宇多丸『龍が如く8』ウタマル&宇内アナ画像公開を語る

宇多丸『龍が如く8』ウタマル&宇内アナ画像公開を語る アフター6ジャンクション

宇多丸さんが2024年1月18日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション2』の中で自身をモデルにしたキャラクター「ウタマル」や宇内梨沙さんをモデルとした「宇内アナ」が『龍が如く8』に登場することについてトーク。ついに公開された登場シーン画像を見ながら、あれこれと話していました。

(宇多丸)ということで、いよいよ1月26日に発売が迫りました人気ゲーム『龍が如く』シリーズ最新作『龍が如く8』。皆さん、こういう大変な状況の中でゲームの話って……ゲームもやっちゃっているんです。『バルダーズ・ゲート3』っていう去年のゲーム・オブ・ザ・イヤーを取ったやつを私、ずっとやっておりましてですね。シコシコシコシコとやっていて。それをなんでずっとやっているのか?っていうと、1月26日までにクリアしたいっていう気持ちのもとにやってるわけなんですね。私もまだ全く、もちろん触ってないんで。てめえがどういう風に出てくるかも全然知らなかったわけなんですけども。今日、ファミ通に情報が出ましてですね。メールをいただいてます。

「宇多丸さん、クマスさん、こんばんは。『龍が如く8』の新情報を見ました。ついに『ウタマル』こと宇多丸さんの画像が公開されましたね。頭の形やムスッとした表情が見事に再現されていて笑いました。『調子に乗りやすく、女性に足蹴にされるキャラ』ということで発売がとても楽しみです」っていう。これ、「女性に足蹴にされるキャラ」って言われても「いや、知らねえよ」っていう(笑)。

(熊崎風斗)どういうシチュエーションでそうなっているのか、わかんないすね。

(宇多丸)いやいや、まあわかるっちゃ、わかるんですけど。これ、情報が出て。まずですね、これファミ通に情報が出ているんですけど。「更なる著名人ゲストの画像が公開」ということで。私、宇多丸と宇内梨沙さん。そして朝倉未来さん。この3人……これですよ。この並びですよ。朝倉未来よりも先に来ちゃっていいのか?って感じがしますけども。私、カタカナで「ウタマル(演:宇多丸)」って出てますよ。

「ウタマル(演:宇多丸)」

(宇多丸)熊崎くん、どうですか? これ、写真を見て。皆さん、ファミ通を見て? Webとかで見れますんで。カラーでも見れますんでね。「宇多丸 龍が如く」で出ると思いますんで。

(熊崎風斗)これは、ですからゲームの中なのか、写真の宇多丸さんがそのまま載せられているのか……。

(宇多丸)写真みたいだよね?

(熊崎風斗)本当にわからないです。

(宇多丸)俺も思うけどこれ、もうアー写よ。マジで。

(熊崎風斗)ゲームの中の宇多丸さんっていうことでいいですよね?

(宇多丸)改めて言いますと、宇内さんと私ですね、一昨年ってことになるのかな? 2022年の秋にセガの会社の方に伺ってですね、キャプチャー……これはモーションキャプチャーじゃなくて。動きはゲームプログラムの方にある動きで。なのでこれ、皆さん。僕が腕を組んでる画像があるけども。顔はこう、あれだけども、体型はやっぱり『龍が如く』体型というか。ちょっと体がでかいし。あと、ちょっと肌がオイリー。これ、僕が言うところの「龍がナイズ」っていう。龍がナイズされているわけです。宇多丸が龍がナイズ化されているわけ。

(熊崎風斗)「龍がナイズ宇多丸」(笑)。

龍がナイズされた宇多丸

(宇多丸)だから、その体型とオイリーな感じっていうのがあるんだけども。それを一昨年ぐらいに撮ってきたわけ。で、顔っていうか、頭だね。頭蓋の360度キャプチャーっていう、それをやってきたわけですよ。宇内さんもやって。でもね、セガのスタッフさん曰く、僕がスキンヘッドっていうのもありましてね。「こんなにきれいにキャプチャーできる人はいない。今までのキャプチャー史上、一番きれいに撮れた」って言っていて。だから、もう撮って。セガで「ちょっと仮で出してみました」っていうのを見せてもらったら「俺じゃん!」みたいな。

(熊崎風斗)ああ、もうその段階からその完成度で?

