やついいちろうさんがTBSラジオ『エレ片のコント太郎』で人気ゲーム『妖怪ウォッチ』について熱く語っていました。
(今立進)(取材に行ったE3では)基本的には戦争ものも多かったし。今回、記事として、日本でもよくしてくれているUBiソフトの人がいて。そこは、『アサシンクリード』とか、いまだと『ウォッチドッグス』とか、今度出るんですけど。それは全世界で発売して500万本ぐらい売れている・・・
(やついいちろう)ウォッチドッグス?『妖怪ウォッチ』のパクリじゃねーか、それ。妖怪ウォッチのパクリだろ、ウォッチドッグスって。妖怪ウォッチ、100万本売れてるからね!
(今立進)500万本って言ってるじゃん(笑)。
(やついいちろう)100万本売れてるから。こっちは。
(今立進)なんで急に妖怪ウォッチ出してくるの?
(やついいちろう)妖怪ウォッチ、やってっから。俺。いま、いちばんアツいんだよ、あれ。妖怪ウォッチ。
(今立進)(笑)
(片桐仁)子どもたちがやっているのは聞いてるけど、大人でやっている人、初めて見た。
(今立進)たしかに。あんまりいないよね。
(やついいちろう)やつE3では、もうどんどんやってるよ!
(片桐・今立)やつE3(笑)。
(やついいちろう)やつE3では、いちばんのソフト。
(片桐仁)やつE3ってなんだよ?3って(笑)。
(やついいちろう)やつE3、すごいよ。妖怪ウォッチがデーン!って。それしかないよ。妖怪ウォッチしか。
(今立進)つまんねーショウだな(笑)。
(片桐仁)だいぶ前に出たゲームやってるだけじゃねーかよ!あ、最近出たの?妖怪ウォッチ2だ。
(やついいちろう)違う違う。1。
(片桐仁)2、まだ出てないの?あ、そうか。
(やついいちろう)すげーやってんだ、俺。妖怪ウォッチ。
(片桐仁)ちょっと前だよね?出たの。
(今立進)結構前だよ。
(やついいちろう)やってるでしょ?
(今立進)やってない、俺。
(やついいちろう)えっ?
(片桐仁)買ってたよね?
(今立進)買ってない。
(やついいちろう)嘘?ジバニャンは?ジバニャン。
(今立進)は?
(やついいちろう)ジバニャンだよ!
(片桐仁)いちばん人気のね。
(やついいちろう)詳しいじゃん。トゲニャンは?ワルニャン。
(今立進)あそこのあれか。最初の表紙に出てくる・・・
(やついいちろう)ジバニャン、トゲニャン、ワルニャンね。
(片桐仁)ジバニャン、かわいいね。
(今立進)ああ、進化の過程みたいなのね。
(やついいちろう)ジバニャン、トゲニャン、ワルニャン。違うわ!合成だわ!
(片桐仁)もうポケモンだよ、ポケモン。
(やついいちろう)進化じゃねーわ、合成だわ!
(今立進)ポケモンってすっげー乱暴(笑)。誰しも思ってるけど(笑)。
(やついいちろう)ぜんぜんポケモンじゃないよ。
(片桐仁)嘘だ。ポケモンとドラクエモンスターズだろ?
(やついいちろう)あれは、妖怪ウォッチ。ぜんぜん違う。
(今立進)だから、どうすごいのよ?やつE3で出展中の。人の会社のゲームを出展してるんでしょ?
(やついいちろう)妖怪ウォッチ、なにがすごいって?モンスターが、成長していくってことかな。あ、モンスターじゃない。妖怪が成長していく。
(片桐・今立)(笑)
(やついいちろう)あと、ガチャガチャ。ガチャガチャで出てくる。妖怪が。そういう感じがいいよね。なんだろうな?ユルいところがいいんじゃないかな?ポケモンみたいに、深刻なところがない。ぜんぜん。
(片桐仁)世界を救うみたいなね。
(やついいちろう)そういう感じじゃない。妖怪ウォッチは『ぼくのなつやすみ』みたいな空気もあるし。
(今立進)牧歌的な。
(やついいちろう)そうそう。夏休みの暇な時に昆虫探しに行ったら妖怪見つけちゃったみたいなところから始まるから。で、1個ずつ妖怪の起こしている問題を解決していくみたいな。
(片桐仁)ボスみたいなのはいるわけでしょ?
(やついいちろう)いるけど。そこは鬼太郎っぽいじゃん。妖怪が悪さしてて、それを解決するってことがぜんぜんポケモンじゃないよ。
(片桐仁)でも、仲間になったりするんでしょ?それ倒したら。
(やついいちろう)妖怪が?仲間になるよ。あと、種類があるね。5種類。でも、火とかじゃないから。
(片桐仁)なに?
(やついいちろう)ええと、武士とかそういうの。壁とか、そういう。愛されキャラとかそういうの。
(片桐仁)愛されキャラ?属性、そういうやつなの?
