甲本ヒロト ラジオ『エレ片のコント太郎』の魅力を語る

甲本ヒロト ラジオ『エレ片のコント太郎』の魅力を語る エレ片のコント太郎

甲本ヒロトさんがTBSラジオ『エレ片のコント太郎』にゲスト出演。毎週録音してまで聞いているエレ片の魅力について話していました。

(やついいちろう)いつ頃から聞かれてるんですか?

(甲本ヒロト)もともとは『土曜日もやってる!』という感じで、聞ける時に聞いてたんですけど。ここ最近、1年近くは録音してでも毎週聞いてます。

(やつい・今立・片桐)ええーっ!?

(今立進)嘘でしょ?ヤバい、恥ずかしくなってきた(笑)。

(片桐仁)録音は恥ずかしい!

(今立進)録音して?いやいやいや、1年?

(甲本ヒロト)『いまの面白かった。もう1回、聞いてみよう』みたいな。

(やついいちろう)うわー、うれしいわ。これ。

(今立進)これはもう、すごいことだ(笑)。

(やついいちろう)じゃあもう、結構印象に残っている回みたいなのもあるんですか?

(今立進)1年の中で、結構繰り返し聞いたな、みたいな。思い出の。

ポッドキャストが結構好き

(甲本ヒロト)あのね、ポッドキャストが結構好きで。あれ、だってポッドキャスト、別にちゃんと録られてるじゃないですか。ポッドキャスト用に。あれ、結構ヤバい、面白いのが結構あってね。なんだったっけな?いっぱいあるからな、急に言われても思い出せないけど、大抵の場合、仁くんがいじめられている回なんだよね。

(やつい・今立・片桐)(笑)

(今立進)そこが好き?やっぱり、いじめじゃないんすけどね。勝手に片桐さんが怒ったり泣いたりするんですよ。

(片桐仁)感情に触れる時のドSっぷりがすごいんですよ。つっこめ・・・ツッコミじゃないですから。

(今立進)『つっこめ』(笑)。

(片桐仁)つっこめ・・・つっこめですよ。そういうところ。つっこめ!って。あいつの傷口につっこめ!って入ってくるんですから。

(今立進)ただ噛んだだけなのに、すっごいつっこんでくるじゃん?

(片桐仁)つっこめ!だから。そん時な。

(甲本ヒロト)あと、あれも面白かったな。なんかポエムみたいなハガキが来たやつ。

(やついいちろう)はいはいはい。

(今立進)ええと、ひらいで。

(やついいちろう)ひらいでさん。突然ポエム来たやつね。

(今立進)部屋で電気もつかなくて・・・みたいなね。

(やついいちろう)ひらいで、いま震えてるんじゃないですか?

(今立進)甲本さんが、詩について評価してくれた!?って。

(やついいちろう)何度か聞いてくれたぞ!?みたいな。毎回、詩を送ってくるんですよね。どのコーナーにもポエム的な感じで送ってくる。

(今立進)で、あれを真似たひらいで一派みたいなのができそうになったんだけど。やっぱりひらいでには勝てなかったんですよね。うん。

(やついいちろう)やっぱりナチュラルなものじゃないとね。

(今立進)そうなんですよね。たしかに。生身で勝負してますからね。結構エレ片のリスナーは。

(やついいちろう)本当、聞いてくれてますよ。

(今立進)ありがたいですね。

(甲本ヒロト)いやいや、大丈夫です。

(やついいちろう)こう、なんかこう、あれですか?1年前に『これ、ずっと聞こう』って思ったきっかけみたいなのってあったんですか?

