玉袋筋太郎 梶原一騎資料館計画を語る

梶原一騎の息子・高森城 大山倍達が結婚式で披露したスピーチを語る たまむすび

玉袋筋太郎さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で、梶原一騎さんの貴重な自宅が存続の危機にあるニュースについてコメント。梶原一騎資料館計画について話していました。

(安東弘樹)続いては、こちらです。「貴重な遺品をどう守るのか? 練馬区に梶原一騎資料館を! 漫画原作者として数々の名作を残す梶原一騎さん。その貴重な遺品について、長男の高森城さんが『危機である』と明かしました。東京都練馬区に建てられた豪邸は規模が大きすぎて活用が難しく、しかし、部屋にはいまも梶原氏の原稿の数々やトレードマークのサングラスなどが当時のまま置かれているといいます。現在、練馬区の行政関係者などと梶原一騎資料館の実現に向けて話し合いを進めているということですが、まだ具体的な話には至っておらず、戦いは始まったばかりです」。

(玉袋筋太郎)やっべー! これ、なんとかしてよ! やっぱ梶原先生のリビングっつーのはテレビで見たことがあるけど。あそこはね、素晴らしいよ。バーカウンターがあったりとかね。往年のサングラスが飾ってあったりとか。もう、いいんだなー!

(安東弘樹)ねえ。まあ、改めて言うまでもないですが、梶原さん。『巨人の星』『タイガーマスク』『柔道一直線』などで知られる漫画の原作者ですね。で、その、いま玉さんがおっしゃった豪邸。

(玉袋筋太郎)大泉の。

(安東弘樹)1969年に建てられたそうですよ。門から玄関の床に大理石が敷かれ、家の中にある応接室の入り口には自動ドア。応接室にはお酒が好きだった梶原氏が出版関係者らを招く目的で作ったホームバー。そしてなにより、梶原氏の貴重な原稿や仕事道具がそのまま残されていると。

(玉袋筋太郎)そうなんだよな!

(安東弘樹)長男の高森城さんは「このまま父の作品が埋もれてしまう前に、なんとか行動に移して次の世代に伝えていきたい」と。

(玉袋筋太郎)やっべーな、これは伝えなきゃいけねえ。俺たち。

(安東弘樹)やっぱり玉さんとしても、伝えるべきだと?

血中梶原一騎濃度の高い世代

(玉袋筋太郎)やっぱ俺たちの年代っつーのは血中梶原一騎濃度っつーのがすごい高いですから。いまの若い子たちはちょっと薄くなっちゃっている部分があるんですけども。

(安東弘樹)最近のプロ野球の選手もね、梶原先生の作品を読んだことがない人がほとんどだそうで。

(玉袋筋太郎)なに言ってんのよ、やっぱりこれはね……だって格闘家だってね、梶原先生の作品を読んでなくて格闘家になっている人もいるぐらいですから。いや、ぜひとも。でもね、練馬区がなんとかしなさいよ。

(安東弘樹)あ、行政で、ねえ。

(玉袋筋太郎)どれだけ(梶原一騎先生が)練馬区に納税したかと思う? 相当ですよ!

(安東弘樹)その通りですね。だから練馬区の何%かは梶原先生の税金で……

(玉袋筋太郎)で、作ったんですよ。あそこの、中村橋の横にあるでっかいビルとか。あれとか、たぶん梶原一騎先生ですよ。

(安東弘樹)あ、裏は取ってないですけども(笑)。

(玉袋筋太郎)取ってないですけどね。

(安東弘樹)でも、その可能性は高いですね。

(玉袋筋太郎)これね、やっぱりいま、吉田豪ちゃんとか、植地(毅)くんとかね、コンバットRECとか。まあ、我々もそうなんですけども。ひとつね、考えたのがあるらしくて。クラウドファウンディングでね、みんなでお金を残そうっていう。

(安東弘樹)ああ、いい話ですね。

(玉袋筋太郎)出しますよ、これ。そしたら。

(安東弘樹)玉さん、いくらまで出しますか?

(玉袋筋太郎)いくらにしようかな? これで梶原一騎愛が出ちゃうからね。

(安東弘樹)出ちゃいますね。

(玉袋筋太郎)金額は、言わない。言わないけど、出す。

(安東弘樹)すいません、すいません(笑)。

(玉袋筋太郎)ちょっと、安東さん。攻めるな、おい!

(安東弘樹)「熱いな!」って思いながら。でも、相当額をね。

(玉袋筋太郎)そりゃそうですよ。僕らだって、梶原先生の漫画を買って、そのお金が梶原先生の印税になっているわけですから。順繰り、リサイクルなわけですよ。

(安東弘樹)回っています。回っています。それで、練馬区も潤って。

(玉袋筋太郎)潤ったんだから。

(安東弘樹)ここは作ってほしいな。

(玉袋筋太郎)やりましょう。

(安東弘樹)ですから、世間一般で言うとね、梶原一騎さんっていうと、いわゆる大物歌手とは違いますけど。ただ、慕っている人の数は相当だと思いますよ。

(玉袋筋太郎)すごいですよ。だから入り口のガードマンはね、空手の士道館の黒帯がみんな、やりますから。「押忍!」っつって。添野先生のお弟子さんたちが。

(安東弘樹)(笑)。ぜひ、これは資料館実現をね、願っております。

(玉袋筋太郎)そうですよ!

<書き起こしおわり>

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