宇多丸 役者マキタスポーツの魅力と映画『WOOD JOB!』を語る

宇多丸のウィークエンド・シャッフル

マキタスポーツさんがTBSラジオ『タマフル』に出演。宇多丸さんが最近のマキタスポーツさんの活躍ぶりを紹介し、役者としての魅力や、最新出演作『WOOD JOB!』について話していました。

(宇多丸)ということで芸人としての活躍はもちろんのこと、昨年は歌手としてメジャーデビュー。現在は『ショービジネス』ツアーで全国ツアー中。なおかつ、俳優として、本当引っ張りだこでございますが。本日公開ですね。映画『WOOD JOB!』、出演されていたりと、ジャンルを問わず活躍中。本当にお忙しいわけですよね。

(マキタスポーツ)いや、だから・・・僕はだから基本的に音楽とお笑いをやってきた人間ですから。それだけで行きたかったですけど、たまたま僕、役者でブルーリボン賞を43才とかでもらっちゃったりしたんで。

(宇多丸)これはやっぱり『苦役列車』ね。よかったですからね。

(マキタスポーツ)そうなんですよ。僕、いちばんがんばっているジャンルでずっと苦役列車に乗っていたんですけど。

(宇多丸)(笑)

(マキタスポーツ)苦役列車の映画に出たら、苦役列車から下りられたみたいな感じになってるんですね。

(宇多丸)それはたぶん、苦役列車に乗っていたから、説得力があったんじゃないですか?

(マキタスポーツ)説得力があったみたいです。僕は。

(宇多丸)僕は俳優としてのマキタさんをいつもね、スクリーン上でお見かけするたびに、WOOD JOB!もそうですけど、いつも言うのは、前からそこにずっといた感があるんですよね。

(マキタスポーツ)(笑)

(宇多丸)それはやっぱりその、列車に乗っていたからですよ。それは。

(マキタスポーツ)そうそう。苦役列車の時はまれに見るね、ここにいたか!この労働者顔!で、今度はWOOD JOB!はもう、こんな人いたのか!林業顔!

(宇多丸)林業顔。ずーっといる感じですからね。

(マキタスポーツ)ずーっといる感じで。言われるんですよね。

(宇多丸)だからそれは、たぶんずーっといる感じの役でこれからずーっと引っ張りだこになり続けるというね。マキタさんでございます。そしてもちろん、TBSラジオでも毎週金曜深夜4時から、サンキュータツオさん、プチ鹿島さんと東京ポッド許可局!きょきゃこく!

(マキタスポーツ)言えなくていいんです。

(宇多丸)より言えなくなっているという・・・で、ちなみにさっき言いましたけど、WOOD JOB!、公開日です。今日がね。舞台挨拶など、あったんですよね?

(マキタスポーツ)やってきましたよ。舞台挨拶がまたね、これがね、タマフルのリスナーだから言いますけどね、芸能人だらけだから。周りが。あえて敬称略しますけど、長澤まさみと伊藤英明ですよ。まあ、キラキラしちゃって。

(宇多丸)いいんですか?その距離感で。僕はまだギリで呼び捨て、ありだと思いますけど。

(マキタスポーツ)いや、まあいいんです。敬称略でいきますよ。僕は。で、そのきらびやかな芸能の世界みたいな感じを、ちょっと僕がですね、そこに間違って連れて来られちゃった感。だって僕、まれに見る林業顔ですからね。

(宇多丸)いやいや、林業の映画だからそれはいいんですけどね。もう取材陣なんかもいっぱい来てて。

(マキタスポーツ)そうそう、最初はよそよそしい感じだったんですけど、ここはちょっとね、なんか言ってやらなくちゃいけないと思ってね。ちょっと下ネタをかなりブチこんだんですよ。そしたら、客が引くわ引くわ。

(宇多丸)(笑)。いまどきの人は、下ネタ駄目ですよね。俺もなんかね、前以上に下ネタやると、なんか自爆しますね。なんすかね?耐性、なくなってますね。

(マキタスポーツ)(笑)。いや、ところがその後ね、ネットの情報で僕が伊藤英明くんの股間を見て、『すごい杉の木だった。すごい千年杉がたっていた』みたいなことを言ったんですけど、その情報がバーッ!と拡散されてですね。この映画、当たるな!と思いましたけどね。

(宇多丸)まあでもしかも、映画の内容とこれね、あんまりネタバレにならないように言いますけど、当たらずとも遠からじというか・・・部分があるじゃないですか。

(マキタスポーツ)そうなんですよ!

(宇多丸)これ、下ネタ嫌がっていたら、あの映画見れないじゃないですか。

(マキタスポーツ)そうなんですよ!もうね、最高峰の爽やかな下ネタ映画です。あれは。

(宇多丸)そうですね。あの、ここまでスパーン!とね。ちょっとまあ、ネタバレになるとアレだけど。みなさんね、是非ね、見て。僕、見て、あきれ声を出しました。マジ!?っていう(笑)。

(マキタスポーツ)(笑)

<書き起こしおわり>

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