(宇多丸)相当だったんですわ。ただ、これがどういう風に動くか? プラス、見た目のキャプチャーと当然、劇中のね、役柄がございますんで。でも僕も宇内さんもストーリーの全貌とかは知らないで。自分の演じる場面というよりはむしろ、自分の必要な音声しか録っていないから。

(熊崎風斗)じゃあ、この音声がどういう形で使われるのかとかっていうのは?

(宇多丸)そうだね。セリフ上からわかる状況以外のことはあんまりわかんない。まあ、それはやっぱりトップシークレットなんで。っていうぐらいで録ってきたんです。で、皆さんね、今日が情報解禁で。僕もある意味ね、「ああ、そうなの?」みたいなところもあるわけですよ。ウタマル。伊勢佐木異人町……横浜を思わせる『龍が如く』の独特の世界ですよ。「伊勢佐木異人町の一角を取り仕切る韓国マフィア“コミジュル”のエージェントで、横浜ダンジョンの窓口も務める男」っていう。これ、私ですよ? で、これ。皆さん、ご注意ください。注目ください。「手練れではあるが調子に乗りやすく、その度に総帥であるソンヒに足蹴にされている」っていう(笑)。だから女性というか、ボスのソンヒさんに足蹴にされている。で、その足蹴にされているカットも出ていますね。で、その下にソンヒさんのセリフが出てます。「なーにがプククだ! お前が責任者だろうが!!」って。

(熊崎風斗)フハハハハハハハハッ!

(宇多丸)で、俺がこうやって体を折り曲げて。足蹴にされて。でも顔は無表情っていう(笑)。なんだろうな?っていうのもありますね。ただ、これはたしかにね、「なーにがプククだ! お前が責任者だろうが!!」で思い出しました。「プクク」って録りました。

(熊崎風斗)それを録った段階ではどういう状況で「プクク」が使用されるんだろうっていうのは?

「プクク」ボイスを録る

(宇多丸)だからこのキャラの説明の範囲内で、言える範囲内で言うならば、やっぱり最初はオラオラで。「“コミジュル”のエージェント、ウタマルだ! 貴様、何者だ?」みたいな感じでグイグイ強めで行くんだけども。そのソンヒさんに「なーにがプククだ!」みたいに言われて、途中でトーンが急に変わるみたいな。だからある意味、宇多丸的。僕のまんま。オラついたと思いきや、急に「あっ、すいませんね!」みたいな。で、その「あっ、すいませんね!」の流れで「プクク」って(笑)。「えっ、プククってこれでいいんすか?」みたいな。「プクク」は結構録りましたね。

(熊崎風斗)ああ、じゃあそれが披露されるわけですね。

(宇多丸)そうですね。ただ、もちろん手練れですからね。これは手練れなりのなにかっていうのはあるんじゃないですか? 私もまだ、何とも把握してませんけど。これでだって、このいかつい顔で座ってさ、足蹴にされるだけっておかしくない? 公開されるシーンのそのカードの切り方の順番、これおかしいよ? こうやって組んでて、次が足蹴だもんね? でもさ、僕は嬉しいよ。その韓国マフィア“コミジュル”のエージェントで手練れですよ? 手練れ! まあ、その手練れではあるんですよ。そこはわかってほしい。

