ライムスター宇多丸さんがTBSラジオ『たまむすび』にゲスト出演。玉袋筋太郎さん、安東弘樹さんと男3人で男臭い部室内のような濃いトークを展開していました。
(安東弘樹)今週はスペシャルウィークの特別企画、いろいろ足します『たすむすび』。ざっくり言うと、いろんなものを足して、いつも以上に賑やかにお送ります。最終日となる金曜日。たすむすびされるのはこの方です!
(宇多丸)はい。お昼にすいません。お邪魔しております。ライムスター宇多丸でございます。よろしくお願いいたします。
(玉袋筋太郎)よろしくどうぞ。
(安東弘樹)お願いします!
(宇多丸)もう露骨に夜の匂いを引きずってきてますけどね。
(玉袋筋太郎)来たろ? だっていままではね、月曜日から木曜日までは、『たまむすび』のメンバーの中で、たすむすびになってんだよ。
(宇多丸)そういうコンセプトじゃないですか。おかしいでしょ、これ?
(安東弘樹)だから本当に、足されたんでしょうね。そういう意味でいうと。
(宇多丸)なんで、この金曜日だけ、治外法権っていうか、特別扱いみたいなやつ。
(玉袋筋太郎)とにかくね、宇多ちゃんは優勝請負人として今日、来てもらったんだよ。
(宇多丸)優勝請負人っていうか、スペシャルウィーク。数字を。
(玉袋筋太郎)だから、数字。
(宇多丸)これ! 正直、私ね、隣でやっていたジェーン・スーの前の番組『相談は踊る』に最後のスペシャルウィークにゲストで出て。前に出た時に僕が出た回が数字が番組史上ベストだったんですよ。
(安東弘樹)いちばんよかった。
(宇多丸)で、最後のスペシャルウィークに出たんですよ。そしたら、それをさらに更新して、ベストだったんですよ!
(安東弘樹)おおー!
(宇多丸)だから、これはそういう意味で、数字請負人っていうかね、DHです。DH。指名打者。
(玉袋筋太郎)そうそうそう。
(宇多丸)最後にボーン!って打つために来る、みたいな。
(玉袋筋太郎)あぶさんだよ、もう。
(宇多丸)っていう感じに見えるんだけど……これ、要はジェーン・スーさんの番組で僕が出て数字が上がるのは理屈があるんですよ。これ、ちゃんと。要するに、僕がおじさん層を連れてくるっていうね。いまはお昼でだいぶ広がっていると思いますジェーン・スー支持層に対して、おじさん層とかボンクラ……要するにアホな男ども層を連れてくる。
(玉袋筋太郎)うんうん。
(宇多丸)っていうのがあるんだけど。この番組ね、玉さんとアンディじゃないですか。そこに俺が加わっても、なんか新たな要素が加わってねーんだけど?っていう。
(玉袋筋太郎)男、おじさん。おじさんにまたおじさんを足すっていう。
(宇多丸)おじさんにおじさんを足しているだけだから。あんまりね、プラスする要素がないんですよ。
(玉袋筋太郎)化学反応は起きねーってことか、これは。
(安東弘樹)だから純粋な。化学反応じゃなくて、足されるんですよ。
(宇多丸)まあまあ、言ってみれば濃くなっているっていう。
(安東弘樹)そういうことです、そういうことです。
(宇多丸)お二人の、ある意味ポピュラリティーのない部分がより強調される回っていうことになりかねないんでね。
(玉袋筋太郎)(笑)
(安東弘樹)しかも、共通の強力な知り合い。ここは初対面に近かったんでね。
(玉袋筋太郎)そう。僕とアンディはそうよ。
(宇多丸)でも、お二方、共通項はいっぱいあるわけじゃないですか。お歳も同じだし。同級生。で、車も好きだし。とか、まあ男らしい男っていうかね。
(玉袋筋太郎)まあ、そうね。初対面で安東さんが俺に心を開いてくれて。あるメーカーのアダルトビデオが好きだとかね、言ってくれたりとか。そんなこと、言わなくてもいいのにそういうことを言ってくれるから。
(宇多丸)いや、アンディは面白いですよ。僕の知人の中でも結構変な人トップ10ぐらいには入りますからね。
