ライムスター宇多丸さんがTBSラジオ『タマフル』の中で狩野英孝さんの彼女、加藤紗里さんのラップ曲『ガリガリサリ』を紹介。『かっこいいし、面白いし、最高じゃないですか!』と絶賛していました。
(宇多丸)あとまあその時事ネタ、芸能ネタで言うと、いろいろね、狩野英孝さんがなんちゃらなんていうのがございますけど。ここでちょっと1曲、曲を行きたいということで。その狩野英孝さん絡みのことで、こんな曲が出ている。いま、狩野英孝さんの彼女として注目を集めている加藤紗里さんというグラビアアイドルの方ね、みなさんご存知ですかね?よくテレビ等、ちょいちょい出るようになってますね。
で、なんか彼女がちょっと面白いよ!なんていう話は爆笑問題さんなんかが、ブログ面白いよ、バラエティーに出た時に非常に面白いよと。非常に逸材なんじゃないか?なんて説が出ていたりするんですけど。
爆笑問題が加藤紗里を絶賛
それを裏付けるかのごとくですね、なんとこの加藤紗里さんが、いま現在のこの状況を読み込んだというか。非常にヒップホップ的なフットワークの軽さで、ラップ曲を出しているっていうか・・・出したっていうか、配信しているわけですよね。しかもですね、やっているのがラッパーのMC漢。鎖のMC漢がやっているスタジオに訪れ、ラップ曲を録音。どういうつながりなのかはちょっと、曲を聞いただけでは・・・ちょっと多少曲の中でも出てくるけど、要はよくわかんないんだけど。まあ、知り合いの知り合いぐらいの感じらしい。
ということで今日はですね、iTunesミュージックストアで発売されているということなので、それをさっそくこちらのTBSでもかけさせていただきたいと思います。フィーチャリングは、なんと、この番組でも以前ね、号泣メーン!の元になりましたね。練馬ザファッカーのD.O。そしてRYKEYさんというラッパーが参加しているわけですけど。で、バックトラックはMC漢の『the last diss』という曲の、もともとあるトラックを使っているわけです。まあ、フットワークを出すという意味で。
これ、またね、面白いんですよね。ちょっとまあ、聞いてもらうのがいいですかね。全部、歌詞も聞き取れますしね。言ってる内容、ひどい。加藤紗里さんがっていうんじゃなくて、他のラッパー陣が加藤さんに言う言葉がひどいんだけど(笑)。いや、でもすごい!これはなんか、それこそアメリカのヒップホップっぽいなと思うようなぐらいの。なかなか面白い。週刊誌感覚で聞ける曲じゃないでしょうか。お聞きいただきたいと思います。加藤紗里さんで『ガリガリサリ feat.RYKEY,漢 & D.O』。
加藤紗里『ガリガリサリ feat.RYKEY,漢 & D.O』
※動画4:50からスタートします
はい。えー、加藤紗里 feat.RYKEY,漢 & D.Oで『ガリガリサリ』、お聞きいただきました。ねえ。すっごいよね。この漢くんの途中のここがすごいよね。ひどいよね。『顔にハサミやメス入れたままの整形美人のメス豚なのかが気になるからまず聞いてみた』(笑)。で、『安心してください』『ならいいんじゃねえの?』(笑)。なんだよ!っていう(笑)。失礼だろ?っていう(笑)。
あと、D.Oがすごいですよね。『ラーメンつけ麺カモンメーン YOメーン 俺メーン What’s UPメーン This is 本モン HIP HOPメーン 彼氏の教えてやれよメーン』。かっこいい!なんかとにかく、なんつーの?いや、すっげえくだらないし、あと、ほぼ何も言ってないんだけど。あの、なんかいいな!ヒップホップってやっぱいいな!って俺、しみじみこの曲を・・・まあ、かっこいいし、面白いし、最高じゃないですか!っていう感じで思ってしまった1曲なんですけど。
ちなみにですね、加藤紗里さん、ご自分のブログでこの曲を紹介した時にですね、『ラップはひとつの文化なので、もし見るならそういう目で見てほしくて。なので、これでラップという文化と熱をもってがんばられている方が批判されるのは避けたいので、それだけは先にお伝えしておきます』って。ちゃんとしてるじゃないの!みたいなね。
それでいて、これですよ。その・・・面白すぎませんか?これ。ということで、非常にね、感心した次第でございます。加藤紗里さんね、今後も改めて注目してみようかなと思った次第でございます。
<書き起こしおわり>