町山智浩が語る 『花子とアン』が本当に終わるのか?問題

町山智浩が語る『花子とアン』蓮子のモデル 柳原白蓮の壮絶な人生 たまむすび

町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』で、NHK朝ドラ『花子とアン』が本当に終わることができるのか?問題について語っていました。

(赤江珠緒)さあ、今日の本題は?

(町山智浩)あ、今日の本題っていうかね、僕いますごく心配しているのはね、『花子とアン』がちゃんと終わるんだろうか?問題っていうのが。

(山里亮太)朝ドラの。

(赤江珠緒)そうですよね。たしかにね。リアルタイムで町山さんもご覧になっていて。もう蓮子さんの『白蓮れんれん』もめちゃくちゃ売れてますよ、町山さん。

(町山智浩)ねえ。普通に最初出た時、全く誰も注目してなかったのにね。すごいですね。特需ですね。

(赤江珠緒)本屋さんに平積みで。

(町山智浩)もう『特需』って言い方、しないですね。いまの人はね。

(赤江珠緒)あんまり聞かない、特需(笑)。

(町山智浩)朝鮮戦争の時に話ですから。いやいや、花子とアンってあと1ヶ月くらいで終わるんですよね?

(山里亮太)そっか。時期的にはそうですよね。

(赤江珠緒)そうですね。まだぜんぜんアンにいってないですね。

(町山智浩)まだ赤毛のアンにあってないじゃないかっていう問題がありますよね。

(山里亮太)そっか。急に終わるのかな?『5年後・・・』とか言って(笑)。

(町山智浩)ねえ(笑)。急に10年後とか、ボーン!と飛ぶのかな?と思ってね。どうするんだろう?と思って。

(赤江珠緒)あと醍醐さんと兄弟になるのか?とか言うのも気になってね。お兄さんとどうするんだろう?

(町山智浩)ああ、これからの展開があれなんですけども。まあ、言わない方がいいですね。

(山里亮太)そうですね。ネタバレはまだね。

(町山智浩)ネタバレはね。ただね、やっぱりNHKの朝ドラではすごい素材ですよね。主人公はだって略奪愛ですからね。

(赤江珠緒)あとブラックバーン校長がいつまでも日本語を覚えないでしょ?

(山里亮太)あの・・・赤江さん。そろそろ映画の紹介に行きたいんですけど・・・

(町山智浩)いや、いいんですよ。別に。ブラックバーン校長、日本語覚えないっていうのも問題ですけど、あれ、ともさかりえさんが通訳をしてたじゃないですか。あの通訳がブラックバーン校長のギャグをぜんぜん翻訳してなかったんで、村岡花子さんは『私がちゃんと通訳やらなきゃ!』って思ったらしいですよ。本当は。

(赤江珠緒)へー!

(山里亮太)あの・・・町山さん、そして赤江さん。映画の話・・・

(赤江珠緒)あ、そうなの!

(町山智浩)そう。だからブラックバーン先生ってすごくムスッとした先生に見えるんだけど、本当はユーモアがすごくあったんだけど、通訳をちゃんとやっていなかったらしいんですよ。

(赤江珠緒)じゃあ英語を勉強するうちに花子は『もっと面白いこと言ってるのに。この先生は』と思ったわけですか。

(町山智浩)『字幕の女王』みたいな感じだったらしいですね。

(赤江珠緒)(笑)

(山里亮太)映画の紹介して!

(町山智浩)いや、大変なんですよ。宇田川先生って出てくるじゃないですか。宇田川先生って女性の作家がね。あの人、たぶん宇野千代がモデルになってるって言われてるんですよ。

(赤江珠緒)ああー!宇野千代さん。

(町山智浩)宇野千代さんがまた、とんでもない人ですからね。

(赤江珠緒)そうですね。恋愛遍歴が。

(町山智浩)男性遍歴がね。

(赤江珠緒)そうそうそう。

(山里亮太)あの、おふたり!放送中です!

(町山智浩)いや、いいんですよ。こういう話をしたいんですよ。

(赤江珠緒)そうですよね。

(山里亮太)町山さん、紹介したい映画、あるでしょうに。

(町山智浩)あ、今日紹介するのもそういう話なんで。

(山里亮太)あ、すいません。つながっていた。

<書き起こしおわり>

このトークの続きは↓です。
[リンク]町山智浩が語る サラ・ポーリー監督作『物語る私たち』

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