松尾潔さんがblock.fm『INSIDE OUT』に出演。2015年上半期のR&Bのベストソングをそれぞれ1曲ずつ選曲し、紹介していました。
楽しい放送でした!
志保さん、ヤナタケさんありがとうございます(^_-)
さてこの後23時からはお待ちかね吉岡正晴さんとのメロ夜。
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— 松尾潔 (@kiyoshimatsuo) 2015, 7月 6
(渡辺志保)というわけで、いまからのコーナーはですね、2015年上半期ベストR&Bソング!と題しまして、私とゲストの松尾潔さんがそれぞれ今日は1曲選んで参りましたので、入魂の1曲をここでお届けしたいと思います。もうこんなね、コーナーにも付き合っていただいて。非常に僭越でございます。
(松尾潔)いえいえ、こっちの方こそ、楽しみにしていたところもあるんでね。これ(BGM)もいま、好きです。
(DJ YANATAKE)Natalie La Rose。
(松尾潔)『ナタリラローズ♪』だね。あの人って、オランダ人?だよね?たしか。チャーミングな人。うん。
(渡辺志保)ではでは、ここはですね、私の方から先に。渡辺志保が選ぶ2015年上半期R&Bベストソング。早速発表したいと思います。こちらです!エロいですね。
Miguel feat.Wale『Coffee』
(松尾潔)この人、ちょっとね・・・
(渡辺志保)この初っ端のこれだけでね、かなりエロいですけども。私が選んだのはミゲルで『Coffee feat.Wale』!いや、本当に90年代に入ってからディアンジェロとかね、マクスウェルとか、官能性を存分に歌い上げるメールシンガーというのはいましたけど。2010年に入ってからは、間違いなくミゲルが官能路線をね、引っ張っていくんじゃないかと
(松尾潔)プリンスのヌメっとしたところを、さらにちょっと自分なりに色付けでやっているっていう感じですよね。僕、『Adorn』が好きすぎて。
(渡辺志保)ああー!もう去年、一昨年はずっと私も聞いてましたね。
(松尾潔)あれね、マーヴィン・ゲイであり、プリンスであり、けどやっぱりミゲルであるみたいな。
(渡辺志保)そうね。たしかにね。
(松尾潔)化けますよね。この人ね、急にね。
(渡辺志保)そうなんですよ。
(松尾潔)けど、マライアがこの人も捕まえたよね(笑)。
(渡辺志保)そうそう。『#Beautiful』で。びっくりしましたよ。
(松尾潔)(笑)。ちなみにマライアはワーレイ(Wale)も捕まえてるからね。『You Don’t Know What♪You Don’t Know What♪』がそうだよね。
(渡辺志保)あっ、そうか!すっごい、あのGIFとかもかなり流行っちゃってますからね。ワーレイとマライアがツーリングっていうかね、2ケツですか?あれ。
(松尾潔)そうそうそう。2ケツ(笑)。
(渡辺志保)あのPVなんかも、たまげましたけど。
(松尾潔)2大2ケツはあれだよね、カニエとキムのあれとさ・・・(笑)。
(渡辺志保)『uh huh honey♪』のね、『Bound 2』がありますけども。あれはそう。しかもかなり近しいシーズンでね。
(松尾潔)いわゆるホットロード的なね(笑)。
(渡辺志保)ホットロード的な、ヤンキーでございますね。はい。というわけで、もう
