映画監督の樋口真嗣さんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。実写版『進撃の巨人』の巨人役の役者オーディションの裏話をしていました。
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— 映画.com (@eigacom) 2015, 7月 15
(小林悠)こうしてTBSラジオを盛り上げていただきましたけども、私たちはさっそくじゃあ、『進撃の巨人』の方の盛り上げから、いきましょうか。
(玉袋筋太郎)いやー、すごいですね!
(小林悠)玉さん、ご覧になりましたか?
(玉袋筋太郎)見ました。見ました。
(樋口真嗣)ありがとうございます。ありがとうございます。
(小林悠)私も拝見しました。
(玉袋筋太郎)いやー、もうピエール瀧、また出てやがんな!『ローレライ』の流れみたいなね。うん。そうですよ!
(小林悠)すごかったですよ。びっくりしました。あの世界観。私、マンガは見たことなかったんですけども。とにかく、度肝を抜かれましたね。聞きたいことが山ほどあるんですけど。まず、あの巨人のオーディションはどういう感じだったんですか?(笑)。
巨人役の条件
(樋口真嗣)大変でしたよね。もう、とにかく条件がいくつもあるんですよ。まずは、あれですよ。『ニプレスとTバックで1日すごせる方』とか。
(小林悠)あ、そう。乳首はないんです。
(玉袋筋太郎)ちょっと待って下さい。たけし軍団、行きゃあよかったんだよ。
(小林悠)(笑)
(玉袋筋太郎)そういうことがあるわけですよね。
(小林悠)そう。城壁と言いますかね、『巨人が出るから』って大きな壁を作って。隠れるように生きていたわけですよ。
(玉袋筋太郎)もう映画見てからサウナ行ったら、みんなね、巨人に見えちゃうの。おじさんたちが。うん。食べられちゃうんじゃねーか?って。
(樋口・小林)(笑)
(小林悠)そうなんです(笑)。
(玉袋筋太郎)体の線がいいよね。
(小林悠)その巨人がある時、急にね、城壁を破って入ってくるわけですけど。それがもう、だらしのない体だったりね。個性豊かな巨人が素っ裸で入ってくるわけですけど。私はこのオーディションはどんな感じだったんだろう?と、まず思ってしまいましたが。大変でしたか?
(樋口真嗣)うん。本当に、個性的な方を選んでというか。個性的な方にお声がけをして、個性的な人たちが来たんですよ。
(小林悠)そんな感じ、しましたね。
(樋口真嗣)もう、人間酔いするっていうんですかね?
(玉袋筋太郎)人間酔い(笑)。
(樋口真嗣)もう1日中、いろんな人を見るじゃないですか。もうそれだけで胸焼けするような感じの。
(玉袋筋太郎)(笑)。いやー、でもね、特撮、すごいっすね。本当に。ここまでもう、来てるんだと。
(樋口真嗣)本当、一緒にやっている尾上っていう特撮監督と2人でやっていたんですけども。まあ、彼がいなかったらできなかったっていうぐらい、すごいことなんですけど。
(玉袋筋太郎)いやいやいや。もう、世界基準っていうかね。世界に出してもぜんぜん恥ずかしくないという。素晴らしいですよ。
(小林悠)素晴らしいです。で、しかもほら。そういう人間の巨人もいるんですけど、すっごく大きい、超大型巨人っていうんでしょうか?を、文楽人形を扱うような技術で撮影されたんですか?
(樋口真嗣)そうですね。
(小林悠)どういったものを?
(樋口真嗣)もう本当に文楽人形みたいに。中に人が1人入るんですけど、それも上半身だけみたいなやつで。それを後ろから黒子みたいな感じで、手足とか頭の先を動かすんですよ。
(玉袋筋太郎)ターミネーターの1の時もそうでしたよね。あれ、たしかね。
(小林悠)あ、そうなんですか。
(樋口真嗣)人形浄瑠璃とかだったら、黒子で黒バックだから見えないってあるんですけど、まあ我々の場合、見えちゃうんで。そこは青いタイツを着た人たちが。
(小林悠)ああー。
(玉袋筋太郎)ねえ。すんごいですよ。
<書き起こしおわり>
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