町山智浩 マイケル・キートン主演映画『バードマン』を語る

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町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』でマイケル・キートンがかつてスーパーヒーローだった役者を演じる映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』を紹介していました。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(字幕版)

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アカデミー賞有力候補作

(町山智浩)ということで今回の作品です。今回はですね、やはりアカデミー賞とりそうな映画でですね。『バードマン』っていう映画を紹介します。バードマンっていうのは『鳥男』っていう意味ですけど。鳥のような格好をしたスーパーヒーローですね。そちらに写真がありますね。

(山里亮太)はい。手元にあります。

(町山智浩)体にいっぱい羽毛が生えた。ムキムキの鷹のような男ですね。鷲のような。で、これがバードマンっていうスーパーヒーローなんですけども。いままでのスーパーヒーローものとぜんぜん違うんですね。この話が。あの、20年前にバードマンというスーパーヒーロー映画でバードマンを演じた俳優が20年後のいま、60代になってですね、俳優としての評価をなんとか取り戻そうとして、ブロードウェイの非常に真面目な芝居に挑戦するっていう話なんですよ。

(赤江・山里)ふんふんふん。

(町山智浩)これ、だからなんだろうな?日本だと、ええとスーパーヒーローで誰でも知っている俳優っていうのはいま、仮面ライダーからイケメン俳優がどんどん出てきてるから。ちょっと状況がかなり違うんですけども。この主役の人はですね、マイケル・キートンという俳優さんで。この人は1989年にティム・バートン監督の『バットマン』で主演をした人なんですよ。

(赤江珠緒)あ、実際にバットマンをされた方。

(町山智浩)バットマンをした俳優さんがこのバードマンをした俳優を演じるというややこしい映画なんですよ。で、ティム・バートン版のバットマンっていうのはいまのスーパーヒーロー映画ってすごい大ブームじゃないですか。ずっと。要するに大人が見れるスーパーヒーローマンガのハリウッド映画化っていうののいちばん最初の映画なんですよ。

(赤江珠緒)あー。

(町山智浩)あの、『スーパーマン』もあったんですけど、それは家族向けの娯楽作だったんですけど。そうじゃなくて、ものすごくヘビーでダークでシリアスなスーパーヒーローものっていうのを最初にやったのが1989年バットマンで。そこからいまのスーパーヒーローブームっていうのはずっと続いてるんですね。

(赤江珠緒)じゃあいわゆる『バットマーン♪』っていうあの曲・・・

(町山智浩)それは、違います!!

(赤江珠緒)違う!?(笑)。なんで?

(町山智浩)それは1960年代のテレビシリーズなんですよ。『ダダダダダダダダ、バットマーン♪』っていうのは。

(赤江珠緒)そうそう。

(町山智浩)そっちはコメディーなんですよ。

(赤江珠緒)あ、そっちじゃないんですか。

(町山智浩)89年のやつはそうじゃなくて、『♪♪♪♪♪』っていう音楽ですね。はい。

(赤江珠緒)ああ、そうですか(笑)。

(町山智浩)まあ、いいんですが。渋いやつなんですよ。暗くてね。で、そこからいまのスーパーヒーロー映画ブームっていうのが始まったんで。そのいちばん最初のヒーローをやった人がマイケル・キートンっていう俳優さんなんですよ。で、その後は非常に地味な演技派としてずっと映画は続いていたんですけれども。これで今回はたぶんアカデミー主演男優賞候補間違いなしと言われています。

(山里亮太)復活するんだ。復活。

(町山智浩)でね、要するにブロードウェイの芝居っていうのはミュージカルみたいなのもありますけど、渋いですね、文芸劇っていうのもあるんですね。で、それをやろうとするんですよ。元バードマンの俳優が。で、なにをやろうか?っていうとですね、演じる題目がですね、レイモンド・カーヴァーっていう小説家の短編で、『愛について語る時に我々の語ること』っていう、もうややこしいタイトルの芝居なんですよ。

(赤江珠緒)たしかに。タイトル聞いただけで、なるほど、ややこしそう!っていう。

(町山智浩)ややこしいでしょ(笑)。これ、村上春樹さんが翻訳してますけども。日本ではね。2組の夫婦の会話劇なんですよ。非常にシリアスでヘビーな。で、そういう真面目な芝居をやることで、いままで要するに彼はバードマンをやったインチキな俳優と思われているわけですね。

(赤江・山里)うん。

(町山智浩)やっぱりそういうのをやった人っていうのはちょっとバカにされるんですよ。俳優として。日本でも仮面ライダーをやった人っていうのは、いまはみんなイケメンだって言うけど、昔は違ったんですよ。仮面ライダーやった人っていうと。

(山里亮太)あ、そうなんですか?

