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吉田豪が語る Negicco『サンシャイン日本海』オリコン11位獲得の意味

吉田豪 Negicco『サンシャイン日本海』新戦略を語る モーニングCROSS
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吉田豪さんがMXテレビ『モーニングCROSS』の中で新潟のアイドルグループNegiccoの新曲『サンシャイン日本海』がオリコン週間チャート11位を獲得した意味について語っていました。

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(堀潤)さあ、続いて吉田さん、お願いします。

(吉田豪)じゃあ、流れがガラッと変わって。

(堀潤)『新潟のアイドル新戦略 Negicco』。

(脊山麻理子)今年でデビュー12年目になる新潟の3人組アイドルNegiccoが新曲『サンシャイン日本海』を発売。オリコンの週間ベストテン入りを掲げたものの、結果は惜しくも11位でした。

(堀潤)Negiccoと言えば2003年にJA全農新潟が名産のやわ肌ねぎをPRするために結成された3人組のアイドルで、当初は1ヶ月限定のユニットだったんですが、人気を集め活動を継続。2013年3月、新潟観光特使に就任しました。で、メンバーはいま映っている3人です。僕も実を言うと、結成当時に当時やっていたNHKの経済番組でNegiccoを特集したんです。

(吉田豪)へー!

(堀潤)で、当時番組の忘年会とかにもビデオメッセージとかをくれて。『堀さん、Negiccoがんばります。ネギネギー!』ってやってくれたりして。

(吉田豪)それから12年という。

(堀潤)あ、それはね、5年ぐらい前です。

(吉田豪)はい。そんなNegiccoさんなんですけどね。ちょっと前に、『Negiccoの成長ストーリーこそマーケティングの基本だ』っていうビジネス書が出たりとかしてるぐらい、注目されてるんですけど。でも、あれなんですよ。そんなビジネス書出るほど戦略があるわけなグループじゃないんですよ。戦略がないのが戦略みたいな感じで。

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戦略がないのが戦略なNegicco

(吉田豪)メンバーもマネージャーもたよりないんですよ(笑)。あまりにもたよりないから、『俺たちがなんとかしなきゃいけないんじゃないか?』って周りの大人たちとかファンが思っちゃう。そういう特殊なグループで。そんな彼女たちが初めてはっきりと主張したぐらいだったのが、このオリコンでベストテンに入りたい!っていう。これはなんとかしなきゃいけない!っていうことで。ところがやっぱり戦略がないから。いまってあれなんですよね。Negicco、他の曲で『普通の人はCDなんてもう買わなくなった』って歌っているんですけど。

(堀潤)うん。

(吉田豪)だから普通に、黙っていてCDが売れる時代じゃないから。いま。イベントとかを組んで、直接手売りして握手とかをやってミニライブをヤっていかなきゃいけないんですけど。

(堀潤)実際のリアルイベントを充実させることによって。

(吉田豪)ところが、本当戦略がないから、肝心の土日を新潟と佐渡の営業が入ってたんですよ。だからこのままだとヤバい!ってことでファンが決起して、都内とかでCDとかを買い占めたりして。っていう動きになったんですが、それで11位だったんですよ。

(堀潤)ああ、いかなかった。ベストテンに。

(吉田豪)9376枚だったんですよね。

(堀潤)だって、あれでしょ?豪さんも今日のTシャツはNegicco Tシャツ。

(吉田豪)これ、しかも僕が勝手に作ったやつですからね。

(脊山麻理子)勝手に作ったんですか?

(吉田豪)僕が勝手に作って、メンバーとかにプレゼントっていう(笑)。そういう風に、周りの人間がなんかしなきゃ!って思わせるグループなんですけど。そんな同じ週に同じぐらいの人気のグループ、アフィリア・サーガっていうのがいまして。これは魔法学院をコンセプトに全国展開しているカフェがあるんですよ。地下の。そこから生まれたアイドルグループで。

(堀潤)魔法学院をコンセプト。

(吉田豪)まあ、メイド喫茶的なやつですね。で、これがオリコン三位で、2万5千を超えてたんですよ。約3倍の売上。

(堀潤)Negiccoが本当に血をにじませて・・・

(吉田豪)みんながそんなに意識する中。これはだから戦略の違いなんですよ。で、どういうことなんだろう?っていって僕、CDを買ってたんですよ。このニューシングル。で、これを見てわかったんですけど。帯が応募券になってるんですよ。応募券になっていまして、応募特典がA賞が『30分公園デート 18名』。これが3枚一口で応募で当たるんですね。抽選で。

(堀潤)デートができる!?

