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菊地成孔 日本語とアフリカ語の共通点を語る

菊地成孔 タモリ倶楽部出演・日本語とアフリカ語の共通点を語る 菊地成孔の粋な夜電波
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菊地成孔さんがTBSラジオ『粋な夜電波』の中で、タモリ倶楽部の空耳アワード2015に出演した際の模様と、日本語とアフリカ語の共通点について話していました。

(菊地成孔)まあ、でもまあ、最も大きなファクターは、私がバイトしてるってことじゃないかと思うんですよね。なんか気がついたら、2週間もタモリ倶楽部に連続で出てしまってですね(笑)。まあ、終わったので言えるわけですけども(笑)。あの・・・そうそう。タモリ倶楽部は終わってないよ。タモリ倶楽部は終わってないんだけど、私の出演分が終わったから、まあ言ってるわけですね。先週、先々週の2週間、口からまろび出そうになる、『タモリ倶楽部』という言葉をググっと飲んでですね、放送をしたというね、感じなんですけども。

まあ、あの番組の中でですね、すいません(笑)。裏番組に出演して、なおかつその番組の話をするってのは本当に、編成局の逆鱗に触れたらどうしよう?と思うんですけども。まあ、触れないと思いますけど。『空耳アワード』っていうのに出たんですね。今回はね、隣に・・・前回出た時は、なんだっけ?この間、パーッとお脱ぎになった・・・二階堂さん。二階堂ふみさんが隣にいらっしゃって。二階堂さん、お若いですけど、非常に色っぽい方で。収録中もちょっとこっち見て、目を合わせて一緒にウフフ・・・とかやってたんですけど。今回は、松たか子さんが隣にいらっしゃって。

で、まあ松たか子さんはご存知、ご懐妊というかね、妊娠期間中の出演でして。まあ、本能的に母の本能が察知したんですね。『こいつと目を合わせてはいけない』というね。あの・・・(笑)。オンエアーを見ると、松たか子さんがいかに私のことを見てないか?っていうことがですね(笑)。隣にいるのにって思ったんですけどね。二階堂さんの時はヤバかったですけどね。これ、この後デート行くんじゃねーの?って思いましたけれども。

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ヨルバ語の空耳

えー、まあそんな話はどうでもいいんですけども(笑)。そう、まあ胎教に悪いんで。なんか邪悪なものを感じたんでしょうね。よくわかりませんけども。まあ、それはともかく、その時にヨルバ語の・・・ヨルバ語っていうのはアフリカのいろんな地区にわたる言語ですけど。ヨルバ語の空耳があった時に、だいたいタモリ倶楽部ってすげー長い・・・タモリ倶楽部に限らずテレビ番組ってのはものすごく長く回して、拾われるのはちょっとなんですよね。だから芸人さんとかは本当大変だと思うんですけども。今日は何%拾われたか?とか、毎日思うわけですよね。とてもあんな仕事はできませんけども。

まあ、それはともかく、私もマーティーもハマ・オカモトさんも非常に饒舌に楽しくしゃべったんですね。現場は本当、楽しかったんですけど。松さんも音楽家ですし、要するに全員が音楽家ですから。なんですけど、まあ拾われるのはちょっとで。で、私が拾われたのが、『ヨルバ語っていうのはほとんど日本語みたいなもので、スズキとかヤマモトとか平気で言いますよ』って言って。で、タモリさんも『そうだ、そうだ』って話になったんですけど。

まあ、番組をご覧になった方からですね、ファンメールで『さすがにスズキはないだろう?』っていう、ホラ吹くんじゃないよって話が来たりしたんですけど。ホラじゃないですよ。本当に。ヨルバ語と言わず、アフリカ語全体とハンガリーは・・・ハンガリーは前も言ったことがあるよね?パリに飛行機で行くと、かならずハンガリーの上空を、北欧から東欧の上空を通りますよね。北回りで行くと。そうすると、都市の名前がいくつか出るんだけど、ハンガリーに行くと『オデンワ』『キムラ』っていう都市の名前が出てて(笑)。

いかにハンガリーがね、ハンガリーっていうのは『ナルヨシキクチ』じゃないですから。『キクチナルヨシ』ってなる。要するに姓名が逆転しない、数少ない西欧の国の一つですね。まあ、それはともかく、いまからアフリカ音楽を聞きますけど、久しぶりに。アフリカもね、特集を組んでもいいかなっていうぐらい。アフリカンバーっていう。まあ、こんなことやって、40代男性からも離れれてしまったら、本当に孤独な番組になっちゃいますけど(笑)。まあまあ、そんな大それた真似はいたしません。1曲ずつ、小出しでね。

マリという国があります。すでにマリっていうのがね、人の名前ですからね。日本人のね。マリという国に75年から77年まで、短い間ですが存在した、レ・アンバサドゥール・ドゥ・モテール・ド・バマコ(LES AMBASSADEURS DU MOTEL DE BAMAKO)。カタカナで言ってしまいましたが、フランス語ですね、これね。マリを統治していたのがフランスだったからということですけども。アンバサドゥールはアンバサダーのことですね。アフリカ音楽を愛している方々にとっては、このバンドは非常に偉大なバンドですから。若き日のサリフ・ケイタがいたということで有名なバンドですね。

サリフ・ケイタはご存知、もうアフロビーツ。現代アフリカ音楽のいまや大御所ですけど。ジャケットなんか見るとね、『あ、1人だけ印刷がネガポジ逆になってる』って思うとサリフ・ケイタだっていうね。サリフ・ケイタはアルピノですから。先天性の色素が・・・正式にはなんて言うのかな?まあ、いわゆる肌が白いんですね。角膜とかも白ですね。なんで、まあジャケットでも相変わらず、若い頃からサリフ・ケイタ節のルックスも歌も披露してるんですが。非常に素晴らしい。サリフ・ケイタっていう名前自体がね、劇団四季のトップの方とね、ほとんど変わんないですからね。

ここまで日本語を重ねてね。スズキなんかもぜんぜん当たり前なんですけども。曲名は『ヤスムカ』っていう曲名でですね(笑)。問いかけてきます。『休むか?ちょっと休むか?』っていう(笑)。まあ、『ちょっと』はないですけどね。はい。いかにアフリカの言葉が日本語と同じ・・・まあ、これは偶然ですけどね。言語の世界ではこういうことが起こるということですね。えー、レ・アンバサドゥール・ドゥ・モテール・ド・バマコで、ボーカル サリフ・ケイタですね。『ヤスムカ(Yassoumouka)』。

(菊地成孔)はい。もう楽曲のね、最後の最後に聞き取れたと思いますけどね。『休むか』っていうことをね。はい。レ・アンバサドゥール・ドゥ・モテール・ド・バマコ。非常に素晴らしいですね。いまの北米のR&Bのスティーミーな曲まで、もう一直線につながっている非常にスローで粘りのあるセクシーさとエレガンスさっていうのが満ち満ちてますね。70年代のアフリカの音楽ですけども。

<書き起こしおわり>

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