(町山智浩)そう。ちゃんとした俳優と見なされなかったんですよ。だからいまはもうみんなイケメンになっちゃったから、変わりましたけど。昔は違ったんですよ。特撮ものとかの主演っていうのは、まともな俳優として相手にされてなかったんですよね。で、そういう感じで。特にその主人公の男がですね、なんでこういうことをしようか?って思ったかっていうと、娘がグレちゃったんですよ。

(赤江・山里)うん。

(町山智浩)娘がですね、エマ・ストーンっていう女優さんが演じてますけども。グレて麻薬中毒になっちゃって。リハビリしたりしているような状態で。父親をぜんぜん尊敬できなくて。で、なんとか娘に自分を尊敬してもらおうと、俳優として立派な仕事を見せようとして、真面目な芝居をしようとするっていう話なんですよ。ところが、心の中にバードマンがいるんで、時々バードマンが出てくるんですよ。実体化して。

(赤江珠緒)だってバードマンは一世を風靡したんですもんね?

(町山智浩)一世を風靡したんで。『お前はこんな地味な芝居やっていても、誰も振り向きゃしないよ。変なインテリの金持ちばっかり見に来るんだよ。昔みたいにスーパーヒーローやってハリウッドで大儲けしてた頃はよかったじゃねーか!』みたいなことを言うんですよ。バードマンが現れて。

(山里亮太)心の中で作り出しちゃうみたいな感じですか?

(町山智浩)そう。彼の自我なんですね。超自我みたいなものとして出てくるんですね。で、『こんなことして苦労してお前、何になるんだよ?』とか言われるんですよ。それと葛藤しながら芝居を成功させようとする話なんですけども。これがね、非常にシリアスな話のように聞こえるじゃないですか。コメディーなんですよ。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)これがコメディーでね。芝居の相手役にエドワード・ノートンっていう俳優がいるんですけど。その人が演じるですね、いちばん人気のある中堅どころの俳優を選んでキャスティングするんですけど。そいつがとんでもないやつなんですね。エドくんが。とにかく『セリフとか全部覚えてる』って言うんですよ。最初ね。『君のセリフも覚えている。どのセリフも完璧に覚えている。俺、天才だから』って言うんですけども。で、プレビューっていうのをやるんですね。プレビューっていうのは芝居における試写みたいなもので。全部通しで本公演とそっくりにやるんですけども、本当のお客さんは入れないで、関係者とか批評家とかだけを入れて見せるプレビューっていうのがあるんですね。

(赤江珠緒)ええ。

(町山智浩)で、そこで試演っていうんですけど、そこでやるとですね、いきなりセリフを全部無視してくるんですよ。エドワード・ノートンが。それでアドリブをガンガン入れてきて。主役が要するにバードマンなのに、マイケル・キートンなのに、それを横からセリフ取っちゃうんですよ。

(赤江珠緒)舞台荒らしですなー。

(町山智浩)そうなんですよ。自分が目立とうとして。ガンガン。するとそれを見た批評家がまた『今回の芝居はマイケル・キートンはぜんぜんダメだけど、エドワード・ノートンは素晴らしいね!』とか言って、批評を書いちゃうんですよ。で、それだけじゃなくて、ものすごいナルシストで。まず基本的に舞台裏ではずっと全裸なんですね。これ、ポイントですね。今回ね。はい。全裸です、この人。

(赤江珠緒)ポイントではないですけどね(笑)。

(山里亮太)かならずね、全裸の人を教えたがるんだよね。町山さん(笑)。

(町山智浩)で、夫婦の浮気の話なんですけど、それでベッドシーンがあるんですね。で、ナオミ・ワッツっていう女優さんとエドワード・ノートンが舞台の上でベッドシーンになるんですけども。で、ベッドシーンを演じていると、エドワード・ノートンが『ん?あれ?なんか勃ってきちゃったな・・・ちょっと挿れてもいい?』って言って、挿れようとするんですよね。

(山里亮太)芝居なのに?

