安住紳一郎さんが2024年2月18日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で前週の放送で紹介した第22回全国穴掘り大会の優勝チーム、暁工業の穴掘り動画について、リスナーから大反響があったことを紹介。届いたメールを読み上げながら、お話していました。
（安住紳一郎）それから先週、穴掘り大会のいろいろお話をしましたが。私が優勝した暁工業の穴を掘る30分間の動画にいたく感動したって話をしましたが。私の話を受けまして、たくさんの皆さんも見てくださったようで。やっぱり皆さんも、異口同音。「驚いた」と。ねえ。宇都宮市の「ノボル」さん他、たくさんの方からお便りいただいていますが。「先週の放送で紹介のあった暁工業30分ノーカット動画、皆さんの感想と説明にことごとく納得いたしました。私はスタート時に皆さんがスコップを手にするシーンから痺れてしまい、道具を相棒のように使い慣れている感じがたまりませんでした。
作業の美しさ、カーレースさながらのチームワーク感、光る職人技、そして穴の美しさ。私は惚れ惚れしてしまい、私が想像していたのは、穴は丸型でしたが、しっかりと角がある四角形とは思いませんでした。ムダのない作業の素晴らしさに心を打たれ、深さも形も美しさも想像を超える穴という、何とも言えない気持ちの良い裏切りを受け、爽快でした。穴が掘れるって本当に素晴らしいですね」（笑）。ありがとうございました。本当にね、おっしゃる通りですよね。
（中澤有美子）おっしゃる通り！
（安住紳一郎）「穴を掘るって！」っていうね。本当にね。
（中澤有美子）本当に。浴槽のような四角のね、直方体の、深い穴です。
（安住紳一郎）深い穴をね、見事に掘っていきますよね。なんか単純な作業ゆえにね、その美しさとかがよくわかるっていうことで。「途中から涙が止まりませんでした」という人も多かったり。「穴の下から出てくる土の規則性に心を奪われ、もう何もかも嫌になりました」みたいな、そういう人がいたり。なんか、すごくやっぱり心を打っているようですね。わかりますね。本当によくわかります。
（中澤有美子）わかります。
（安住紳一郎）私も皆さんからいただいたメールを「そうそう！ そう！」なんて言いながらね、読みましたね。一方でこの方。津田農園さんからもいただいています。
レディース部門2位チームからのお便り
（安住紳一郎）「千葉の富里でイチゴ農家をしています、津田農園と申します。全国穴掘り大会レディース部門で1センチ差で優勝を逃したチームです。毎回、日本一を目指して出場していますが、未だに優勝経験はありません。特に74歳の母がこの穴掘り大会には並々ならぬ強い思いを持っております。強豪2チームが今回、不在だったので今年はチャンスと思っており、優勝を勝手に確信していました。表彰式でも最前列に陣取って待機しており、非常に恥ずかしかったです。ラジオを聞き、今回のレディース部門優勝チームは暁工業のお姉さんと聞き、納得でした。ただ、明らかな敗因は準備不足、練習不足、時間配分のミス。2段階目に行くタイミングが早すぎて後半、スコップの可動域が狭くなり、掘り進められませんでした。また、最後のはさみ上げ用のスコップの研ぎが甘かったのも敗因のひとつです。ショックで立ち直れない日々が続きましたが、切り替えて来年こそは悲願の優勝を果たしたいと思います」。レディース部門2位のチームからもお便りをいただきました。
（中澤有美子）ありがとうございます。お疲れ様でした。
（安住紳一郎）そうですね。一般部門では暁工業が優勝し、レディース部門では暁工業のお姉さんがいるチーム。番組でも密着させていただいているチームが優勝したということで。ライバルチームから、まあ敗戦の弁といいますかね。「来年こそは」という決意表明だと思いますけれども。一度、動画を見た人はもう「はさみ上げ用のスコップの研ぎ」とか聞くと「ああ、あれか。なるほど！」とかね。
（中澤有美子）研ぎがいるんですね！
（安住紳一郎）「後半、スコップの可動域が」とかも「ああ、なるほどね。横から削らなかったんだ」なんて、素人ながらにいろいろ感想が思い浮かびますんでね。いやー、穴掘り大会、深い！ 奥が深い！
（中澤有美子）奥が深い！
（安住紳一郎）穴だけにね。自分でも今、うまいことを言ったなって気づきましたけども。「Digging a hole」だね。うん。
（中澤有美子）そうね。うん？
（安住紳一郎）「dig dug」だね。「Dig a hole」でしょう？
（中澤有美子）英語で言ったのね。
（安住紳一郎）そうですよね。素晴らしいと思いました。穴掘り大会。もう7回ぐらい密着していますけども、あれですよね。他の情報番組に気づかれないことを祈りながら、来年も密着したいと思いますよね。
（中澤有美子）アハハハハハハハハッ！ そうね（笑）。
（安住紳一郎）これ、ちょっとまあ、うーん。いろいろな情報番組でネタを探してるディレクターなんかは、ちょっとこの動画を見つけたら「ああ、これはいけるぞ！」と思うでしょうね。30分、だって見続けちゃうもんね。
（中澤有美子）本当！ こんなコンテンツ、あります？
（安住紳一郎）なかなかないですよ。特にね、春先はね、スポーツイベントなんかも少し薄めになりますから。河津桜にもそろそろ飽きてきた視聴者の皆さんには、この成田ゆめ牧場の穴掘り大会、いいんじゃないでしょうかね？
（中澤有美子）風物詩としてね。
（安住紳一郎）風物詩として。いいかもしれません。
第22回全国穴掘り大会＜優勝＞「株式会社暁工業」
＜書き起こしおわり＞