本当、これはそもそもね、去年の年末にミゲルが発表したフリーEPからの1曲ということにもなるんですけども。まあミゲルね、待ちに待ったニューアルバムをつい先週発売したというばかりで。ちょっと私もまだまだ聞きこんではいないんですけども。アルバムのね、1曲目からグッと世界観に引き込まれるアルバムっていう。しかも、R&Bのアルバムならではというね、渦巻くようなね、彼の感情とか。そういったものが。
(松尾潔)うん。
(渡辺志保)あとはもうね、センシュアルなエロさでございますね。そういったものが存分に出てますので。この『Coffee』っていうのもね、女の子をね、家に連れ込んで、最初はこう、おしゃべりで始まるんだけど、最後の締めは、情事の後のコーヒーなんですよっていうね、そういう歌でございますので。
(松尾潔)日本の歌謡曲で昔ね、『夜明けのコーヒー♪』っての、ありましたけどね。
(渡辺志保)もうじゃあコーヒーっていうのは万国共通でね、そういう・・・
(松尾潔)たしかモー娘。も『モーニングコーヒー』、歌ってましたね。
(渡辺志保)ございましたね(笑)。
(松尾潔)いま、ちょっと食い気味にきましたね。志保さん。世代がうかがえます。
(渡辺志保)モー娘。ASAYAN世代でございます。CHEMISTRY万歳、広島万歳という。
(松尾潔)つなげるねー!(笑)。
(渡辺志保)はい。ここででは私の2015年上半期ベストR&Bチューンを・・・
(松尾潔)ぜったい井上三太くん、狂喜乱舞してると思うよ。
(渡辺志保)ありがとうございます(笑)。聞いてください。ミゲル feat.ワーレイで『Coffee』。
(渡辺志保)はい。というわけでいまお送りしましたのは私が選ぶ2015年上半期ベストR&Bソング。ミゲル feat.ワーレイで『Coffee』。聞いていただきました。
(松尾潔)いいですね。お酒飲みたくなっちゃった。コーヒーじゃなくて、お酒飲みたくなっちゃうよね。
(渡辺志保)そうですね。ちょっとね、ブランデーあたりをね、クイッと行きたいような感じも(笑)。
(松尾潔)クルクル回しますよ。僕。クルクル(笑)。大人ですから(笑)。
(渡辺志保)グラスをね。シガーとともに。シガーとともにお願いします。
(松尾潔)シガーとともにね(笑)。
(渡辺志保)はい。ニューヨークで買ったシガーでお願いします。はい。まあミゲル、本当出たばかりの最新アルバムもみなさんに聞いてほしいなと思いますし、本当松尾さんのような世代の方というとちょっと語弊があるかもしれないですけども・・・
(松尾潔)いや、本当そうだよ。僕の周りで学生時代、僕と同じがそれ以上に聞いていた人でもね、やっぱりね、日々の仕事に追われたりして新譜聞かなくなっちゃうの。そういう人、多くて。けどそういう人がね、こういうのをふっと聞いたら、『これ、新譜?』って言うかもしれない。逆に。いい意味で。
(渡辺志保)あ、そうかもしれないですね。質感がね。たしかにたしかに。ちょっとミゲルね、ぜひぜひチェックしていただきたいと。
(松尾潔)タイムレスだよね。この人。
(渡辺志保)タイムレス。たしかにです。今年ね、大化けするかな?と思ってますので、ぜひぜひチェックしてみてください。というわけで、続きましては、松尾潔さんのお選びになったソング、いただきたいと思いますが。
(松尾潔)イエス!僕ね・・・
Vivian Green『Get Right Back To My Baby』
(渡辺志保)きゃー!
(松尾潔)このイントロで反応するっていうね、渡辺志保ちゃん、本当R&Bの大人ですね。はい。
(渡辺志保)ありがとうございます(笑)。
(松尾潔)90年代の半ばから後半、2000年代の頭ぐらいって、僕、いまぐらいの時期ってずっとニューオリンズにいたんです。
(渡辺志保)えーっ?
