宇多丸 Netflix「ドラマの結末を選べる」新機能を語る

宇多丸 Netflix「ドラマの結末を選べる」新機能を語る バラいろダンディ

宇多丸さんがMXテレビ『バラいろダンディ』の中でNetflixが現在準備中と言われる視聴者自身がストーリーを選び、ドラマの結末が変えられる作品の配信について話していました。

(阿部哲子)第4位はこちらです。

(蝶野正洋)第4位、フォーブスジャパン。ドラマの結末を選べる新機能。

(阿部哲子)映像配信サービスのNetflixが視聴者がストーリーを選べるインタラクティブな作品の配信を検討しており、実現すれば視聴者はドラマの登場人物の運命を決められるようになります。2017年中に子供向け番組で実験する予定で、成功すれば大人向け番組でも導入されます。これにより、視聴者が望む展開を完全に実現できるようになり、見ているだけでは満足できない視聴者にとってたまらないサービスになります。しかし、役者に複数のストーリーを演じてもらうなどの必要があり、制作費が大幅に高くなる不安もあります。

(蝶野正洋)宇多丸さん、これは有りなんですか? 無しなんですか?

(宇多丸)そこまで実はこれ、新しい発想というわけでは別になくて。みなさん、覚えてらっしゃいますかね? バブル真っ盛りの最中、フジテレビ主導で作った『パ★テ★オ』というね、ドラマがございまして。

(玉袋筋太郎)あったねえ(笑)。

(宇多丸)これ、テレビドラマと劇場公開が連動していて。で、テレビドラマを公開してから、視聴者の反響を見てその結末を……とかね、やって。ものすごい惨憺たる結果にね……。

(一同)(笑)

(蝶野正洋)なるほど。

そこまで新しい発想でもない

(宇多丸)あと、まあそれを言ったらゲームなんてさ、マルチエンディングの。いまなんかストーリーのものもあるし。あと、ハリウッドがさ、映画を作る時に試写をするじゃないですか。スニーク・プレビューで見せて、結末の反応を見てから作り変えたりなんか、全然しますから。昔からやっていることだから。だからハリウッドは昔からそういう反応を取り入れるっていうのをやっていると。あと、DVDの特典映像でもうひとつのエンディングが入っているとか、いっぱいありますよね。だからまあ、そこまで新しい発想じゃないけど……はっきり言ってそれ、絶対につまんなくなるよね。思い通りの結末だったら。

(玉袋筋太郎)ああ。

(宇多丸)そんなのはもう当たり前のことで。しかも、それだって「思い通り」って言うけど、何個か用意された結末を選ぶだけなんだから。別にそこまでインタラクティブじゃないしさ。だから、そんな大騒ぎすることじゃない。たぶんすぐ消えます。

(蝶野正洋)玉さん、どうですか?

(玉袋筋太郎)でももう武田鉄矢の黄門様のラストがもうね、ハッピーエンドじゃなくて、武田さんがめった刺しにされるとかね。そういうシーンだったらみんなそっちをチョイスするんじゃない?

(宇多丸)それを武田さんが有りにしたら、すっごいケツの穴がデカいですよ!

(玉袋筋太郎)すごいケツの穴だよ!

(蝶野正洋)室井さん、どうですか? この結末が2つ……。

(室井佑月)結末っていうか、出だし、武田鉄矢さんが「水戸黄門!」って言ったら、みんなが「ワーッ! わっしょい、わっしょい!」がいいな。土手で。

(宇多丸)だからさっきから、『金八』オマージュしか思いつかねえのか、お前らは!っていう(笑)。

(玉袋筋太郎)あとはこうやってハンガー回したりね。

(宇多丸)俺らが好きなのはそっちね。黄門様自ら、ハンガーで戦う。

(蝶野正洋)江本さんはどうですか? こういうスタイルは。

(江本孟紀)いや、あんまり関心がないんで……。

(蝶野正洋)映画とかは? 見られますよね?

(江本孟紀)いや、見ないんですよ。

(宇多丸)スポーツってさ、結末がわからないことだから。

(江本孟紀)どうも現実的でないものはあんまり関心がないところが……。

(室井佑月)だって意味がなくなっちゃう。ドラマで伏線とかいろいろ作ってきても、それが無意味になっちゃうから。

(宇多丸)そう。伏線とか張りづらくなりますよね。だから。

(玉袋筋太郎)そう。だから『タイタニック』でさ、沈まねえでそのまま行っちゃったり。

(一同)(爆笑)

(宇多丸)俺がいつも言ってるのは、沈まないであのまま行ったら、あのカップルはすぐに別かれるから!

(一同)(笑)

<書き起こしおわり>

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