(安東弘樹)昨日も、木曜日に誘われて。出演させていただいたんですけど。番組の生放送が終わった後に大吉さんと一緒になって。「変わった方なんですね」って一言、言われまして。まあ僕、うれしかったですけど。でも、まだまだ浸透してないっていうか。「ああ、大吉さんには新鮮だったんだ」っていうのが僕には新鮮で。
(宇多丸)やっぱり堅い……イケメンだし、好青年だし、堅い人だっていうイメージが。また、堅いは堅いんだけど、別のところが固いみたいな。あ、すいません。昼でしたね(笑)。
(玉袋筋太郎)いや、いい、いい。大丈夫、大丈夫。別のところも固いって。
(宇多丸)別のところが固い話も好きだし、あのね、安東さんのイルネス(Illness)と言いますかね。ヒップホップ用語的に、”キて”いるところはですね、要は、真面目なんですよ。ただ、真面目が行きすぎて狂気の域に入っているっていうか。
(安東弘樹)(笑)。まあ、そうですかね。
(宇多丸)もうクソ真面目、バカ真面目を超えて、狂気真面目に入ってるんですよ。クレイジー真面目に入っている。なんか物事を突き詰める考えるじゃないですか。なんでも。本質みたいなのを突き詰めるじゃないですか。本質を突き詰めすぎると、完全に現実世界から乖離するみたいな。その気があるわけですよ。
(安東弘樹)1ヶ所がダメだと全部がダメになるっていう。突き詰めたところだけがダメでも、他はいいのにっていうところはありますね。
(宇多丸)ねえ。だから怖いですよ。好き嫌いとか、すごいやっぱり激しいんですよ。実は、こう見えて。
(玉袋筋太郎)ええっ?
(安東弘樹)そうですね。
(宇多丸)辛辣ですよ。物事に対する……
(安東弘樹)まあ、そうですね。「いいな」と思うものと……あ、まあでも今日は止めておこうかな?
(宇多丸)(笑)
(玉袋筋太郎)出しましょうよ! いいから。出せばいいから!
(宇多丸)こういう面が、あんまりお昼の番組で、そこまでは出さなくていいんじゃないか?っていう面がうっかり出てしまう可能性があるという。そこが請負人の……だから嫌な請負人なんですよ。
(玉袋筋太郎)たのむよ。出してよ。本当に。
(安東弘樹)でもね、宇多丸さん。僕は『キラ☆キラ』というね、元後輩の小島慶子さんがやっていた番組のピンチヒッターでお会いしたのが初めての……
(宇多丸)そうですね。まさに、このスタジオじゃないですか?
(安東弘樹)あ、そうです。そうです。
(宇多丸)ここでパッと会ったっていう感じですね。
(安東弘樹)その時の感想が「僕の細胞が宇多丸さんの細胞を求めている」っていう。
(玉袋筋太郎)何を言い出したの?
(安東弘樹)いやいや、なんなんですかね?
(玉袋筋太郎)細胞って、細胞の話まで行くんですね。
(安東弘樹)そうなったんですよね。なんなんだか、よくわかんないんですけど。まあ、簡単に言うと、「この人、いい!」っていう。
(宇多丸)ああ、ありがとうございます。好意を持たれて嫌な感じはしないですけど。
(玉袋筋太郎)でも、そこに細胞が出てくるところが、やっぱりすごいよね。
(宇多丸)肉体的に求めらているってことですよね。これ、言い換えりゃね。
(玉袋筋太郎)BLだよ(笑)。
(安東弘樹)BL。で、その次の時に、今度は宇多丸さんのピンチヒッターを僕がやった。だから小島とやったんですけど、この話をしたら小島が昼から、「えっ、で、まぐわったんですか?」って聞いてきて(笑)。お前、そういうことなんだっていう感じだったんですけど。
(宇多丸)まあでも、気持ち的にはもう、まぐわっているっていう。
(玉袋筋太郎)刺さってますよね。
(宇多丸)だってうちの番組、『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』、土曜日にやっていますけど。の、企画で、アンディとのデート企画って。1日、ねえ。
(玉袋筋太郎)あ、やったんだってな。
(宇多丸)1日デートしたんですから。
(安東弘樹)しかも、ゴールデンウィークに入っていたんですよ。
(玉袋筋太郎)どこまで行ったんですか? 2人は。
(宇多丸)えっ、「どこまで行った」っていうのは、「A、B、C」みたいなことですか?
