ピエール瀧 大河ドラマ『軍師官兵衛』蜂須賀小六役を語る

ピエール瀧 大河ドラマ『軍師官兵衛』蜂須賀小六役を語る たまむすび

ピエール瀧さんがTBSラジオ『たまむすび』で、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』自身がで演じる蜂須賀小六という役について語っていました。

(赤江珠緒)瀧さん。

(ピエール瀧)なんでしょう?

(赤江珠緒)蜂須賀小六。ね。大沢悠里さんも先ほど触れてくださいましたけど、出てきましたね。黒田官兵衛のね、大河ドラマで。控えてましたね。

(ピエール瀧)あの、秀吉の部下といいますか、家臣といいますか。そういう感じでやっていくのが、蜂須賀小六と。赤江さん、蜂須賀小六って、なにを知ってます?

(赤江珠緒)あの、秀吉が一夜城みたいなのを築いた時に・・・

(ピエール瀧)墨俣城ね。

(赤江珠緒)その時に、部下を。そのへんの地元の人を使ってバーッと川をせき止めたりしてくれた人。

(ピエール瀧)うん、なるほど。なんかね、僕も『瀧さん、今回蜂須賀小六です』って言われて、正直、誰だそれ?って(笑)。僕ね、聞いた段階では(笑)。

(赤江珠緒)思ってました?

(ピエール瀧)誰なんだろうな?って思ってて。その後本をちょっと買って読みましたところ、なんか美濃のあたりの。岐阜のあたりのあのへんの川並衆っていう川の海運とかそういうのを牛耳っている、地元の有力者。そういうのを土豪っていうらしいんですよ。昔は。城持ちのお殿様とかいるじゃないですか。ああいうのはちゃんと国を治めますけども。そういうのに属さない、地元の連中を束ねている土豪ってやつがいて。そこの親分的な感じだと。

(赤江珠緒)あー、似合いますね。

過去 蜂須賀小六を演じた役者たち

(ピエール瀧)そうなんですよね。で、なんかそれで秀吉と一緒に信長の下にくっついて。そっからいろいろのし上がっていくんですけど。過去の、何人か蜂須賀小六を演じているらしいんですよね。それがね、大仁田(厚)さんと・・・

(赤江珠緒)あー、見た見た。大仁田さん。

(ピエール瀧)高山(善廣)さん。

(赤江珠緒)あー!はいはいはい。

(ピエール瀧)共にプロレスラー(笑)。

(赤江珠緒)(笑)。

(ピエール瀧)あっはっはっ!あっはっはっ!

(赤江珠緒)あ、でもそうでしょう。蜂須賀小六はイメージとしてたしかに大柄な、頑丈な感じ!っていう人が似合いますからね。

(ピエール瀧)そうなんだね。やっぱ。で、なんか衣装もね、いろいろ甲冑とかつけてるんですけど。やっぱりそういう、なんですかね?地面からやって来た系じゃないですか。あんまりいいところに生まれたっていうよりかは。それなんで、甲冑とかにも毛皮みたいなのをいっぱい、あしらわれるんですよ。なんか。

(赤江珠緒)なんかそうでしたね。

(ピエール瀧)粗暴な感じに仕上げられるんですよね。その甲冑を全部着て、パッと鏡見た時に、『これ、モンスターハンターじゃん』って思って。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)モンハンのこれ、鎧じゃん!って思って(笑)。なんか。

(赤江珠緒)そうですか(笑)

(ピエール瀧)そんな感じがありましてね。で、この後ね、いろいろ官兵衛と一緒にやっていくらしいんですけど。

(赤江珠緒)やっていくでしょう。戦国時代。乱世ですからね。

(ピエール瀧)ですよね。で、昨日、ちょうど僕、『城下町へ行こう』で岐阜に行ってたんですよ。岐阜と松阪の2つセットでロケ行くっていうやつで。で、岐阜でロケ終わりまして、松阪に移動する時に、『あれ?瀧さんもしかしたらあれじゃないですかね?蜂須賀・・・』小六のいた蜂須賀って地名なんですけど、蜂須賀にいた小六だから蜂須賀小六なんですよ。『蜂須賀っていうところが結構近いらしいですから、ちょっと行ってみます?』なんつって。移動がてら、行ってみたんですよ。

(赤江珠緒)ええ。

(ピエール瀧)そうしたら、蜂須賀のところ。いま、『あま市』っていう風になってるんですけど。行きましたところ、ここがたぶんね、元々の菩提寺だっていうところのお寺にいったら、馬鹿でっかい石碑があるんですよ。

(赤江珠緒)はー!

(ピエール瀧)3・4メートルぐらいある。

(赤江珠緒)本人。その蜂須賀小六の?

(ピエール瀧)蜂須賀小六正勝之碑っていうやつがバッコーン!あって。

(赤江珠緒)あるんですね。へー!

(ピエール瀧)もうしわけない気分でいっぱいでしたね。本当に(笑)。

(赤江珠緒)ままま、でもせっかくですからね。そこでちょっと挨拶してという感じで。

(ピエール瀧)いやいやいや。だからそこでさ、本当にいる人。だから『龍馬伝』の時もね、溝渕広之丞っていう人をやりましたけど。そういうのをやるとさ、なんつーの?子孫もいたりしてさ。好き勝手楽しくやるのはいいんだけど、子孫たちにしてみたら、『お前、ぜったい違うからな!』っていうのはあるでしょう?

(赤江珠緒)特に子孫の方はね。そういう悩みもあるんですね。

(ピエール瀧)だからいまの大河で言ったら、鶴ちゃんがやっているね、あの・・・(笑)。鼻の赤い殿様ね。

(赤江珠緒)そうそう(笑)。御着のね。

(ピエール瀧)御着のね。あの殿様とか、たぶん子孫が見たら、『おいおいおい!』っていう(笑)。自由にやってんじゃねーよ!っていうね、なるでしょうけどね。

(赤江珠緒)そうですか。楽しみに見させていただきます。

(ピエール瀧)見れるんだよね?赤江さん。

(赤江珠緒)もちろんです!大河ドラマ、欠かさず見ておりますからね。

(ピエール瀧)なるほど。どうです?今回の大河は。

(赤江珠緒)今回はね、すごくオーソドックスな感じがして。私は好きですね。

(ピエール瀧)あ、そうですか。そういうの、安心するんだね。やっぱり、みんななんかちょっと突飛なことをやるよりかは、いつもの感じでやってくんない?っていうのがあるわけでしょ?

(赤江珠緒)うん。で、出身地が兵庫県なもんですから。私。

(ピエール瀧)そうです。播磨ですよね。

(赤江珠緒)播磨。姫路とか御着とか。よく馴染みのある場所ですし。

(ピエール瀧)御着ってどこなの?御着って地名なの?

(赤江珠緒)御着っていう駅があるんですよね。いまでもちゃんと。

(ピエール瀧)あ、そうなんだ。御着城ってね。そういう地名になってるんだ。

(赤江珠緒)たぶんだから、地元じゃない方は最初、『ごちゃく』ってなにを言ってるんだろう?っていう感じだったと思うんですが。地名ですからね。

(ピエール瀧)あ、そうなんだね。だからやっぱり1回目も見たら、関西の方がちょっと数字がよかったみたいな感じがあって。

(赤江珠緒)ああ、やっぱり馴染みがあるところの方がね。

(ピエール瀧)なのかな?やっぱり。そうなんだね。

<書き起こしおわり>

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