(町山智浩)客入ってるんですけどね(笑)。1800人入っているところで、そういうことをするんですけども(笑)。

(赤江珠緒)(笑)

(町山智浩)とんでもないやつなんですよ。

(赤江珠緒)とんでもないですね、たしかに。

(町山智浩)で、しかもこのとんでもないのがマイケル・キートンが大事にしている一人娘のエマ・ストーンをコマそうとするんですね。

(赤江・山里)あらー!

(町山智浩)で、エマ・ストーンの方が『この人、素敵』ってなっていくんですよ。っていうことでもう大変なことが次々と起こってくるっていうですね、話なんですね。完全なコメディーですけど。で、この映画がすごいのは、これは一週間ぐらいの話なんですよ。要するにリハがあって、ゲネプロがあって、プレビューがあって、本公演。4回公演。だから4日間か5日間ぐらいの話なんですけども。それを、1カットで撮ってるんです。

(赤江珠緒)えっ!?1カットで?

(町山智浩)1カットです。カットが切れないんですよ。1回しかカットが切れないのか。で、ずーっと続いてるんですよ。シーンが。でも時間としては何十時間も経っているんで。実際は時間が飛んでるんですけど、カットがつながっているんですね。で、それぞれのシーン。たとえばさっき言ったエドワード・ノートンが全裸で楽屋をウロウロしているシーンとか、そういう芝居はひとつひとつが5分ぐらいの長い芝居なんですよ。長い芝居を5分ぐらいやらしておいて、それを全部つないでるんですよ。つなぎ目がないように。

(赤江・山里)へー!

(町山智浩)っていうね、非常に奇妙な映画なんですね。で、これ撮影監督は『ゼログラビティ』の撮影監督なんですよ。ゼログラビティ、最初すごい長く1カット続くじゃないですか。宇宙飛行士が宇宙で飛ばされるところが。あれね、ゼログラビティって90分の映画なんですけど、中で起こっている出来事は90分間で。本当は最初は全部1カットで撮るつもりだったらしいんですね。

(赤江珠緒)あれを全部。

(町山智浩)そう。それができなかったんで、結局カットを切っちゃったんですけども。今回は本当にカットを切らないで2時間ぐらいぶっ続けなんですよ。これはね、撮影監督のエマニュエル・ルベツキっていう人が天才なんですけど。そういうすごいことをやってるんですけど。まあ、実際は5分ぐらいのを撮って、また別の5分ぐらいのを撮って。その間をCGとかでつないでるんですね。

(山里亮太)ああ、なるほど。

(町山智浩)そういうすごい変な映画で。で、しかもこれ監督がですね、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥっていう監督なんですけど。この人もメキシコ人で。エマニュエル・ルベツキもメキシコの人なんですが。このイニャリトゥっていう監督はいままで結構すごい話題作をずっと撮ってきた人なんですね。日本の人でもよく知っている映画では『バベル』っていう映画があります。

(赤江珠緒)あ、バベルね。菊地凛子さんの。

(町山智浩)あ、見ました?菊地凛子ちゃんの。菊地凛子がノーパンミニスカ女子高生をやってましたね。あれで世界的スターに・・・

(山里亮太)町山さんの紹介は(笑)、かならず映画の大事なところの紹介では、かならず裸を教えてくれますよね(笑)。

(町山智浩)えっ?だってあれがいちばん売りだったんですよ!