(やついいちろう)そういうの。だから火とか水とかそういうのじゃないの。そのままパクッているパズドラみたいなのじゃないの。
(片桐・今立)(笑)
(やついいちろう)あれ、完全にパクッているでしょ?火、水、草みたいな。ああいうのじゃない。そういうの、まったくないから。すごい、妖怪ウォッチは。ぜんぜん違う。
(今立進)E3行っても思うけどね、日本のゲーム、任天堂ぐらいしかないから。
(やついいちろう)じゃあ、妖怪ウォッチないの?
(今立進)ソニーも出してるけど。それはもう大枠としてね、出てるけど。やっぱり妖怪ウォッチみたいな日本が作ったゲームもね、バンバン出してほしいね。
(片桐仁)ポケモンは世界的に有名でしょ?スマブラとか、あのへんも。
(やついいちろう)勝負になんないんだから。1億本とか売れてるでしょ?ポケモン。シリーズで。
(片桐仁)だってあれ、20年ぐらいやってるんでしょ?
(やついいちろう)そうだよ。妖怪ウォッチ、売れたっていったって100万本だから。
(片桐仁)始まったばっかりだからね。妖怪ウォッチは。
(今立進)だから世界に売るってことをやった方がいいよね。
(やついいちろう)ただ、いま妖怪ウォッチが日本だと、これはポケモンを抜くんじゃないか?って言われてますよ。俺の知り合い、2人の中では。
(片桐・今立)(笑)
(やついいちろう)いやいや、その知り合いが結構詳しい人だから。
(今立進)ゲームに詳しいんだ。そういう業界の人?
(片桐仁)今年は抜くかもしれないけど・・・
(やついいちろう)違う違う。もう子どもへの波及率が、君たちみたいな中年とはぜんぜん違うんですよ。レベルが。
(片桐仁)たしかに。男も女もだもんね。
(やついいちろう)もう、とんでもない人気なんですよ。
(今立進)そうだよね。なんかメダルみたいなの、もらえるんだよね。
(片桐仁)それがもう人気なんだよ。
(やついいちろう)だってテレ東がずーっとポケモン一点買いでやってきたのに、妖怪ウォッチやってるんですよ。もう。
(今立進)アニメね。
(やついいちろう)ひどくない?要は、もう乗り換えてる。乗り換えてるってことは、妖怪ウォッチが来てるんだよ。いちばん数字とれるから。
(片桐仁)じゃあポケモンの映画、なくなったりするかな?夏のね。
(やついいちろう)それはないけど、でも子どもの人気が。いま妖怪ウォッチが。
(片桐仁)だって仮面ライダーとかプリキュアを脅かしてるからね。妖怪ウォッチが。
(やついいちろう)もうヤバいよ。いま妖怪ウォッチですよ。YouTubeとか、見てみなさいよ。妖怪ウォッチで。子どもがバンバン、ゲーム(動画)上げてるから。俺はもう、YouTubeでどんだけでも見ましたけど。妖怪ウォッチを。
(今立進)どんだけ調べてるんだよ?ハマりすぎなんだよ。
(やついいちろう)子どもたちが自分のプレイを実況して、それを上げてるんですよ。妖怪ウォッチのゲーム実況って、ほぼ子どもなんすよ。8割、子ども。で、『いまから、うんと、鬼をたおしまーす』って言って。んで、『あっ、マジやべえ。殺される・・・あ、やべっ』ってやってるんですよ。それがもう、みんな子ども。すごいですよ。
(今立進)すごいね。たしかに。
(やついいちろう)もう、しゃべりが達者な子どもたちがどんどんどんどん生まれてきますし。司会なんて誰だってできるようになりますよ。
(片桐仁)そうだ!物怖じしないもんね。
(やついいちろう)そうですよ。もう片桐さんみたいな人、いませんから。子どもでも。ちゃんとしゃべれますよ。
(片桐仁)本当、そう。ちゃんとしゃべる。
(今立進)片桐さんも上げたらいいんじゃないの?妖怪ウォッチを。
(片桐仁)俺、高校でヘロヘロでしゃべったのに、子どもの小学校のOBの19才の子のしゃべり聞いて感動しちゃったもん。
(やつい・今立)(笑)
(片桐仁)もうおんなじよ。どういう小学校時代を過ごして、みたいな。しゃべってて。
(今立進)あ、何人も登壇したんだ。
(片桐仁)そう。男の子と女の子、しゃべって。上手いの。1人で。なんのメモも見ないで。
(やついいちろう)YouTuberでしょうね。
(片桐仁)生徒会長だった子だからね。
(今立進)しゃべり慣れてるんだろうね。
(片桐仁)とは言え、上手かったなー!