(甲本ヒロト)なんだろうね?なんか、いま、珍しいんですよ。こんな風に普通にしゃべる番組。

(やついいちろう)ああー、そうですか。

(甲本ヒロト)なんか、割とちゃんとこう、筋書きがあったり・・・

(今立進)(笑)。たしかにそうですよね。普通の大人はそうなりますよね。

(片桐仁)『さっきの話、どうしたんだ?』ってなりますよね。

(やついいちろう)こんなダラダラしゃべっている番組、ないですもんね(笑)。

(今立進)(笑)。ぜんぜん違うところに、横道にそれちゃったりとか。

(甲本ヒロト)そうなんですよ。テーマとかあったりするじゃないですか。普通は。

(今立進)そうかそうか。まあ、1人でやられている方なんか特にね、自分のテーマというか、話すというお題を持ってきて話しますもんね。

(甲本ヒロト)ひとつの話術として組みたてられたものを芸として見せるっていうことが結構・・・だから僕、伊集院さんなんかはもう、芸だと思うんですよ。すごいな、素晴らしいものを毎週いただいているなって思うんですけど。その対極にあるのがこの・・・

(やつい・今立・片桐)(爆笑)

(今立進)痛い痛い!痛いけど・・・光栄!光栄ではある。対極に・・・

(やついいちろう)月と土にあるわけですね。

(今立進)そっか。だから徐々に・・・ってことなのかな?対極。

(甲本ヒロト)曲順がいいですよね。

(やつい・今立・片桐)(爆笑)

(片桐仁)いろいろな、エピローグとして。しっかりしたものから始まって。

(甲本ヒロト)そうです。そうです(笑)。

(やついいちろう)こう、いただくものもあったり、割とぞんざいに扱ってもいいですもんね。

エレ片=NG集

(甲本ヒロト)うん。エンドロールの、よくあるじゃない?NG集みたいなの(笑)。

(やつい・今立・片桐)(爆笑)

(今立進)あの、基本帰ってもいいところですよね?(笑)。もう終わったから。

(片桐仁)でも、なんか見ちゃうんですよね。

(甲本ヒロト)そこがいちばんよかったりするんだよね。

(やついいちろう)そこもね、好きな人は好きだから。

(今立進)下手したらね、続きのところ、やるかもしれないからね。終わってからのね。

(やついいちろう)だいたい失敗してニヤニヤするだけだけどね(笑)。一言で本当に表してもらいましたね。

(今立進)言い得て妙。いまリスナーもね、『ああ、そうだ!』って膝を打ってますよ。本当に。

(やついいちろう)『あ、そこが魅力だったんだ!』ってたぶんみんな思ったと思うんですよ。

(片桐仁)ぜんぜんそれを言葉にしてもらえなかったですからね。いままでね。

(やついいちろう)そうか!NG集だったんだ、俺たちは。

(片桐仁)JUNK NG集。

(今立進)たしかに(笑)。たしかにずっとNG集(笑)。

(やついいちろう)これが俺たちの魅力だったんだよ!

(今立進)でも2時間NG集って、なかなかな・・・(笑)。

(片桐仁)だから評価されないんだよね。うん。

(やついいちろう)これでよかったんだよ。ヒロトさんにOKもらったもん。

(甲本ヒロト)OK!よかった。今日は僕がね、乱さないように。僕はそっと見てますので。いつもの通り・・・いつも通り、NGをブチかましてください!

(やつい・今立・片桐)(爆笑)

(今立進)NGじゃないです(笑)。でもたしかに、リスナーの大槻(ケンヂ)さんもね、結構聞いてくれてましたけど。そういう感じでしたもんね。ゲストに来られた時も。

(片桐仁)しゃべりたくないってね。意外とね。

(やついいちろう)『突然泣いたりとか、あり得ないよ』とか。そういうのを、『事故がずっと起きてるよ』みたいな。そこに魅力を感じてらっしゃる方、多かったですよね。好きな方は。

(片桐仁)ジャンケンで負けたら、何かしなくちゃいけないとかね。

(やついいちろう)嫌いな方はそこが大っ嫌いなんでしょうけど。

(今立進)そうなんだね。ちゃんと、もうちょっとしっかりやれよって。

(やついいちろう)いやー、素晴らしいよね。

エレ片のコーナーの魅力

(今立進)トーク部分はそれでね、ありますけども。コーナーの方なんかは、どうですか?他のラジオと比べてでもあれですし。エレ片のコーナーは、みたいな。

(甲本ヒロト)コーナーはね、やついさんの読み方が好き。

(やついいちろう)ほっ、本当ですか?

