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高橋芳朗・渡辺志保・DJ YANATAKE 90年代ヒップホップ名盤を語る

高橋芳朗・渡辺志保・DJ YANATAKE 90年代ヒップホップ名盤を語る INSIDE OUT
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(高橋芳朗)なるほどね!でも、この頃は本当にしょっちゅうね、みんなニューヨークとか行ってたもんね。

(渡辺志保)ああ、買い付けをしにね。いや、いい話ですね。本当に。感動的な逸話が。ありがとうございます。

(DJ YANATAKE)感動的かな?(笑)。

(渡辺志保)ありがとうございます。

(中略)

(渡辺志保)じゃあ、ヤナタケさん、私と続きまして、いよいよ、真打ち。高橋芳朗師匠の選んだ1曲をお聞きしたいと思います。

(高橋芳朗)はい。私はですね、やはり、現在公開中の映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』の関連盤としてですね、The D.O.Cのデビューアルバム『No One Can Do It Better』。1989年の作品。まあ、イージー・E(Eazy E)のね、ルースレス・レコーズ(Ruthless Records)の作品ですけども。こちらをおすすめしたいと思います。

(渡辺志保)ありがとうございます。

『ストレイト・アウタ・コンプトン』のD.O.C

(高橋芳朗)あの、映画。もちろんみなさん、ご覧になってますよね?『ストレイト・アウタ・コンプトン』。

(DJ YANATAKE)2回見ました!

(渡辺志保)私も2回見ました。

(高橋芳朗)どうですか?D.O.Cの扱い?(笑)。

(渡辺・DJ YANATAKE)(笑)

(高橋芳朗)知らないうちに交通事故にあって。大した説明もされないうちに。

(渡辺志保)映画の中では、シュグ・ナイト(Suge Knight)が付き添いみたいになっていたじゃないですか。あの、D.O.Cが病院に運ばれて。で、なんかやっぱりああいう見せられ方をすると、シュグが何かしら手を下して・・・喉だけやられるってちょっとなんか不自然すぎじゃございません?

(高橋芳朗)ああー。粛々とシュグが何かやったのかもしれない。すごい深読みしますね。

(渡辺志保)うん。そう思っちゃった。えっ、ああいうシーンじゃないですかね?そう思わせるシーンなんじゃ?

(高橋芳朗)そうなのかな?

(DJ YANATAKE)あれはリアル事故なんじゃないの?

(渡辺志保)えっ、そうなの?だって・・・

(高橋芳朗)新しい事実か?全部あいつのせいにしちゃうっていうね。

(渡辺志保)だって半身不随とかならあれだけど、喉だけやられるってちょっとどうよ?って。まあまあ、そういうこともありましたけども、D.O.Cね。

(高橋芳朗)そう。だから『ストレイト・アウタ・コンプトン』であんまりD.O.Cの功績みたいなところはフィーチャーされてないじゃないですか。でも、ぶっちゃけ、もう6人目のN.W.A.と言っていいと思います。あの、『N.W.A. and the Posse』。N.W.A.のデビュー・アルバムというか、デビュー・コンピレーションというか。あれでもFila Fresh Crewの一員として4曲参加してて。『Straight Outta Compton』にもタイトル曲でソングライティングしてたり。

(渡辺志保)はい。

(高橋芳朗)っていうか、N.W.A.の全部のアルバム。『100 Miles And Runnin’』みたいなのも含めて全部D.O.Cがソングライターとして大きく関与してるんですね。あと、イージー・Eのソロアルバム『Eazy-Duz-It』でも、まあ半分以上の曲、D.O.Cが曲を書いていると思うんですけども。で、このD.O.Cのソロアルバム『No One Can Do It Better』は『Straight Outta Compton』の翌年リリースですよ。

(渡辺志保)翌年。なるほど。

(高橋芳朗)で、Dr.ドレ(Dr.Dre)が全曲プロデュース。もうその段階で、いいですか?『ストレイト・アウタ・コンプトン』を見に行って、N.W.A.の『Straight Outta Compton』。アルバムを買うじゃないですか。その次、なにを買うか?ですよね。

(渡辺志保)ああー、たしかにね。『Fuck The Police』は聞いたけど・・・みたいな?