(赤江・山里)(笑)

(町山智浩)アメリカ版ではちゃんと丸見えだったですけど。あれがね、妻を失った役所広司と一人娘の菊地凛子ちゃんがいて。で、菊地凛子ちゃんはろうあで耳が聞こえないんで、親子のコミュニケーションが上手く取れないみたいな話だったですね。父親と娘のね。で、その次に撮った映画は『ビューティフル』っていう映画だったですけど。イニャリトゥの映画は。それも主人公が父親なんですよ。

(赤江珠緒)へー。

(町山智浩)で、これは奥さんが精神を病んでしまったんで、幼い娘と息子を引き取るんですけど。お父さんがね。ところが、ものすごい貧乏なんですよ。お父さんが。で、それだけじゃなくて、引き取ったはいいものの、末期がんを宣告されちゃうっていう話なんですよ。

(赤江珠緒)ヘビーなトーンのものが多いですよね。

(町山智浩)そう。ヘビーな父親と娘の話ばっかり撮ってきた人が、今回、父親と娘の話なんですけど、ものすごいドタバタコメディーにしてるんですごいなって思いましたね。タッチがぜんぜん違うんですよ。でね、ギャグだからあんまり説明するとそのものを見た時に笑えなくなっちゃうんで。それほど説明しないですけども。とにかくなにか芝居をやろうとすると、次々と大変な事態が起こって。マイケル・キートンも素っ裸でタイムズスクエアを走ったりする羽目になったりするんですね。ポイントですね、これね。62才ですが、パンツ一丁になりますね。はい。

(赤江・山里)(笑)

(山里亮太)へー!どんな感じになるんだろう?

(町山智浩)しかも、このエドワード・ノートンという人も実は『インクレディブル・ハルク』で超人ハルクをやっていた人なんですね。で、娘役のエマ・ストーンっていう女優さんも、この人は『アメイジング・スパイダーマン』のヒロインなんですよ。あのガラガラ声の広いんですけど(笑)。だからこれ、スーパーヒーローものをやっていた人たちが集まっているっていうのも面白いんですよね。

(赤江珠緒)設定が妙にリアルですもんね。

(町山智浩)そう。それでいて、スーパーヒーローものっていうのは一体なんなんだ?っていうことでギャグにしてるんですよ。これもね、すっごい凝ったね、ひねったひねった映画でね。で、そのナオミ・ワッツさんが演じる女優さんの役っていうのはずっと売れなくて、40ぐらいまで。で、やっとブロードウェイに出れる!っていう女優さんの役なんですね。で、これもナオミ・ワッツ自身の話なんですよ。ナオミ・ワッツさんっていう女優さんはニコール・キッドマンとかと同期ぐらいなんですけども。ニコール・キッドマンが大女優になっていく一方で、彼女は30過ぎぐらいまでオーディションを受けては落ち、受けては落ちっていうのをずっと繰り返してた女優さんなんですよ。ナオミ・ワッツは。

(赤江珠緒)ええ。

(町山智浩)で、『マルホランド・ドライブ』っていう映画でレズビアンを演じて、体当たりで。それでスターになったんですよ。やっと。でもその後も、売れない女優っていう役ばっかりやらされている人なんですよ。このナオミ・ワッツっていう人は(笑)。

(山里亮太)『売れない女優』っていう役で売れている人なんだ(笑)。

(町山智浩)そのマルホランド・ドライブっていうのも売れない女優の役だったんですよ(笑)。で、その後に『キングコング』っていう超大作出ましたけど、あれも売れない女優の役だったんですよ。で、今回も売れない女優で。売れない女優専門役者っていう非常に珍しいジャンルの、世界でもたぶん1人ぐらいしかいないジャンルのスターなんですよね。

(山里亮太)すごい、『売れない感だすのが上手いスター』って初めて聞いた(笑)。

(町山智浩)そう。売れない女優なら任せて!っていう。よくわかんないですね(笑)。任せてもな・・・っていう人なんですけど。それもギャグにしてるんですよ。この映画の中で。

(山里亮太)すごい。これ、本人の感じのキャラクターイメージっていうのをそのまま使っちゃっている感じなんですね。みんな。

(町山智浩)そうなんですよ。そういうところ、キャスティングがめちゃくちゃ上手いですね。

(赤江珠緒)そのキャスティングの妙みたいなところ、ありますね。

(山里亮太)ちょっとドキュメンタリーに近いような感じにも見えたりとか。

(町山智浩)ドキュメンタリーに近いところもあるわけですよ。そういうところで。しかも、その撮り方がずっと1カットで撮っているんで。これはね、アカデミー主演男優賞はこのマイケル・キートン、映画の最初から最後までずっと出まくっているから。もう本当にパンツ一丁でがんばってますんで、これは行くだろうと思うんですけども。あとね、撮影賞と編集賞もたぶん行くでしょうね。候補。

(赤江・山里)へー!