(吉田豪)で、もう1個が通算特典。要はCDを数買えばかならずもらえる特典っていうのがあって。A賞が『メンバーと行こう 日帰りバスツアー 応募券150枚』。つまり、15万円なんですよ。

(一同)ええーっ!?

(吉田豪)15万円払えば、バスツアー行けて。プラス、別口でデートしたければもっと応募するっていう。それによってこの枚数っていう、本当戦略が違うんですよ。

(堀潤)なるほどー。もはや音楽云々の評価じゃない。

(吉田豪)そうですそうです。

(堀潤)どう見てるんですか?豪さんとしては。

(吉田豪)で、Negiccoはかつて『どんなに握手したって あなたとはデートとかできないのよ ざんねーん!』って歌っていたんですけど。デート、できるんですよ(笑)。ということが判明という(笑)。

(堀潤)だからアーティストなのか?って。いろいろと線引がある中でね。

(吉田豪)CD以外のなにを売っているのか?っていう。

(江上剛)年齢もあるよね。女の子たちの。

(堀潤)おいくつぐらいなんですか?魔法学院のみなさんは。

(吉田豪)こちらは20才前後だと思います。

(堀潤)豪さん自身はこういう状況について、どんな評価を?

(吉田豪)いまのアイドルビジネスって疑似恋愛で商売をしてるってよく言われるんですけど。Negiccoはその部分に力を入れてないんですよ。いわゆるガチ恋、本気で恋するファンを作っていないんで、こういう商売には弱いんですよ。

(堀潤)まあ、Negiccoの3人のキャラクター自身、そういう感じですもんね。

(吉田豪)純朴な田舎の子っていう(笑)。

(江上剛)新潟がネギのあれだっていうことは、いま初めて聞いて知ったぐらい。

(脊山麻理子)ご当地アイドルっていま、去年のご当地アイドルの司会をしてたんですけど、『ご当地アイドル(仮)』っていう茨城の納豆をテーマにした、『ねばっぺ ねばっぺ ねばっぺ』って。そうすると、『あ、茨城って納豆が・・・』っていうのをアピールして地元を盛り上げよう!っていうのがメインのアイドルですよね。

(堀潤)当初はでも、メンバーも自分がネギだっていうことを克服するのに時間がかかったって。

(吉田豪)そもそもネギ嫌いでしたからね(笑)。番組でネギ食べて吐いちゃったりするぐらいの(笑)。

(堀潤)でもね、いまtwitterでもいろいろご意見きてるんですけども。(ツイートを読む)『NegiccoのニンジンにつられてCDを買うみたいですね』。『いまはキャバクラですら、ステージタイムがあるからね』とかね。まあ割とどちらかと言うと・・・『これは風営法に抵触しないか?』とかね。やっぱりその、なにか自分を切り売りしているようなイメージで商売にしているっていうことに対して、ちょっとみなさん・・・

(吉田豪)ちょっとエスカレートしすぎている部分はあるっていう。

(堀潤)これ、どうですか?今後どういう風になっていくべきなのか?

(吉田豪)前もこういうのが問題視されたりしたんですよ。CDの売り方として。本当に、何十枚買ったら面会できるみたいなのが、これをオリコンで換算していいのか?みたいな動きがおきたりしたこともあって。

(江上剛)この間の事故もありましたからね。傷つける事件がありましたから。

(吉田豪)あれはファンではなかったとは言え、あんまり本気で恋させすぎると事件は起きやすくなりますからね。

(江上剛)なんかNegiccoはいいんじゃないですかね。ネギを本当にアピールして。都心の人もCDを買うと一緒にネギもね。Negiccoのシールなんかも。

(吉田豪)ついてるんですよ。やわ肌ねぎにはそれ、ついてまして。

(江上剛)ああ、そうですか!

(堀潤)たしかにいま、クラウドファンディングとかもね、発達していく中で、お金を投じてくれた人にはあってお話できる、ミーティングできますみたいなのもやったりとかしてるので。まあ、ここはなんかみなさんのご意見をいろいろもっと聞いてみたいところですけどね。ありがとうございました。豪さん。

<書き起こしおわり>


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