梶原一騎先生のご子息、高森城さんがDommune『梶原一騎生誕80周年/知られざる梶原一騎世界』の中で父・梶原一騎先生と大山倍達館長の交流についてトーク。ご自身の結婚式で大山館長が披露したスピーチについて話していました。
本日!既に神回確定!満を持して配信NOW!超必見!#DOMMUNE<3/30水>■19時?「梶原一騎生誕80周年/知られざる梶原一騎世界」宇田川岳夫、吉田豪、植地毅、高森城、高森一誓??https://t.co/c7k2zTkk2p pic.twitter.com/bt3zuzZjeQ
— UKAWA NAOHIRO? (@DOMMUNE) 2016年3月30日
(植地毅)でも、梶原一騎ってそういうね、相反する心情みたいなのがやっぱり、作品にもすごい反映されるじゃないですか。だからそういう愛情の裏返しみたいなの、ご本人はあったんじゃないかな?って思うんですけどね。
(吉田豪)いろいろあったけど、やっぱりマス大山が好き、みたいな。いろいろある人だもんねっていう。
(植地毅)大山倍達さんとかにはお会いしたことがあるんですか?
(高森城)あのー……
(高森一誓)結婚式でスピーチなさってますよ。
(吉田豪)おおっ!
体調不良の中、結婚式でスピーチ
(高森城)父が亡くなった後ですね、私の結婚式で。まあ、大山先生、入院されていたんですが。「梶原先生の息子だから、絶対に行かなくてはいけない」ということで、遅刻しながらも駆けつけてくださって。
(植地毅)ええーっ!
(高森城)30分、スピーチを。
(植地毅)30分!?
(吉田豪)えっ? 入院していて、結構体力ない時に?
(高森城)体力ないんですけども、でもあの時の声とか、本当に声量もあって。「この人、本当に入院してたのかな? 30分、しゃべりたかったんだな」っていう思いがちょっとあったんですけど。そのわずか40日後ですよね、先生が……
(植地毅)ああ、亡くなられたのが。
(宇田川岳夫)じゃあもう、最後の力を振りしぼって。
(高森城)病院の先生に「これで行ってしまうんならば、保証はできない」って言われたらしいんですけども。「それでも、ここで死んだら寿命だよ」って言って出てきたと。
(植地毅)おおーっ! すっごい話ですね。それ。ちなみにその時のスピーチの内容とかは、どんな話だったんですか?
(吉田豪)梶原先生とのお話?
(高森城)完全に100%、父との話ですね。どのように袂を分かったけれども……
(吉田豪)ものすごい聞きたいです!
(植地毅)あの、誰かビデオを回してなかったんですか?
(高森城)それはDVDで映像も。
(吉田豪)うわー、見たい見たい見たい!
(宇田川岳夫)また、別の機会に(笑)。
(吉田豪)そして、でも最終的には許すみたいなモードになったっていうのは聞いてます。
(高森城)それは、大山先生の方から?
(吉田豪)なんか、大山先生先生が、たしか梶原先生に本を送ったんでしたっけ?
(高森城)ああ、手紙を送ったんですね。父が倒れた後に。まあ、そちらの本にも書いてありますけども。で、自分の名前は書いてなかったんだけども、父がそれを見て、「これは館長だよ。俺にはわかる」と。そういう風に言っていたという話は聞いてますね。で、母がそれ、本当にそうなのか?って晩年に確認したところ、まあ笑って答えてはくれなかったっていう風にも言っていました。
(植地毅)ああー。まだ、出てきますね。
(宇田川岳夫)出てきます。いい話ですね。
(吉田豪)秘蔵映像、あるんだなー。
(植地毅)それはちょっと、気になりますね。ちょっと、DVDにちゃんと焼いてあるってことは、ねえ。いまでも見れるっていうことなんで。
(宇田川岳夫)まあいつの日にかね、またDommuneで(笑)。
(一同)(笑)
(吉田豪)30分、フルで(笑)。
(植地毅)ノーカットで流します! みたいなね(笑)。
<書き起こしおわり>