(町山智浩)だって1カットだもん。全部。すごいですよ。だからずーっと。編集賞はこれ、つないでいるのがすごいですからね。で、やっぱり見ているとこの人の内部に入っていくんですよ。だんだん。で、上がったり下がったりするんです。気分が。要するに、俺のこの芝居、なんとかいけるのかな?あ、いけそうだ!って思うと、やっぱりダメだ!とかね。で、ちょっと悲惨な話だとたとえば劇評を書いているライターを見つけちゃうんですよ。酒場で。

(赤江・山里)はい。

(町山智浩)ニューヨークでいちばん影響力のある批評家が批評を書いているところを見つけちゃうんですよ。偶然、酒場で。で、なにを書いてるんだろう?って見たら、『どうしようもない芝居。下手くそ』とか書かれてるんですよ(笑)。で、うわーっ!みたいになっていって、どんどんどんどん酷いことが起こっていくんですけど。でね、この映画はある1人の俳優の、60代を迎えた男の話としても見れるんですけども。もっと全般的に全てのお父さんたちへの映画ですね。

(赤江・山里)ふーん。

(町山智浩)要するに、バードマンのすごい低い声でバードマンが彼にささやくんですよ。『お前はバードマンだ。お前は無敵だった。お前はなにも怖いもの知らずだったじゃないか!』みたいなことを言うんですよ。でも、みんなそうだったでしょ?若い頃は。誰でも。『俺は天才だ!』って勘違いして思ったりした時もあるでしょ?

(山里亮太)ああー、たしかになー。

(町山智浩)ねえ。『俺は絶対にいけるはずだ!』と思った時、あるでしょう?みんな。誰でもあるんだけど、やっぱり50・60になってくると、『やっぱり平凡なんだ、俺はダメなんだ』って思ったりするわけですよ。でも、それでもがんばるんだっていう。『でも、やるんだよ!ってやった時に、もしかしたら飛べたかもしれない。俺は飛べるかもしれない』っていう話なんですね。これ。

(赤江珠緒)それが、バードマン。

(町山智浩)だからバードマンなんですよ。っていうね、すごく元気の出る映画なんですよね。これはね、これ結構家族全員で見に・・・行けねーか?やっぱり。『挿れてもいい?』っていうシーンがあるからダメだな(笑)。

(赤江・山里)(笑)

(町山智浩)『親子で行くと、父親が娘を連れて行くといい映画だ』と言おうとしたんですけど、そういうこともないか(笑)。ちょっとマズいシーンが何ヶ所かありますから(笑)。

(山里亮太)裸もありますしね。

(町山智浩)はい、裸もありますね。はい。ちょっと困ったなっていう感じで。まあ、でも本当にいい映画なんでね。それぞれの世代、若い世代、30代、40代、それぞれの俳優さんたちがちゃんと出てて。どの世代も見れる映画になってますね。

(赤江珠緒)日本ではね、来年公開予定だということですね。

(町山智浩)来年4月ぐらい公開だと思います。

(赤江珠緒)バードマン。はい。

(町山智浩)僕は実はね、スーパーヒーロー映画だと思って勘違いして見に行っちゃったんですけど。あっ、違う!思ったですけど、面白かったです!すごい元気になりましたね。また飛べる!っていう気持ちにさせてくれる映画ですね、はい。

(山里亮太)あら、町山さん。まだ飛ぼうとしてるんですか?

(町山智浩)いや、すいません。本当に(笑)。

(赤江珠緒)で、町山さん。来週のスペシャルウィークでもアカデミー賞候補になりそうな作品を紹介してくださるということですね。

(町山智浩)はい。来週はあのブラッド・ピットがですね、第二次世界大戦でナチスドイツのタイガー戦車と戦う『フューリー』っていう映画を紹介します。

(赤江珠緒)それも楽しみにしております。それでは町山さん。今日もどうもありがとうございました。

(山里亮太)ありがとうございました。

<書き起こしおわり>

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