渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でラトーヤ・ラケットの『Grey feat Ludacris』を紹介していました。
(渡辺志保)次はまた私のターンに戻りまして。このシンガーを紹介させていただきたいと思います。ラトーヤ・ラケット! イエーッ! スーパー・ヒューストン・タイム!
(DJ YANATAKE)(笑)
(渡辺志保)キタコレ! ラトーヤ・ラケット、みなさん言わなくてもおなじみかと思いますが。32才以上のリスナーの方とかにはおなじみかもしれません。かのデスティニーズ・チャイルドね。ビヨンセ、ケリー・ローランド、ミシェル・ウィルアムズがいたデスティニーズ・チャイルドの初期メンバーなんですよ。このラトーヤ・ラケットは。で、ラトーヤ、ラターヴィア、ケリー、ビヨンセの4人でデビューしたんだけど、このラトーヤとラターヴィアは当時マネージャーだったビヨンセのお父さんとモメて早々に辞めちゃったんだけどね。
で、ラターヴィアはちょっとよくわかんないんだけど、このラトーヤに関しては結構地元のヒューストンとか、あとはアトランタのあたりをベースにしながらずっと歌手活動を続けていて。かつ、彼女は結構ビヨンセよりもより、いい意味で露骨なR&Bを歌う子でもあるんですよ。めっちゃキレイなR&Bチューンもたくさんあるんですけど。なんと元カレがあの「Slim Thugga motherfucker♪」ですから。あのスリム・サグと付き合っていた女ということで、かなりイケてるんだよね。
(DJ YANATAKE)(笑)
(渡辺志保)で、私は結構ラトーヤ、デスチャの中ではいちばん好きな感じでずっと応援しているんですけども。そのラトーヤ・ラケットが久しぶりにソロアルバムを……3枚目になるのかな? 『Back 2 Life』っていうのを発表しまして。その中から、今日は収録曲の『Grey』っていう曲をかけさせていただきたいと思います。で、『Grey』ってなにがグレーやねん?っていうのは、「あなたと私の関係、こんなグレーなままじゃ嫌だ」みたいな感じの曲で、フィーチャリングゲストにはあのリュダクリスを招いているんですけど。
これ、アルバムの収録曲の中でもいちばん正統派なR&Bマナーに沿った……っていうか、コーラスワークがすごいきれいだなと思っていて。で、ちょっと調べたらなんと、プロデュースに関わっているのがあのアンドレ・ハリスなんですね。ハレルじゃなくてハリスの方なんですけど、アンドレ・ハリスってたとえば、ミュージック・ソウルチャイルドとかジル・スコットとか。あとキンドレッド・ザ・ファミリー・ソウルとかをプロデュースしていて。90年代後期から2000年代初期のああいうネオ・フィリー・サウンドみたいなものを結構積極的に作っていたプロデューサーとしても知られている存在なんですよ。
なんでそんな彼とラトーヤが今回たぶん初タッグになるかと思うんですけども。なかなかいい感じに仕上がっておりますので。ぜひぜひ聞いていただきたいと思います。それでは聞いていただきましょう。ラトーヤ・ラケットで『Grey feat. Ludacris』。
LeToya Luckett『Grey feat Ludacris』
(渡辺志保)はい。いま聞いていただいておりますのはラトーヤ・ラケットの最新アルバム『Back 2 Life』から『Grey feat. Ludacris』でした。
<書き起こしおわり>