菊地成孔 ロイホメニュー タラバガニの恐怖とバーミヤンBGMを語る

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菊地成孔さんがTBSラジオ『粋な夜電波』の中で、ロイヤルホストのタラバガニメニューの見どころと、バーミヤンの店内BGMの特徴などについて語っていました。

(菊地成孔)ロイホですよね。ロイホのネタ、言ってくれっていうことなんですかね?あの・・・(笑)。ロイホは行ってますよ。もちろん。ロイホは行ってますし、ロイホのメニューは相変わらずヤバいです。まあ、もしいまロイヤルホストに行く方いたらですね、まあ私が言うまでもなく、もうチェックポイントは決まってるんですよね。もうとにかく、今季のロイホはタラバガニの恐怖っていうね。あの・・・(笑)。

菊地成孔 ロイホメニュー タラバガニの恐怖

タラバガニが、アラスカの非常に寒い地域から穫れたものを持ってきたんだ!ということに興奮したロイヤルホストがですね、タラバガニと氷結した海ということを同時に表現したくて、メニューにのっかっているでっかいタラバガニの絵がですね、モノクロで白いっていうね(笑)。

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メニューのタラバガニの絵

菊地成孔 ロイホメニュー タラバガニの恐怖

すごい怖いんですよね(笑)。あの、青バックに白くタラバガニが映って。氷でできたタラバガニみたいになっているっていう。さらには、その産地の地図があるんですけど。アラスカで穫れたっていうことで、やっぱり興奮したロイヤルホストはですね、まあ、そうですね。7センチ四方ぐらいのスペースに『アラスカ』っていう言葉がカタカナ、アルファベットで合計5つ書いてあるっていうね(笑)。相変わらずのロイホクオリティーなんですね。

菊地成孔 ロイホメニュー タラバガニの恐怖

あの、ロイヤルホストのメニューがもうおとなしくなってしまうってことはないんですが。ただ、もうこの番組、ヘビー級のリスナーの方ならご存知の通り、ロイヤルホストのメニューっていうのが社長の仕切りかどうかっていうのがわかんない間が、本当に夢の時間でしたね。で、社長の仕切りだってことがはっきりしてから、もう夢から覚めた時間ですから。ロイホは行ってますよ。もちろん。そんなに長距離引っ越したわけじゃないですからね。歩いて行ける距離ですから。歌舞伎町もまだ。なんで、行ってますけども。で、面白いことも多々あるんですよね。やっぱりなんて言うんですかね?ひとつの時代が終わったという感じはあります。

とは言え、この番組、さっきからずっと数字の話をしてますけどね(笑)。カムバックサーモン作戦っていうんですかね?まあもちろん、戸波Dと私がダイエットすることは言うまでもないとしてですね、まあロイヤルホスト以降のファミリーレストランのネタを探していかなければならないのかな?と思いながら、とは言えそんなにね、ガツガツハントしに行くっていうのも、野暮ったいですから。ふと気がついたものをピックアップしなきゃいけないですね。それがまあ、この間単発で出ましたけど、ココスの『焼きしめる』と言ったですね、中程度のヒットにとどまった(笑)。ペレット焼きしめるがあったわけですけれども。

バーミヤンってありますよね。中華ファミレスっていうか。バーミヤンのBGMっていうのが決まってまして。っていうか、ファミリーレストランは実はBGM、全部フィックスされてるんですけども。いちばんBGMのクオリティーが高いのはジョナサンですけどね。ファミレスBGM話っていうか、料理店のBGMっていうだけで私、本1冊書けると思うんですけども。まあ、それはともかく、バーミヤンはですね、おそらくその、バーミヤンっていうのはシルクロード上にあった都の名前ですから。そういったこう、情緒を音楽で演出しようってことだと思うんですけども。バーミヤン全店には共通のオリジナルの・・・オリジナルじゃないのかな?まあ、わかりませんけども。

昔、女子十二楽坊っていうのがありましたよね。その、どんな曲も、主にJ-POPなんですけども、うら若き大陸の・・・早かったですね、あれね。胡楽器を使ったAKBみたいなね、大陸のみなさんがやって来て、いろんな曲を二胡だとかね、向こうの鳴り物で演奏するんだっていうのが流行ったのが、あれがだいぶ前ですけども。あれの現代版っていうか、もっとマルチエスニックになっていて。サックスなんかも入ってるんだけど、尺八も入ってるし、胡弓も入ってるしっていう、こうエスニック寄せ集めみたいなバンドがJ-POPのバラードを演奏してるっていうのがバーミヤンのBGMなんですよね。

で、まあまあ、いっぱいありますよね。『卒業写真』とかね。琴で、『ペペン、ペン♪ペペン、ペン♪ペペン、ペン♪』みたいなのとかね(笑)。松田聖子さんの『赤いスイートピー』が、尺八で『ホヘフェー、ホエーホホヘホー♪』とかって、もういい感じなんですよ。『ああ、知ってる曲、知ってる曲』ッツってね。『スローモーション』とかね。明菜さんのね。胡弓みたいなので、『フィーフィフィフィー♪』ってものすごくビブラートをきかせて(笑)。『フィフィフィフィー♪』って。『ああ、なるほど、なるほど』って。で、その調子でこう、聞いてるんで。

私がちょっと、J-POPのある年からはあまりよくわかんなくなっちゃうんですけど。スピッツさんとかね、花*花さんとかね。いろんなもう、ありとあらゆるJ-POPの楽曲がこう、演奏されるわけなんですよね。で、フッと気がついたら、全部同じ、BGMがね、突如ライブじゃないですから。さっきまでおっとりやっていたのが、突然賑やかしくなったらね、食ってるチャーハンをブッて吹いちゃったら大変ですから。だいたい同じ調子で延々と行くわけですよね。

だから演奏のトーンは決まっていて、癒やしつつ、じんわり来るといったような、情緒と速度と音量で流れているんで。全部が均質なわけですよね。まあ、均質っていうのはBGMの第一条件だと思うんですけど。で、この間ね、もうメニューでなくなっちゃいましたけど、香港チャーシュー麺っていう、非常にあれ、名作だと思いますけど。バーミヤンの香港チャーシュー麺っていうのを食べていて。美味しいな、美味しいなって食べていたら、相変わらずおんなじBGMが流れていて。

で、んっ?ってこう、気づいたら、『フェフェフェフェフェフェフォ、フェーフェフェーフェフェー♪』って。『あっ、なんか聞いたことがあるけど、なんだっけな、これ?』って。なんか、嫌な胸騒ぎがしてですね。で、ずーっと聞いてったら、『ペーンペンペンペンペンペン、ペンペンペンペンペンッペペペンッ!ペーンペンペンペンペンペンペン、フィーフョーフョー♪』みたいになって。あれっ?って思ったら、最後に『わーれはエーロチカー♪』って、『エロティカ・セブン』じゃないか!っていう(笑)。サザンオールスターズの『エロティカ・セブン』が演奏されていて。『この曲、やっていいの?』って思ったっていうね。ええ。こんなもんです!(笑)。

このぐらいです。最近のファミリーレストランは。はい。まあ、弱火も弱火ですよね。ただまあ、『エロティカ・セブン』が『卒業写真』と同じ調子で淡々といい感じに演奏されていたっていうのは微笑ましい話だなっていう。ええ。まああの、サザンオールスターズについて深追いはしませんけどね(笑)。社会派じゃないんで、深追いはしませんけども。『エロティカ・セブン』もちゃんとああいうアンサンブルで演奏すると、まあしっとりしたものになるっていうことですよね。はい。

<書き起こしおわり>

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