(玉袋筋太郎)一線は超えてないんですか?
(宇多丸)一線は超えてないですけど。でも、かなり1日デートでね。あれは楽しかったですよね。
(安東弘樹)お台場から始まり……最後は、麻布か。
(宇多丸)お肉食べてね。
(安東弘樹)すごいデートです。
(玉袋筋太郎)お肉まで食べて!
(宇多丸)途中、エアガンの射撃場に行って。あ、ちなみに今日ね、スタジオに、ぶっ放しはしませんけど、一応護身用というか。アンディを守るために。不逞の輩がスタジオに入ってきた場合のために、僕も玉さんも、一応エアガン。愛銃をね、横に置いて……という。
愛銃を横に置いて生放送
(安東弘樹)ああ、これね。
(宇多丸)玉さんに僕がこれをすすめたというね。
(玉袋筋太郎)そう。すすめてくれた銃なんだよね。
(宇多丸)ただ一応、「ぶっ放していいですか?」「ぶっ放すのはやめてください」って言われたんで。止められちゃいましたね。
(安東弘樹)この質感がいいんだよな。いまね、オートマチックのね、グロックがあるんですけどね。これ、いいですね。本当、なんて言うんですか? この弾倉を入れる音ね。(カチャッ!)。この音!
(宇多丸)安東さん! そのさ、銃の描写のところ、掘り下げなくていいよ! 俺らがあえて、雰囲気で置いているだけなんだから。
(玉袋筋太郎)「バカじゃねーか」って一言、言ってほしいだけなんだから!
(安東弘樹)いやいや、すいません。
(宇多丸)マズいですね。やっぱり、マズい方を広げちゃった。
(安東弘樹)いや、もう本当に、いいなー。
(宇多丸)今日は、そういう意味で、お二方がより打ち解けられる触媒としてね、私が。
(玉袋筋太郎)ああー、仲人だよ。宇多ちゃん。たのむよ。
(宇多丸)仲人! えっ、今日中に行くところまで行ってしまうかもしれませんよ、これね!
(玉袋筋太郎)越えてみようかな、俺も。風呂入ってきたし。今日。
(安東弘樹)これね、深夜感と全く変りない温度でお届けしている感じでいいですよね。
(宇多丸)深夜でもこんな話、しないですけど。なかなかね(笑)。
(玉袋筋太郎)まあ俺と宇多ちゃんはね、MXテレビで番組、一緒で。
(宇多丸)『バラいろダンディ』という番組を毎週やっていてね。そっから、でも飲みまくってますもんね。
(玉袋筋太郎)飲んだねえ!
(宇多丸)いちばん頻繁に飲んでますよ、本当に。
(玉袋筋太郎)「軽く行きますか?」「軽くですよね」って。
(宇多丸)「今日は軽飲みですよ」って言ってるのに、解散5時とかですよ。
(玉袋筋太郎)(笑)。つーかさ、2人がいいのはね、メールのやり取りしてんだよ。それ。
(安東弘樹)ああ、2人で。
(玉袋筋太郎)で、水曜日に行けない時は、メールを打つわけだ。「悪い! 水曜日、次の日早いから行けねえ」って。
(安東弘樹)行ける時ではなく、行けない時。
(玉袋筋太郎)行けない時。
(宇多丸)そう。だから何も連絡がない時は、これはもう、当然行くと。「行く」がデフォルトっていう感じなんで。
(安東弘樹)ああー!