(熊崎風斗)「手練れ」。

(宇多丸)私もだからまだプレイしてないからわからないけども。で、同時に宇内アナ役で宇内梨沙さん。宇内さんは「はい。私、TBSアナウンサーの宇内梨沙と申します」って言っていて。でね、ここに出ている情報を読み上げますけどもね。「TBSテレビのアナウンサー。ラジオパーソナリティを務めるアフター6ジャンクション2では」って……これ、いいですか? だから『龍が如く8』内にどうやらアフター6ジャンクション2がある? 「彼女が訪れた伊勢佐木異人町のエピソードも盛りだくさん!? ラジオ配信は定期的に行われるのでスマホなどで聴いてみよう」っていう。で、ゲーム内の宇内さんが春日一番に向かってね、「ぜひぜひ。もしよかったら、スマホとかでもアプリで聴けたりしますんで、聴いてみてください」って。

(熊崎風斗)こういうセリフがあるんですね。発表された中に。

(宇多丸)これ、だからまず言えるのは1月26日発売『龍が如く8』。アトロクリスナーはもうこれ、必須プレイですよね。

(熊崎風斗)そういうことになっていますよね、これはね。

(宇多丸)そうですね。宇内さんも絶妙に龍がナイズされていますね。これね。『龍が如く』世界の女性の感じだよね。この感じね。宇内さんはこんな殊勝なポーズは取りませんけどね。この2枚目の腕を前に組んでやるなんて……このポーズを取る時はふざけている時だけなんで(笑)。

(熊崎風斗)これ、最も宇内さんがやらなさそうな……。

(宇多丸)やるとしても、完全にふざけている時なんで。

(熊崎風斗)このポーズと表情、合致しないですね。

本人が絶対にやらそうなポーズを取る「宇内アナ」

(宇多丸)まあ、役柄ですから。ということで、いよいよ……まだまだ言えること、言えないことがいっぱいある中で、ですけれども。とにかくひとつ言えるのはアトロク2のリスナーであれば、めっちゃ楽しめますよっていうことなんですわ。本当に。ということで。でも私もこの完成ビジュアルを見たの、初めてですし。キャラの説明も初めて見ましたんで。

(熊崎風斗)ああ、このキャラの説明……こういうキャラですっていうことを知った上で撮っていたわけではない?

(宇多丸)ただ、セリフがそういうキャラなんで。オラついたら途端に、急に態度がこうなって。あとなんか、小声で言って「プクク」感があって(笑)。

(熊崎風斗)「おそらく、こうだな」っていうことですね。

(宇多丸)「◯◯だけどね。プクク」とか。まあ、あんまり言うと怒られちゃうんであれですけども。でも私も知らないんだって。だから、その私の手練れっぷりというのがどうやって展開されるのか?っていうのも楽しみにしていただきたい。

(熊崎風斗)「手練れではあるが」って(笑)。

(宇多丸)「手練れではあるが調子に乗りやすく」って。俺さ、ちょっと思い出したのさ、小学校の時の通信簿の担任の寸評みたいなの、あるじゃん? 「利発だが、落ち着きがなく」とかさ、「◯◯だが、調子に乗りやすく」とかさ(笑)。大人になってもこういう人格のジャッジみたいなのをされるとは思わなかったですね。まあ、役柄だっていう。役柄なのよ。まあでも、「手練れではあるが調子に乗りやすく」って私もそうですよね。だからすぐに……普段は「すいませんね」なんつって。で、真面目にやっていますよ? 真面目にラジオをやっているけども。いざ、ギャラクシー賞なんて取ったら「おーい、コラ! ギャラクシー賞じゃーい! ギャラクシー賞パーソナリティー様が!」って(笑)。

(熊崎風斗)まさに「手練れではあるが調子に乗りやすく」。ゲームのキャラクターのまんまじゃないですか、宇多丸さん。

(宇多丸)そうですねー。すぐに「オーイッ!」みたいなことをやりますんでね。これはちょっと、私のキャラクターをよくわかってますね。ということで、龍がナイズされた私と宇内さんの活躍を楽しみたい方はぜひ、1月26日発売の『龍が如く8』。世界が注目の新作です。こちらをプレイしていただきたい。それまでに私は『バルダーズ・ゲート3』を何とかクリアしたいと思ってる次第でございます。

<書き起こしおわり>

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