておいた方がいいっすよ」みたいな(笑)。

(ZEEBRA)(笑)

(HAB I SCREAM)でも、いま話した通り、「いや、俺らその曲しかないからさ。それをやらないっていうのもよくわからないから……まあ、メンバーとも話してみるけど」って。で、話した結果、やることになりまして。

(ZEEBRA)はいはい。

(HAB I SCREAM)で、僕らのステージ横でEAST ENDのGAKU-MCとYOGGYがステージの袖でがっつりと見ているわけですよ。それでステージ終わりまして楽屋に帰る時にGAKUだったかYOGGYだったかちょっと忘れちゃったけど、「あの曲はなんなんだ?」と言われまして。俺らなりの……僕のバースではないんだけども、俺に言われたもんだから、「俺らなりの真実……まさに”魂の叫び”だよ」的なレスポンスを当時返したんだけど、そこに通りかかったブラザー・コーンが「なんだ、お前ら!?」みたいになって。

(ZEEBRA)うんうん。

(HAB I SCREAM)で、ちょっといろいろとグチャグチャ、ゴチャゴチャになって。気づいてみたらSOUL SCREAM。俺と当時いたオリジナルMCのSHIKI。当時は3人、MCがいたんで。SHIKIと俺とプラス、最初のSOUL SCREAMって実は6人いたんですよ。その6人目のMIっていうのは俺の中学校の同級生だったりしたやつなんだけど、そいつもいて。「お前ら、なんかクソ生意気だ!」みたいな感じのことを言われて。楽屋で結構……6対50人ぐらいで囲まれたわけなんですよね。

(ZEEBRA)はいはい。

(HAB I SCREAM)言ってみたら、修羅場です。当時、格闘家もいたし。名前は言わないけど著名人もいたし。とにかく囲まれて、本当に修羅場っちゃあ修羅場ですよ。そういう状況があって、収集がつかないと。でもそこで、僕らのライブを最前線で見てくれていたのが「お前らの音源、クソかっこいいよ!」って見てくれていたのがZINGIのMC仁義さんで。

(ZEEBRA)うんうん。

(HAB I SCREAM)その楽屋でもめ事になった時も「いや、ちょっと待ってくれ!」みたいな感じで止めてくれたのもMC仁義さん。

(ZEEBRA)シゲルくん。

(HAB I SCREAM)シゲルさんなんですよね。だからもう、俺の中では「いつか一緒に曲をやりましょう!」って言ってるんだけど、なんかそんな簡単にできるものでもないし。俺の中でもリスペクトしすぎちゃっていて。頭が上がらなすぎちゃっていて。いまだにそれは曲としては成立していないんです。正直。だけど、そんな経緯があって。その現場にいた人はK DUB SHINEとか。それこそ体を張って助けてくれたっていうか。K DUB SHINEはそれこそ誰かをぶん殴ったりしてたりとかしたんだよね。

(ZEEBRA)うん(笑)。

(HAB I SCREAM)で、そんなことがあったんだけど……いまとなってはそれが歪曲されて。さっきの『SWITCH』のYOU THE ROCK★の話もそうだけど。だいぶ盛られて……まあ、ユウちゃんは「SOUL SCREAMが芸能人にいじめられちゃって」っていうラインで文章的には書いてあったけど。

でも、俺的には、当の本人としてはあんまり話したくないことを、(現場に)いなかった人にあまり話してほしくないなっていう気持ち。ただただ、そこ。だから、「聞いた話、聞いた話……」ってなっちゃうから、伝言ゲームみたいな感じでどんどんどんどん話が歪曲されて。どんどんどんどん話が盛られて。実際に俺が言っておきたいのは、殴られていないんですね。

(ZEEBRA)うんうん。

(HAB I SCREAM)その『SWITCH』が出たことがきっかけになって「HAB I SCREAM」ってグーグルとかで半年に1回ぐらい検索とかすると、予測変換で「HAB I SCREAM 殴打事件」とか出てきちゃうっていうのが、「おいおいおい……」っていう。この半年間ぐらい、モヤモヤしていて。それこそ、編集部のやつがうちの近所まで来てくれたけども、別にもう止められないし。この情報っていうのは世の中に流出しちゃうし。だからそのタイミングで、それこそユウちゃんは「それをきっかけにして『証言』が生まれた」って言っているんだけど、それも違うだろって。

(ZEEBRA)それは絶対に違う。あれはね、当時それは……だからユウちゃんがそうだったかもしれない。わかんない。ユウちゃんの中では。だけど、俺らはそれは全く。そこは直接じゃないよね。

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