(宇多丸)ただね、僕が水曜、ちょっとその後にもう1個、(Abema TVの)生放送が入っちゃって。だから部活はね、やっぱり始めるのが遅すぎるのはよくないから。部活日をちょっと変えましょうということでね、いま、模索中です。
(玉袋筋太郎)曜日を。
(宇多丸)曜日をね。なんなら、金曜のだから終わった後にかならず部活。2人とも部活を入れるっていう形でね。そしたらもう、アンディを拉致ですよ。アンディを拉致して、もう。
(安東弘樹)はいはい。僕は飲めないですけど、いくらでもそこらへんは時間をね。
(宇多丸)そこなんだよね! そこだよね。
(玉袋筋太郎)いや、だから酒飲めないでしょ? だからそうなると、俺と一緒にいる時間が少なくなるわけだよ。
(宇多丸)ああ、まあね。
(安東弘樹)コミュニケーションにおいては、致命的ですね。
(宇多丸)いやいや、でも、お酒を介さない……たとえばドライブとかね。飲んだら、乗れないわけだから。で、そこはある意味、俺入れないところですよ。俺、相変わらず、すいません。まだ1年たって免許を持ってませんので。
(安東弘樹)まあ、残念! あれほど言ったのに……
(玉袋筋太郎)このなんだろう? 三角関係、嫌だな、なんか(笑)。まとまるもんも、まとまんねんだよ、これ(笑)。
(宇多丸)ある意味、三すくみなんですよ。俺は免許持っていない。
(安東弘樹)で、酒飲めない(笑)。そうだ!
(宇多丸)いいバランスなのかもしれないね。
(玉袋筋太郎)でもね、安東さんと一度ね、風呂に入りたいんだよね。
(安東弘樹)全裸でね。
(宇多丸)やっぱり玉さんが距離を縮める時は、風呂なんですね。
(玉袋筋太郎)風呂なんだよね。
(宇多丸)俺、玉さんと風呂入ったことないですよ。だって。
(安東弘樹)なに? そのヤキモチ(笑)。
(玉袋筋太郎)俺、宇多ちゃんとはね、ちょっと入れねえな!
(安東弘樹)なんですか、それ?
(宇多丸)(笑)。ガチじゃねーか!
(玉袋筋太郎)あの肌が白すぎるでしょ? ちょっと。
(宇多丸)ああー。ちょっともう、なまめかしい感じに。
(玉袋筋太郎)ちょっとね、やっぱもう焼けてねえとダメだな。恥ずかしいんだよ。
(宇多丸)たしかに僕、お風呂入って温まったら、ほんのりね、紅色に……
(玉袋筋太郎)(笑)。桜色になっちゃう!
(安東弘樹)玉さんがガチで照れてる(笑)。
(玉袋筋太郎)いや、安東さんとなら、入れるんだよ。お互い、「よっ!」なんてさ。
(安東弘樹)ちゃんとお互い、確認をしてね。
(宇多丸)アンディさんもやっぱりそれは?
(安東弘樹)いや、いいですね。風呂。風呂ですよ!
(玉袋筋太郎)風呂でしょ?
(安東弘樹)風呂ですよ。だって、全てをさらけ出すわけじゃないですか。
(宇多丸)まあ、そうですね。もうどうにもならないですよね。
(安東弘樹)だって「恥部」っていうじゃないですか。
(宇多丸)恥部(笑)。
(安東弘樹)まあ本来、恥部ではないと僕は思っているんですよ。なにが恥部なんだ? あの言葉、おかしいですよ。
(宇多丸)「わいせつ物陳列罪」なんつってますけどね。別に陳列っつったって、いまはわいせつな用途で使ってねえぞ、この野郎! みたいなね。本当はね、気分的には。
(安東弘樹)恥ずかしい部分って、失礼でしょ。
(宇多丸)本当ですね。まあ大事なね、命の素ですし……
(玉袋筋太郎)子孫を残すために!
(安東弘樹)そこをお互いにさらけ出して、認め合って。見つめ合う……ちょっとわかんないけど。
(玉袋筋太郎)背中を流すとか。
(安東弘樹)そうそうそう。背中は、まあどうかな。まあまあ、そうですね。
(玉袋筋太郎)やっぱ背中だって。そこは収録します! 回します!
(安東弘樹)収録しましょう!
(宇多丸)ああー、いいですね。
(安東弘樹)初風呂。
(宇多丸)2人でお風呂に入って、「カポーン……」なんつって。ねえ。風呂の中の、響いてね。
(安東弘樹)途中、無音になりましたら放送が終わりますから。
(玉袋・宇多丸)(笑)
(宇多丸)む、無音って(笑)。どんな風呂なんだよ!
(安東弘樹)すいません。今日、たすむすびになっているんですかね?