(今立進)時代は変わってますね。
(やついいちろう)なんか大人のゲーム実況とかは見る気しないんだよね。子どものやつがマジおもしれーから。理路整然と、『はい、これの倒し方です』って言われても『うるせーよ!』って思うじゃん。でも子どもが『これをたおします』って言うと、ちょっと見ちゃう。で、子どもは最初しゃべってるんだけど。『これをこうして・・・』って言ってるんだけど、集中してくると、一言もしゃべんないの。
(片桐・今立)(笑)
(今立進)そうだね。見られてるっていう・・・ゾーンに入っちゃう。
(やついいちろう)ただ黙々と同じ作業の画面をずっと見せられて。『はい、たおしましたー』って終わるんですよ。
(片桐仁)やったー!もないんだ。
(やついいちろう)やったー!とかもないです。『はい、たおしましたー』みたいな。何かを見て、それでこうやってやるんだって思ってやってるから、別にそこでやったー!とかはないんです。
(今立進)でも、合ってるんじゃない?仁も集中するとさ。
(片桐仁)しゃべんない。
(今立進)だってマンガ読んでいる時が本当、かっこいいんだもんね。
(やついいちろう)マンガ読んでるとかっこいい。
(片桐仁)顔がかっこいいって言われる。ここでだけだけどね。
(今立進)人の話、一切入んないもんね。
(片桐仁)聞こえなくなっちゃう。
(今立進)あれ、すごい集中力だよね。
(片桐仁)ワールドカップ見ながら、マンガ読んでたんだけど。その瞬間、みんなまったく気にならなかったもんね。
(今立進)ワーッ!って言っている声とかも、ぜんぜん?
(片桐仁)嫁さんに『なにやってるの?』って言われて。『サッカー見てたんじゃないの?』って。『悪いんだけど、マンガ、これ買ったばっかりだから』って。
(今立進)ゾーン入ってる。だからYouTuberになるといいよ。片桐仁がマンガ読んでいるの。
(片桐仁)無音(笑)。
(今立進)こんだけかっこいいんだ!っていうのを見せた方がいいんじゃない?
(やついいちろう)そんな話だったの?
(中略)
(やついいちろう)結局、スマホでやるのがいちばん楽だもん。
(今立進)でも、妖怪ウォッチでしょ?
(やついいちろう)いま、妖怪ウォッチ。もう飽きたけどね。クリアしたから。
(今立進)あ、クリアした。
(片桐仁)クリアしてもやりこめるんでしょ?
(やついいちろう)クリアしてもやりこめるけど、やりこむ必要、ないじゃん。だって新しいの出るじゃん。2が。7月に出るから、クリアしてるっていう事実さえあれば妖怪もらえるから。
(片桐仁)あ、そういうのなんだ。
(今立進)前、本当自慢気に攻略本、見せつけてきたもんね。めちゃくちゃ分厚い(笑)。
(片桐仁)そうだ。妖怪ウォッチの攻略本、持ってた。
(今立進)『これ、買っちゃったー』って(笑)。
(やついいちろう)でも俺、飽きてるから。
(片桐仁)すげー子どものやつな。
(やついいちろう)子ども用の、あれしかないから。飽きてるから。こっちは。飽きてるから。大人だから。
(片桐仁)飽きてるって言っちゃった(笑)。大人だから。
(やついいちろう)飽きてる。もうやつE3から下ろす。
(今立進)もうないじゃん。出展するゲーム(笑)。やつE3、なにもゲーム置いてないじゃん。行っても。
(やついいちろう)やつE3はいま、出てないねー。いまゲーム、不毛の年になってきてる。でも妖怪ウォッチがいま、まだ出てるけどね。
(今立進)やってはいるんだね。
(やついいちろう)やってないねー。もうほぼ。飽きちゃった。クリアしたもん。クリアしてからさ、ものすごい集めさせたいってやつ、意味がないよね。
(今立進)まあ、難しいからね。友達とかいればね、対戦とか。
(やついいちろう)いやいや、子どもじゃないから。俺は。そういうのも知ってんのよ。結局、どうしようもない空気が流れるって。やりきった後に、なにがあるの?なにもないって知ってっから。その後にくるの、虚無だから。
(今立進)虚無って(笑)。まあね、ゲームはね。
(やついいちろう)『ネバーエンディングストーリー』見てたし。見てたから。最後の敵は虚無だから。
(片桐仁)そうなんだっけ?3?
(やついいちろう)いやいや、1。1から虚無と戦うから。だから結局、虚無なのよ。モンスターも集めたところで。
(今立進)ゲームはそういうの、多いよ。
(やついいちろう)でも、一応ストーリー終わらせてれば、ある程度の楽しみは終わったわけじゃん。そっからのずっと永遠の戦い?
(片桐仁)クリア後にしかいけないダンジョンとか。
(やついいちろう)あるのよ。でもそういうのって、虚無だから。結局は。やらないのよ。モンスター、もらえるし。2、出るし。
(片桐仁)モンスター、ほしいんだ(笑)。
(やついいちろう)いやいや、やりきったところで2出たら、もう1やらないじゃん。じゃあ、もうやんなくていいなって。そういうところがすっごい俺、賢いのよ。
(今立進)賢い(笑)。大丈夫?いま、虚無こなかった?『賢いんだよ』って言った後、虚無こなかった?
(やついいちろう)賢いのよ。わかってるの。子どもはわかってないから。先が見通せないから。
(片桐仁)虚無の経験がないから。
(今立進)あと、楽しめてるからね。
(やついいちろう)バカだから。
(片桐仁)1個のソフト買ってもらったら、それでがんばるの。
(やついいちろう)バカなのよ。2、出るから。それを渡しておけば、黙るのよ。
(今立進)それはあるよね。
<書き起こしおわり>