(高橋芳朗)そうそうそう。で、『Niggaz4Life』。次作ね。

(渡辺志保)N.W.A.のセカンドアルバムね。

(高橋芳朗)も、いいと思うんですけど、ちょっとサウンドは変わっているんですよ。

(渡辺志保)ああ、そうですね。ちょっとGファンク臭がね。

(高橋芳朗)Gファンク前夜みたな感じがあってですね。それで、アイスキューブ(Ice Cube)のソロアルバムっていう道もあると思うんですけども。ちょっとまた違うんですよ。ボム・スクワッド(The Bomb Squad)っていう当時、東海岸のプロデューサーがやっていますからちょっと違う。で、イージー・Eのアルバム。これは割と近い!近いんだけど、彼のラップをアルバム1枚通して聞くのはいかがなものか?と。

(渡辺志保)ああー、声が高いから(笑)。

(高橋芳朗)(笑)。やっぱりね、途中で出てきてこその光るイージー・Eっていうところがありますから。

(渡辺志保)『We Want Eazy!』があってからの・・・っていうね。

(高橋芳朗)そんなお嘆きの貴兄にですね、おすすめしたいのが、『Straight Outta Compton』の次にアルバムを買うとしたら、D.O.Cの『No One Can Do It Better』ですよ。

(渡辺志保)なるほどね。

(高橋芳朗)サウンド的にはいちばん近いところ、あると思うんですよ。しかも後々、Source(マガジン)で、発表したあとさ、レビューの修正みたいなの、あったじゃない?2000年ぐらいに。あの時、5本マイクです。

(渡辺志保)おおー!

(DJ YANATAKE)ヒップホップクラシック!

(高橋芳朗)5本マイクついてます。

(渡辺志保)なるほど。後の5本マイク。

(高橋芳朗)で、もう本当に傑作揃いなんですけど、今日紹介する曲はですね、アルバムの最後。『The Grand Finale』という曲なんですけど。この曲、フィーチャリング N.W.A.。

(渡辺・DJ YANATAKE)(爆笑)

(高橋芳朗)そもそもさ、その『フィーチャリング N.W.A.』っていう、その名義にヤラれない?

(渡辺志保)そういうことができたのも・・・だってこのD.O.Cぐらいですよね?

(高橋芳朗)ヤバくないですか?フィーチャリング N.W.A.ですよ。そのクレジットにたぎる!

(渡辺志保)そんな貴兄が(笑)。

(高橋芳朗)たぎります!で、曲的には、Dr.ドレが狂言回しになって。で、アイスキューブ、MCレン(MC Ren)、イージー・E、D.O.Cと続いてく感じのマイクリレーになるんですけど。めちゃくちゃかっこいいので。

(渡辺志保)しかも、D.O.Cにとってはこれがキャリア最初で最後の?

(高橋芳朗)まあ、その後に復活もしますけども、実質ね、これがキャリアハイでいいんじゃないでしょうか?D.O.C、声もいいんでね、チェックをよろしくお願いします。じゃあD.O.C feat.N.W.A.で『The Grand Finale』でございます。

The D.O.C. & N.W.A.『The Grand Finale』

(渡辺志保)はい。いまお送りしておりますのは高橋芳朗さん選曲による1曲でございますね。The D.O.C. feat. N.W.A.で『The Grand Finale』ですね。

(DJ YANATAKE)映画を見た人は全員買えと。

(高橋芳朗)そうですね。あの、たまらないことになると思います。

(渡辺志保)でも、やっぱりこの疾走感あふれるトラックみたいなのがやっぱりね。

(高橋芳朗)そうですね。もうPファンクネタです。

(DJ YANATAKE)なるほど。じゃあ、この流れのまま、後半に行ってみましょうかね。

(高橋芳朗)はい。

<書き起こしおわり>

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