(松尾潔)で、エッセンスミュージックフェスティバル(Essence Music Festival)っていうのに毎年行っていて。1回目から行ってたから。ちょうど数時間前に今年のやつが終わったっていうレポート、入りましたけど。それこそ、ワーレイとかね、すごい。大トリがケンドリック・ラマーだったんだね。
(渡辺志保)エッセンスミュージックフェスティバルは『ESSENCE』っていうね、黒人女性向けの専門誌がありまして。そこが3日間連続ですかね。もうすっごい大きいドームを貸し切った・・・
(松尾潔)いわゆる独立記念日あたりのね、July 4th ウィークエンドにね、やるんだけど。
(渡辺志保)一度は行ってみたい!というね、ブラックミュージックファン垂涎のイベントですけども。
(松尾潔)でね、それでまあ、90年代から・・・95年から始まったのかな?ずーっと、最終日の大トリはメイズだったの。feat.フランキー・ビヴァリーで。で、メイズより、いわゆる知名度が高い人っていうのはたくさん出るのよ。それこそ、生前のルーサー(・ヴァンドロス)とか、アレサ・フランクリンも出たし。
(渡辺志保)おおー!
(松尾潔)まあ、グループとしてももっと格上って言われているオージェイズとかも出たりするんだけど。けど、かならず大トリはメイズなわけ。もうそれはニューオリンズの人たちのお約束だったの。で、今年、しばらく出ていなかったメイズ feat.フランキー・ビヴァリーが6年ぶりにカムバックしたんだって!
(渡辺志保)素晴らしい!はい。
(松尾潔)で、彼らの曲の中でもいちばん盛り上がる曲。『Before I Let Go』を丸使いしたこの曲が今年の上半期のベストソングと、選ばせていただきました。前振り、長いわ(笑)。
(渡辺志保)いやいや、まあでもチョイスがやはり松尾さんならではだなという風に感じますけども。
(松尾潔)90年代にこういう仕事をやって、いまも新譜を聞いている47才が選ぶとこうなるっていうことですよ。井上三太くんとケーダブと、みんな僕たち、同じ68年生まれだからさ。
(渡辺志保)あ、そうなんですね!知らなかった。
(松尾潔)まあ、だからどうだろうな?ジェイミー・フォックスとかね、LL・クール・Jとか、あのあたりが同世代なのかな?同い年か。
(渡辺志保)素晴らしい。
(松尾潔)この曲ですよ。いいですか?じゃあ紹介しちゃって。彼女自身はね、フィリーの人なんだけども。すごくべっぴんさんです。声も大好き。ヴィヴィアン・グリーンで『Get Right・・・』。あ、これはね、そうだ!曲名紹介する前に、始めに謎の日本語が入っているんで。クワメさんっていう人のトレードマーク、入ってるんで。耳で楽しむ心霊写真ということで聞いてください。ヴィヴィアン・グリーンで『Get Right』・・・噛んじゃうな。もういっぺん、いいですか?
(渡辺志保)お願いします。
(松尾潔)ヴィヴィアン・グリーンで(笑)、『Get Right Back To My Baby』。
(渡辺志保)はい。というわけで、いまお送りしましたのは松尾潔さんがお選びになりました2015年の上半期ベストR&Bソングでございます。ヴィヴィアン・グリーンで『Get Right Back』・・・私も噛んでしまいました(笑)。『Get Right Back To My Baby』。
(松尾潔)(笑)。悪い病気。悪い病気ほど、すぐ早く伝染っちゃうからね。ごめんなさいね。
(渡辺志保)というわけで私が選んだのが・・・
(松尾潔)『オトノカガクシャ、オトノカガクシャ』。
(渡辺志保)最初にね、入るというね。
(松尾潔)どうなんでしょうね?(笑)。
(渡辺志保)私がチョイスしましたのがミゲルで『Coffee feat.Wale』。そして松尾潔さんのセレクトはヴィヴィアン・グリーンで『Get Right Back To My Baby』というわけで・・・
(松尾潔)言えました(笑)。
(渡辺志保)みなさまの2015年上半期ベストR&Bソングなんかも、引き続きTwitterなんかでね、教えていただきたいなという風に思っております。
<書き起こしおわり>
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