(今立進)たしかにね。

(片桐仁)ほとんどやついだからね。

(やついいちろう)うれしい。ただただ、うれしい。

(今立進)(笑)。そうだよね。なにも浮かばないけど、ただただ(笑)。

(やついいちろう)面白いことは言えないけど、ただただうれしい(笑)。

(今立進)そうなるよ。そうなっちゃうよ。絶対。ヒロトさんに言われたら。

(やついいちろう)ズドーン!って来ちゃったもん。

(甲本ヒロト)なんか不真面目な感じでね(笑)。

(今立進)(笑)。やっぱりその、ちょっと小馬鹿にしてる感じもあるってことですか?

(甲本ヒロト)なんかちょっとリスナーを下に・・・(笑)。

(今立・片桐)(笑)

(今立進)あれ?ちょっと違っちゃった?ちょっと違ったけどな。

(やついいちろう)たしかにそうですね。感謝の心が足りない。

(今立進)(笑)。そうだよ。マジック!マジック!森脇(健児)さんがいま、ね。

(やついいちろう)マジックだな。感謝感謝感謝だな。

(今立進)いま言ってる、『マジック』。

(やついいちろう)感謝感謝感謝!森脇イズムがやっぱり、自分の心にしないとダメだ。

(今立進)そうですね。

(片桐仁)森脇イズム、どうだろうな?やついとの相性・・・

(やついいちろう)感謝!感謝感謝感謝!

(片桐仁)言えば言うほどだよ!

(今立進)それはまさに、マジック!

(片桐仁)バカにしてるでしょ?絶対ね(笑)。

(今立進)バカにしてない(笑)。

(やついいちろう)森脇さん、いま『感謝』っていうのにちょっと、いま『感謝』の底についたみたいで。いま、『感謝』より上の『マジック』っていうのに切り替えてるらしいんですよ。

(甲本ヒロト)あ、『感謝』の上が『マジック』なんですか?

(やついいちろう)マジックらしいですよ。だからみんなにいま、マジックって言ってますね。

(片桐仁)意味がぜんぜん違いますよね。

(今立進)『本当にもう、応援してくれる人にマジックやで!』って。

(やついいちろう)『ヒロトさん、本当にいいコンサート、ありがとうございます。マジックやで!』って(笑)。

(片桐仁)それはわかる。それはわかる。

(やついいちろう)それ、『感謝』っていう意味なんですよ。『親にマジックやで!』っていうね。

(今立進)そうそうそう。

(片桐仁)『親にマジック』って何だよ?

(甲本ヒロト)それ、談志さんが『イリュージョン』って言うような?そういうことなんだね。

(今立進)その境地の。

(やついいちろう)だから僕らもマジックですよ。

(今立進)マジック。本当に。『生きててよかった(10個の事柄)』とかどうですか?

(やついいちろう)ご存知ですか?

(甲本ヒロト)もちろんですよ。あれ、もう大好きですよ。

(やついいちろう)あれ、人生が結構ね。

(片桐仁)意外な着地点、しますもんね。

(甲本ヒロト)あれ、だってステッカーもらえるんでしょ?

(今立進)(笑)。みんな、まあいいネタはね、あればステッカーもらえますけども。

(やついいちろう)今回、ヒロトさんもね。

(今立進)あっ、そうなんですよ。

(甲本ヒロト)ステッカー、狙ってます。

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(今立進)(笑)。いや、あげますよ!

(やついいちろう)わかんないですよ。いや、実際。ヒロトさん!ネタ、弱いんじゃないですか?

(今立進)弱いとか、ないから!(笑)。

(甲本ヒロト)いや、若干・・・

(片桐仁)ネタじゃなくていいですから(笑)。

(今立進)そうか。ヒロトさんはもう聞いてくださっているっていま、わかったんですけど。

<書き起こしおわり>

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