(玉袋筋太郎)十分ですよ!
(宇多丸)嫌な方を足してますからね。ちょっとね(笑)。
(安東弘樹)いやー、まあでもこれでみなさん、人間関係わかっていただけたんじゃないですかね。この10分間でね。なんで今日、宇多丸さんに来ていただいたのか。ねえ。
(中略)
(安東弘樹)さらに(プレゼントの)ビールに加えて、パートナーセレクトのなにかも足されます。玉さんは、なにを選んでくださったんでしょうか?
(玉袋筋太郎)私の貧乏な青春時代の味を3つ揃えて。ビールの三缶王。缶詰の「缶」ですね。サバの水煮。
(宇多丸)味噌煮じゃなくて、水煮なんだ。
(玉袋筋太郎)そう! これなんだよ。あれ、宇多ちゃんは味噌煮派なの?
(宇多丸)っていうか、水煮って俺、食べたことないかもしれない。
(安東弘樹)ああー! 宇多丸さん、なにしてんすか!
(玉袋筋太郎)ダメだな!
(宇多丸)ああっ、2対1だ!
(安東弘樹)「食べたことがない」って。宇多丸さん、ダメです。そこは苦言を呈したいところですよ。
(玉袋・宇多丸)(笑)
(安東弘樹)サバは絶対に水煮ですよ!
(宇多丸)ああ、本当。水煮?
(玉袋筋太郎)まあ本当にね、お金がない頃、これで毎日晩酌していたんですよ。そして最後、これノザキのコンミート。
(安東弘樹)コンビーフじゃないんですね。
(玉袋筋太郎)コンビーフじゃないんですよ。コンミートなんすよ。ビーフだったら普通、牛のマークがあるんだけど。これ、混ぜた肉なんですよね。
(安東弘樹)ああっ!
(玉袋筋太郎)だからちょっと安いんですよ。これをちょっといま、開けましてね。みんなで実食しましょう。
(安東弘樹)開け方はコンビーフと同じですね。これね。
(玉袋筋太郎)もう慣れているでしょ? 俺、コンビーフの開け方。
(安東弘樹)クルクル。早い早い。
(玉袋筋太郎)もう名球会。3000本は開けてるからね。これ。グルグル回してね。こうやって。ほら、開いた。ほら!
(宇多丸)キレイに。
(安東弘樹)見た目はコンビーフよりも筋が少ない感じですね。
(玉袋筋太郎)これをね、食べるんだけど。みんないま、箸を割ってるでしょ?
(宇多丸)あっ、箸じゃねえの?
(玉袋筋太郎)違うんだよ。直。
(安東弘樹)あ、缶の下部分が残って、その上にコンミートが乗っているのをガブッと行きましたね。
コンミート盃
(玉袋筋太郎)こっから友情を試すわけだよ。
(安東弘樹)ああー! 回し食べ。
(宇多丸)(笑)。あ、なるほど。オンで行けるかどうか、みたいな。
(玉袋筋太郎)コンミートの盃事。
(安東弘樹)いま、宇多丸さんが続きました。
(宇多丸)うん。二口目、入りました。
(安東弘樹)で、これが三口目ですね。わかるかな? コンミートの缶の下の部分が残っていて、その上に山のようにコンミートが乗っている。私、3つ目。
(玉袋筋太郎)よし、これで兄弟だ!
(宇多丸)まさに肉盃!
(玉袋筋太郎)肉盃(笑)。やった!
(安東弘樹)これね、コンビーフよりひとつひとつの筋が細かい。
(宇多丸)でも、なんかこっちの方がクセがないかもしれないですね。
(玉袋筋太郎)安いし、こっちの方が美味しいのよ。
(宇多丸)肉の臭みみたいなのが、こっちの方が少ないかもしれない。
(玉袋筋太郎)でしょう? これ、ビールに合うわけですよ。
(宇多丸)そして、肉と肉の交わりを。
(玉袋筋太郎)交わったなー!
(宇多丸)肉体関係ですよ、まさにね。
(安東弘樹)ただ僕は、ごはんで食べたい。
(玉袋・宇多丸)(笑)
(玉袋筋太郎)酒じゃねえんだ(笑)。
<書き起こしおわり>